光と炎で照らされた弥生時代の集落と瞬くキャンドルが作り出す幻想的な空間。
12月の土日6日間、国の特別史跡「吉野ヶ里遺跡」の環壕集落が復元された園内を、様々な光や炎で照らし出すライトアップイベント『吉野ヶ里光の響』。
メイン会場「南内郭」には数千のキャンドルの紙灯籠が一面に並べられ、幻想的な光景を作り出しています。
物見櫓に上り見下ろすと、灯籠の光で描かれた地上絵のように浮かび上がります。
バーナーの炎が光を放つ熱気球の夜間係留なども開催しています。
吉野ヶ里 光の響(2023)いつ?時間や場所など基本情報
2023年で12回目となる「吉野ヶ里光の響」は、下記の通り開催されます。
【開催日程】
2023年12月2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)
【開催時間】
17:00~21:00
※最終入園20:30
【入園料】
■17時以降
大人280円
シルバー(65歳以上)200円
中学生以下は無料
■17時まで
大人460円
シルバー(65歳以上)200円
中学生以下無料
【開催場所】
吉野ヶ里歴史公園 東口~南内郭・南のムラ
吉野ヶ里歴史公園は、弥生時代の雰囲気を感じることができる公園で、基本テーマは「弥生人の声が聞こえる」です。
園内には当時の建造物である物見櫓や竪穴住居などが再現され、発掘された遺物も展示されています。
「吉野ヶ里光の響」では、吉野ヶ里遺跡の建物が様々な色の照明で照らされ、キャンドルの紙灯籠が幻想的な光景を演出します。
吉野ヶ里の夜を彩る光、炎、そして音楽のフェスティバルで、今と昔が交じり合う幻想的な風景を楽しんでみませんか。
吉野ヶ里 光の響(2023)イベントについて
「勾玉づくり」は吉野ヶ里光の響の特別な日に、夜に限定で開催されます。
これは昔からお守りとして使われており、所有するだけでいくつかの効果があると言われています。
白、緑、ピンク、黒などのモザイクからお好みの色を選ぶことができ、自分だけの勾玉を作ってみるのはいかがでしょうか。
また、期間中はミニシアターで「卑弥呼が見た星空」が上映されます。
邪馬台国の女王である卑弥呼が見上げていたであろう星空が、東海大学と佐賀県文化財保護室の共同企画で、考古天文学を専攻する学生たちによって再現されます。
レストランでは夜間開園特別メニューとして、「佐賀の恵みのハンバーグSpecial Set」が提供されます。
セットには、佐賀の特産品である「ありたどり」のハンバーグ、チーズと有田鶏のスモークチキンサラダ、コーンスープ、赤米ライス、いちごパフェ、そしてソフトドリンクが含まれています。
「ありたどり」は地元の厳選された農場との契約により、安心の品質を提供しています。
飼料にもこだわり、臭みのない鶏肉でどんな料理でも美味しく楽しめます。
さらに、古代米とも呼ばれる赤米は、その見た目のインパクトに魅了されそうですね。
地元の食材と古代の雰囲気を味わえる特別メニューは数量限定なので、気になる方はぜひ試してみてください。
それ以外にも、ケータリングカーによるグルメコーナーもあるため、食事を楽しみながら幻想的な光の世界を存分に堪能できるでしょう。
吉野ヶ里 光の響(2023)熱気球があります
吉野ヶ里光の響2023では、数え切れないほどのイルミネーション、オブジェ、そしてかがり火が用いられ、見どころが豊富です。
最初におすすめなのは「ナイトグロー」、熱気球の夜間係留です。
バーナーから放たれる炎が暖かな光を発し、光り輝く熱気球が夜の公園を照らし出します。
また、公園のキャラクター「ひみか」と「やよい」が暖かくお迎えしてくれます。
大きな熱気球の灯りに感動することでしょう。
次に注目すべきは「光の地上絵」、キャンドル灯籠によるものです。
物見櫓の上から見ると、吉野ヶ里遺跡に関連するデザインが光り輝く「光の地上絵」となります。
一つひとつのキャンドル灯篭が暖かい灯りを灯し、その風景だけでも美しいですが、高台から見下ろすと、アートとして魅了することでしょう。
どのような地上絵が浮かび上がるのか、楽しみにしてください。
吉野ヶ里 光の響(2023)へのアクセス
【開催場所】
吉野ヶ里歴史公園 東口~南内郭・南のムラ
〒842-0035
佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
【電車】
JR長崎本線 吉野ヶ里公園駅から徒歩約14分
または神埼駅より徒歩約12分です。
【車】
長崎自動車道東脊振ICより県道385号を経由し約5分
吉野ヶ里 光の響(2023)駐車場
イルミネーション観覧なら、駐車場は園内の東口駐車場が便利。
17:00以降は駐車料金が無料
吉野ヶ里 光の響(2023)のまとめ
歴史的な場所でイルミネーションを楽しめる素敵なイルミネーションです。
古代を感じながらイベントを楽しみましょう。