赤穂義士祭は、毎年約8万人が訪れる赤穂市の主要な祭典で、地域を象徴する人気の高いイベントです。
このお祭りは、赤穂義士たちの忠義を讃えるため、彼らの討ち入りが行われた12月14日に赤穂市で最も大きな行事として盛大に開催されます。
2023年はこの祭りの120回目の記念として特別な祝賀が行われます。
当日は、元禄時代を彷彿とさせる様々なパレードが展開される他、忠臣蔵に関連する市町や近隣の市町からの特産品が集まる物産展や、市内の様々な場所で多彩なイベントが実施されます。
赤穂義士祭2023いつから？場所や時間など基本情報
それでは、場所や時間などの開催概要をお知らせします。
【開催日】
2023年12月14日（木曜日）
【時間】
パレード：10時～15時頃
露店販売：10時～16時
忠臣蔵交流物産市：10時～16時頃
【場所】
兵庫県赤穂市の赤穂城跡、お城通り、いきつぎ広場周辺など
赤穂義士祭2023パレードスケジュールやプログラム
赤穂義士祭のハイライトは、パレードです。
今年も2023年、迫力満点の赤穂義士祭パレードが開催されます。
【パレードスケジュール】
・10:35～ 協賛パレード『(株)ウイング神姫、品川リフラクトリーズ(株)』
・11:00～ 甲胃隊パレード『上郡町赤松地区むらづくり推進委員会』
・11:10～ 子ども義士行列『新町自治会』
・11:30～ 音楽隊パレード『兵庫県警察音楽隊』
・11:40～ 大名行列『赤穂市大名行列保存会』
・12:30～ 南京玉すだれ『日本南京玉すだれ協会』
・12:40～ 東映剣会「殺陣」『東映剣会』
・12:55～ 義士娘人力道中『第37代赤穂義士娘』
・13:20～ 義士伝行列『赤穂市議会、赤穂商工会議所、関西福祉大学、赤穂高等学校、赤穂観光協会』
・14:05～ 忠臣蔵名場面の山車『労働者福祉京協議会、赤穂高等学校ほか』
・14:20～ 義士行列『中村雅俊氏、高雄地区まちづくり連絡協議会、公募、各種団体』
【パレードコース】
コースの詳細は、以下で確認が出来ます。
赤穂義士祭の公式サイトへ＞＞
赤穂義士祭2023歴代ゲストについて
毎年の忠臣蔵パレードのメインイベントでは、有名な俳優たちが大石内蔵助役を演じます。
これまでには、愛称「マツケン」と親しまれる松平健さん、西郷輝彦さん、歌舞伎の二代目中村梅雀さん、高橋英樹さんなど、一流の俳優たちが大石内蔵助の役を演じてきました。
2023年のゲストは、中村雅俊さんです。
大石内蔵助役として義士行列に出演されます。
中村雅俊さんは、テレビ朝日のドラマ「忠臣蔵 音無しの剣」で商人役として登場し、赤穂義士たちに武具を供給する役を演じました。
中村雅俊さんが司会を務めるテレビ番組に、赤穂市の牟礼正稔市長が出演した縁で、彼のパレードへの参加が決まったとのことです。
縁というのは本当に素晴らしいものですね。
ちなみに、過去の歴代ゲストは以下となります。
2013年 松平健さん
2014年 松平健さん
2015年 西郷輝彦さん
2016年 二代目 中村梅雀さん
2017年 二代目 中村梅雀さん
2018年 高橋英樹さん
2019年 高橋英樹さん
2020年 パレード中止
2021年 パレード中止
2022年 中村雅俊さん
2023年 中村雅俊さん
赤穂義士祭2023混雑状況
赤穂義士祭について、混雑が心配な方もいるでしょう。
通常、赤穂義士祭には約8万人の来場者が集まります。
そのため、会場はかなり混雑することが予想されます。
8万人という人数は本当に多いですね。
安全に気を付けながら、赤穂義士祭の賑やかな雰囲気を楽しんでください。
事故やけがにはくれぐれもご注意ください。
赤穂義士祭2023露店など屋台はあるの？
忠臣蔵ゆかりの地と周辺の都市との交流物産市は、赤穂城跡内の武家屋敷公園で催されます。
このイベントでは、岡山県津山市の津山ホルモンうどん、兵庫県葛加西市の播州ラーメン、愛知県西尾市のえびせんべい、山形県米沢市の米沢牛串焼きなど、忠臣蔵ゆかりの地の特産品を楽しむことができます。
また、近隣や関連する市町の地産地消品にも注目が集まります。
小豆島観光協会からは小豆島産のオリーブ製品や醤油もろみ、高砂市からは特選イカ焼き、たつの市からきつねにゅうめん、相生市からはゆずみそや柚子マーマレードなどが提供されます。
その他、焼き菓子、コーヒー、キャンドル、雑貨、焼きドーナツ、食パン、フルーツのジャムなど、さまざまな美味しい商品が多数揃います。
赤穂義士祭2023では、お祭りだけでなく、食べたり買ったりしながら楽しい時間を過ごすことができます。
会場近くには飲食エリアも用意されており、ゆっくりとお食事を楽しむことができます。
ただし、指定されたエリア以外での飲食や食べ歩きは禁止されているので、くれぐれもご注意ください。
赤穂義士祭2023観覧席の購入
赤穂義士祭2023では、赤穂城跡から始まるパレードのためにいきつぎ広場前に有料の観覧席が用意されています。
現在、観覧席の購入は当日の販売のみとなります。
事前申し込みで用意された約130席の観覧席は既に完売しており、観覧希望の方は当日キャンセルが発生すれば特等席でパレードを鑑賞できる可能性があります。
当日販売の詳細は、赤穂市の公式ウェブサイトで告知される予定ですので、希望者はウェブサイトをチェックしてください。
【観覧席販売】
いきつぎ広場前観覧席は事前に申し込みが必須となります。
当日券の販売は、キャンセルが出た場合のみ行います。
当日販売を行う場合は、赤穂市のホームページでお知らせとなります。
販売予定席数：130席程度
販売価格 ：1席2,000円（1人2席まで）
申し込み方法：指定の往復ハガキにて郵送で申し込み
申し込み期日：10月31日（火曜日）消印有効
結果 ：11月8日（水曜日）以降返信ハガキでお知らせ
公式サイトへ＞＞
赤穂義士祭2023アクセス
【場所】
赤穂城跡、お城通り、いきつぎ広場周辺
〒678-0235 兵庫県赤穂市上仮屋１４２４-１（赤穂城跡）
【電車】
JR播州赤穂駅→徒歩3分
【車】
山陽道赤穂ICから国道250号経由 4km 10分
赤穂義士祭2023駐車場
1200台収容可能な駐車場が用意されます。
料金は、無料です。
【場所】
赤穂千種川河川敷駐車場
〒678-0231 兵庫県赤穂市細野町９-１６
※赤穂義士祭2023当日は、会場周辺で交通規制があります。
赤穂義士祭とは
兵庫県赤穂市で毎年12月14日に開催される「赤穂義士祭」は、今年で120回目を迎える地域最大の祭りです。
この祭りは、過去に赤穂義士たちが成し遂げた勇壮な討ち入りを讃える目的で行われています。
祭りは通常、午前10時から始まり、午後4時頃まで、多彩なパレードやパフォーマンスが繰り広げられます。
パレードでは、子供たちの楽器演奏、赤穂踊り、東映剣会による迫力のある殺陣のパフォーマンスなどが見どころです。
この祭りでは、過去と現在が交差するような体験ができます。
また、特別ゲストの出演も恒例で、過去には松平健、西郷輝彦、高橋英樹などが登場しました。
今年も特別なゲストが義士行列に加わる予定です。
祭り当日は、駅前に横断幕や門が設置され、祭りの雰囲気が高まります。
パレードやパフォーマンスが始まると、観客はその魅力に引き込まれ、赤穂市内全体が活気に満ちます。
この歴史的かつ楽しい祭りは、興味がある方にはぜひ訪れてほしいイベントです。
赤穂義士祭2023の歴史
今年で記念すべき120回目を迎える伝統的な祭典があります。
この祭典の背景にはどのような歴史が隠されているのでしょうか？
始まりは1903年にさかのぼります。
約300年前の江戸時代、ある忠義の士たちは、自分たちの主君への忠誠を示すための重大な行動を起こしました。
そして1702年12月14日、彼らは高位の貴族の邸宅に押し入り、重大な行動を実行しました。
この日が、現在も祭典の開催日となっています。
事件の詳細や当時の人々の人柄については詳しくわかっていませんが、武士の美学として広く賞賛されたことは確かです。
しかし、後に政府の命令により、この行動に参加した47人の武士は、厳しい運命に直面することになります。
彼らは後に特定の称号で呼ばれるようになりました。
最終的に悲劇的な結末を迎えたものの、彼らは主君への忠誠を最優先に置き、その姿勢は多くの人々に称賛されました。
この忠義の士たちを称えるため、1903年に初めての祭典が開催されましたが、今年で120回目を迎えます。
初回から多くの人々に愛されてきたこの祭典は、参加者たちの心に深く根付いています。
現在では約8万人が参加する大規模な祭典となり、その歴史を体感するために多くの人々が訪れます。
赤穂義士祭2023まとめ
毎年約8万人が集まる、赤穂市の代表的な祭りが開催されます。
この祭りのハイライトは、忠臣蔵にちなんだパレードで、歩く武士たちがまるで動く歴史の一部のような感覚を与えてくれます。
さらに、地域特産のグルメや観光のプロモーションイベントが楽しめる交流市場も設置され、老若男女問わずに楽しめる魅力的なお祭りです。
ぜひこの機会に、赤穂義士祭に参加してみてはいかがでしょうか。
