北海道の函館の冬の名物は、五稜郭の周囲に配置された約2,000個のライトで作り出される美しい星型の光景です。
五稜郭タワーの展望フロアでは、都会の夜景を一緒に楽しむことができます。
また、タワーの1階アトリウムもイルミネーションで飾られ、魔法のような雰囲気が広がります。
五稜星の夢イルミネーション日程など基本情報
近隣にある五稜郭タワーの展望階からは、光り輝く星形の全景を一望できますよ。それでは、基本情報を紹介します。
【開催期間】
2023年12月1日～2024年2月28日
【時間】
日没～19時
【五稜郭タワー入場料金】
大人900円
中・高校生680円
小学生450円
五稜星の夢イルミネーションの読み方
意外に読み方に戸惑う方も多いので念のため。イベントでの読み方となります。
五稜星（ごりょうせい）の夢イルミネーション
ほしのゆめイルミネーション
と読みます。 星型の城跡のお堀が光で飾られる冬のイルミネーションイベント。
五稜郭タワー展望台に上れば、地上に輝くロマンチックな星を見下ろせますよ。
五稜星の夢イルミネーションの見どころ
函館の象徴的な場所、五稜郭の堀を電球で彩り、星の輝きを楽しむ冬の名物イベントです。
この恒例のイベントは2022年に33回目を迎え、特別史跡である五稜郭跡を親しんでほしいとの思いで行われます。
「地上に輝く大きな星」をイメージし、五稜郭の内堀周辺1.8kmに約2000個のイルミネーションが施されます。
五稜郭タワーの1階アトリウムもイルミネーションで飾られ、五稜星の夢にぴったりな幻想的な雰囲気が楽しめます。
五稜郭タワー展望台からの眺めは素晴らしく、イルミネーションの雰囲気は時間帯、天候、積雪状況によって異なります。
日没直後には青い光景が楽しめます。
五稜郭公園を歩いてイルミネーションを楽しむことも可能で、公園周辺には写真撮影スポットも点在しています。
公園外周は徒歩で30分から40分ほどで一周でき、様々なアングルからイルミネーションを楽しむことができます。
また、五稜郭タワーの1階アトリウムも今年もイルミネーションで彩られ、五稜星の夢にぴったりの幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
五稜郭の見どころ
函館の著名な観光地、五稜郭は、五稜郭公園とも称され、桜の季節には花見の名所として広く知られています。
北海道の函館市五稜郭町に位置し、新選組の土方歳三がこの地で戦死した歴史的な出来事でも有名です。
ライトアップやタワーからの夜景も人気があり、最寄りの駅は市電「五稜郭公園前」から徒歩で約18分、またはバスでアクセス可能です。
五稜郭は、日本初のフランス築城方式の星型要塞で、国の特別史跡に指定されています。
また、幕軍と官軍の最後の戦闘である箱館戦争の舞台としても知られています。
五稜郭という名前が示すように、星形の要塞には5つの稜堡（りょうほ）があり、星型の五角形を形成しています。
これらの稜堡には土塁が築かれ、石垣が積み上げられ、周囲には水堀が巡らされています。
南西側には菱形状の半月堡（はんげつほ）または馬出塁があり、これも水堀に囲まれています。
四季折々の五稜郭の美しさを楽しむために五稜郭タワーからは素晴らしい眺めが広がります。
冬季には、五稜星（ほし）の夢として知られるライトアップが行われ、12月1日から2月末までの時間帯で点灯されます。
また、「五稜星の夢」と呼ばれるイルミネーションが五稜郭の堀を1.8kmにわたって飾り、雪に覆われた五稜郭が美しい光の星として夜景に浮かび上がります。
4月には桜が満開で美しい風景を提供し、5月下旬には五稜郭公園に美しい藤棚が見頃となり、藤のトンネルを楽しむことができます。
夏にはあじさいなど、五稜郭は四季折々の花々を楽しむ場所として訪れる価値があります。
五稜星の夢イルミネーションへのアクセス
【場所】
函館市五稜郭町44
【市電】
停留所「五稜郭公園前」下車，徒歩約18分
【バス】
停留所「五稜郭（電停前）」下車，徒歩約18分 もしくは
停留所「五稜郭公園入口」下車，徒歩約10分
函館駅前発着「五稜郭タワーシャトルバス」を使い
五稜郭タワー前にて下車，徒歩約３分
函館バス 函館空港発着 空港循環バス「とびっこ」を使い
停留所「五稜郭公園入口」下車，徒歩約10分
【タクシー】
ＪＲ函館駅から約１５分，函館空港からも約１５分
