「博多どんたく」とは、オランダ語の「Zondag（休日）」に由来するとされ、毎年数百万人が訪れる日本屈指の大祭です。
この祭りは、840年以上の長い歴史を持つ博多松囃子が始まりであり、2日間にわたって盛大に開催されます。
この期間中、三福神を模した騎馬隊が、稚児行列を伴いながら150箇所以上の店舗や企業を訪れて祝福します。
さらに、市内39カ所に設けられた演舞台では、様々なステージイベントが展開され、街全体が華やかな祭りの雰囲気に包まれます。
博多どんたく2024いつ？日程（スケジュール）に場所や時間など基本情報
博多どんたく2024の開催概要は以下となります。
■5月2日（木）
・前夜祭
17：00～20：30
場所：お祭り本舞台（福岡市役所前ふれあい広場）
内容：博多松ばやし入場セレモニー、稚児舞の奉上、どんたく隊演技、ゲストパフォーマンス（hitomiさん）
■5月3日（金祝）
・式典
■5月4日（土祝）
・総踊り
・マーチング
■5月3日（金祝）、5月4日（土祝）共通
・博多松囃子
・どんたく広場パレード
・各都市どんたく隊
・演舞台（ステージイベント）
・にしてつ花自動車
・はかた駅前“どんたく”ストリートプログラム
【開催場所】
福岡市内各所
どんたく広場（パレード）： 明治通り（呉服町交差点～福岡市役所）
博多区演舞台： 藤田公園（博多区役所南側広場）
お祭り本舞台： 福岡市役所前広場他
博多どんたく港まつり2024屋台など露店の出店ある？
福岡県で一番大きなお祭り「博多どんたく港まつり」は、豊富な屋台や露店が軒を連ねます。
このお祭りでは毎年200万人を超える来場者が訪れ、屋台も数百軒に上ります。
お祭りの期間中、市内各所でさまざまな屋台に出会え、お好み焼きや焼きそば、綿菓子、リンゴ飴、フランクフルトなどのお祭り定番メニューが楽しめます。
加えて、通常の商店が特設して出店する限定屋台も人気です。
屋台は、大体朝10時から夜22時頃まで営業しており、場所によっては開店時間や閉店時間が異なります。
どんたく広場周辺ではパレードが開催され、その沿道にも多くの屋台が設けられています。パレードを楽しみながらの食事やショッピングは格別です。
地元福岡の味も楽しめ、はしまき、ネギ串、ラーメン、もつ鍋などが提供され、ネギを豚肉で巻いたネギ焼はやみつきになる味わいです。
さらに、台湾発のかき氷やドラゴンアイスなど、スイーツも充実しています。
博多どんたく2024のアイドルやゲスト誰？
博多どんたくでは、毎年さまざまな演舞台で多彩なパフォーマンスが行われます。
2024年5月2日の前夜祭では、歌手のhitomiさんがステージに立つ予定です。
続いて2024年5月3日には、「博多どんたくアイドル祭」と称されるイベントが予定されており、観客の期待が高まっています。
港の演舞台では、多くのアイドルグループが登場し、若者たちでにぎわうことが予想されます。
一方で、お笑い芸人による公式なイベントは予定されていませんが、以前に「博多華丸・大吉」が博多どんたくと名前が似た「華大どんたく」というお笑いイベントをPayPayドームで開催し、話題となったことがあります。
このため、一部では博多どんたくにお笑い芸人が出演すると誤解する人もいるかもしれません。
【hitomiさんの出演時間】
2024年5月2日(木）17：00～20：30
博多どんたく2024交通規制の場所や時間
5月3日（金・祝）、4日（土・祝）は、はかた駅前通り、明治通り及び周辺道路で交通規制を実施。
■どんたく広場交通規制（明治通り）
5月3日（金・祝）： 12：30～19：00
5月4日（土・祝）： 13：30～19：00
交通規制場所： 市道（明治通り） 呉副交差点西詰～天神交差点東詰
交通規制内容： 通行止め、指定方向以外交通禁止
■どんたくストリート交通規制（はかた駅前通り）
交通規制日時：
5月3日（金・祝）： 9：45～11：45
5月4日（土・祝）： 9：45～13：00
交通規制場所： 市道（はかた駅前通り） 博多駅前2丁目交差点付近～博多区役所南口交差点
交通規制内容： 通行止め
交通規制の最新の情報は公式サイトをご確認ください。
博多どんたくの公式サイトへ＞＞
博多どんたく2024楽しみ方と見どころ
福岡市で開催される「博多どんたく港まつり」は、ゴールデンウィークの5月3日と4日の2日間にわたり行われ、国内でも最大級の規模を誇る祭りとして知られています。
参加者は全国から200万人以上が集まります。
参加者は、自由なコスチュームでシャモジを使ってパレードを行い、市内の舞台や広場でダンスや演芸を披露します。
祭りの期間中は、町全体が博多どんたくで色づきます。
このお祭りは、800年以上前から続く博多松囃子が起源とされ、オランダ語の「Zondag（休日）」が名前の由来と言われています。
第二次世界大戦中に中断されたものの、1946年に復活し、市民の励みとなりました。
1962年には「博多どんたく港まつり」として市民全体で参加する形式に変わりました。
お祭りでは、選択無形民俗文化財である博多松囃子の四流派が街を練り歩きます。
参加者は「どんたく隊」として、多彩なパフォーマンスを見せることができ、参加には事前の登録と説明会が必要です。
参加条件は広く設定されており、多くの表現が許されていますが、一部の乗り物の使用は禁止されています。
前夜祭は、祭りの本番を前にして、さまざまなゲストや市民が集まり、祭りの開始を祝います。
開催は2024年5月2日に予定されており、入場は無料です。
パレードや演舞台は市内の明治通りや周辺のステージで行われ、様々なパフォーマンスが披露されます。
パレード最終日には、総踊りが行われ、誰でも参加可能です。
さらに、お祭りの期間中には博多湾内でクルーズが行われたり、海上保安庁の船の見学が可能です。
市内の演舞台では芸能人や著名人の参加もあり、屋台で地元のグルメを楽しむこともできます。
博多どんたく2024チケットある？
福岡市では、ゴールデンウィークの5月3日（金曜日・祝日）と4日（土曜日・祝日）に、地元市民が盛り上がる「博多どんたく港まつり」が開催されます。
2024年で63回目を迎えるこの祭りのクライマックスは、明治通りを華やかに彩る「どんたく隊」のパレードです。
パレードの鑑賞をより快適に楽しめるように、明治通り沿いの水上公園（中央区西中洲13）に特設された『観光桟敷席』が用意されています。
この桟敷席では、一日中利用可能な通し券でゆったりとパレードを楽しむことができます。
さらに、桟敷席のチケットを購入された方には、特典として「どんたく木札」をプレゼントします。※受け取りは当日の桟敷席入場時です。
最適な視点から、博多どんたくの見どころであるパレードをじっくり観賞できます。
前売り券をお早めに購入することをお勧めします。
チケット購入の詳細はコチラ＞＞
博多どんたく2024ツアーもあります。
ツアーが一番楽かもしれません。紹介します。
クラブツーリズム
博多どんたく何のため？どんな祭りなのか
「博多どんたく」は、1179年に始まったとされる伝統的な祭りで、治承3年（1179年）の「松囃子」がその起源とされています。
これは、筑前国続風土記に記載されており、平安時代に京都御所の正月行事が地方に伝播したことが記されています。
この祭りは、博多の町人によって発展し、古文書によると400年前に筑前の領主であった小早川秀秋の東区名島城に、町人たちが年賀のお祝いに松囃子を奉納したとされています。
270年にわたり、福岡と博多の町人が松囃子を通じて交流しました。
明治5年には新政府の指示で一時中止されましたが、明治12年に再開し、「博多どんたく」として知られるようになりました。
言われるところのオランダ語の「Zondag（休日）」が名前の由来とされており、戦時中に一時停止されたものの、戦後には瓦礫の中から松囃子とどんたくが復活しました。
1947年には福岡商工会議所主導で戦後初めてのどんたくが開催され、その後年間の無礼講として栄え、1962年には「博多どんたく港まつり」として市民全体での参加型の祭りに発展しました。
毎年5月3日と4日に開催され、老若男女が仮装し、町の各所でダンスや演芸を披露します。
また、博多松囃子の四流派が町を練り歩きます。
これらの流派はそれぞれ特色があり、馬にまたがった福神、恵比須、大黒などが伝統的な装いで登場し、街中を盛り上げます。
稚児も装飾された台に乗り、地元の伝統歌や舞を披露します。
この祭りは、博多の町人が伝えた歌や伝統によって、多くの人々に愛され続けています。
博多どんたく2024まとめ
福岡市で毎年5月3日から4日にかけて開催される「博多どんたく」は、日本でも特に大規模なお祭りの一つで、約200万人の観客が集まります。
この祭りの起源は、『筑前国続風土記』（貝原益軒著）にも記されている平安時代（1179年）の「博多松ばやし」に遡り、840年以上の長い歴史を持つ伝統行事です。
福岡市内の様々な場所で、地元の学校や企業、他地域からの参加団体が「どんたく隊」として参加し、個々に工夫を凝らしたパフォーマンスを披露します。
市内約30カ所に設けられた舞台では、演舞が行われるほか、花自動車パレードなどの華やかな装飾車両も登場し、祭りを盛り上げます。
