「石曳き道灌まつり花火大会」は毎年秋に東伊豆町で行われる、地域の歴史と文化を祝う市民のための参加型フェスティバルです。
このお祭りでは、江戸時代に用いられた巨石を人の手で運ぶ「御石曳」という伝統的な運搬手法を実演します。
さらに、「熱川道灌太鼓」という伝統芸能の演奏があり、フィナーレには華やかな花火が夜空を彩ります。
メインイベントの御石曳には、石の曳き手として直接参加することも可能です。
参加は当日会場に訪れた先着250名に限られており、その場で申し込みを受け付けます。
参加者は「御石曳」を通じて、先祖代々の知恵と伝統に触れることができる、まさに一生の記念になる体験を得ることができます。
石曳き道灌まつり花火大会2024時間や場所にプログラムなど詳細情報
石曳き道灌まつり花火大会2024開催概要は以下となります。
【開催日】
2024年9月29日(日)
【時間】
18:30~21:00
※花火の打ち上げは20:40から
※雨天の場合は、まつりは中止(石曳きは中止)で、花火のみが開催される予定です。
【場所】
静岡県賀茂郡東伊豆町 熱川海岸どおり
【スケジュール】
18:30から 夜店開店、「御石曳」曳き手の受付
18:50から 熱川道灌太鼓の演奏、ゆるキャラ登場 他
19:50 石曳き参加受付終了
19:55 「御石曳」スタート
20:25 「御石曳」ゴール
20:30から 打上花火
21:00 終了
公式サイトはコチラ>>
石曳き道灌まつり花火大会2024アクセス&送迎バス
【場所】
静岡県賀茂郡東伊豆町 熱川海岸どおり
【電車】
伊豆急行線 伊豆熱川駅から徒歩5分
伊豆稲取駅から臨時バスが運行される予定
【車】
東京方面から:小田原厚木道路、石橋インターチェンジから約1時間30分
静岡方面から:伊豆縦貫道・伊豆中央道、修善寺インターチェンジから国道414号線、河津方面へ約25分
【送迎バス】
石曳き道灌まつりでは、町内宿泊者および町民予約者限定の予約制イベント送迎バスが運行される可能性あり。
石曳き道灌まつり花火大会2024駐車場
以下に臨時駐車場が解放されます。
【熱川バナナワニ園】
石曳き道灌まつり花火大会2024交通規制
18:30から21:15分までは車両通行止めがあります。
交通規制の詳細はコチラ>>
石曳き道灌まつり花火大会の歴史や見どころ
2024年9月29日(日)、静岡県東伊豆町で「石曳き道灌まつり・花火大会」が開催されます。このまつりは、伊豆の豊かな歴史と文化を活かした、参加型のユニークなイベントです。
この地で産出される「伊豆石」という火山灰由来の石は、その柔らかさや加工しやすさ、耐火性と風化に強い性質から、江戸時代には江戸城の築城材料として重宝されました。
まつりでは、江戸城の石垣作りに使用された伊豆石を海を渡って運んだ「百人持ち」の史実を再現します。
「御石曳」と呼ばれるイベントでは、12トンもの重量の巨石を多くの人々が協力して動かし、当時の様子を再現します。
参加には事前申し込みは不要で、当日受付けで250名の先着順に参加が可能です。
参加者にはオリジナルの法被とタオルが記念品として配布されます。
また、まつりでは東伊豆町のマスコットキャラクターが登場したり、地元の道灌太鼓の演奏やバンド「ぎんでぇず」のパフォーマンスが行われ、盛り上がりを見せます。
イベントの締めくくりとして、華やかな花火大会が開催されます。
この色とりどりの花火は、秋の訪れを祝う素晴らしい思い出となるでしょう。
石曳き道灌まつり花火大会2024まとめ
江戸時代、江戸城の建設に使用するために、東伊豆町の各所から採取された「伊豆石」が、海を越えて江戸へと運ばれました。
この伊豆石を切り出し、人々の手で港へと運ぶ伝統行事が「御石曳」です。
この歴史的な作業を再現する行事が、石曳き道灌祭りとして知られています。
この祭りでは、先人の労苦が込められた12トンの巨石を、一致協力して動かすことで、共同体の結束を示します。