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寒中みそぎ祭り【2024】木古内 佐の女川神社いつ?場所は?目的や内容に由来や歴史など詳細情報

佐女川神社で毎年行われるみそぎ祭りは、1831年から始まりました。


この祭りでは、1月13日から4人の若者が特別な修行をし、寒中の津軽海峡で神聖な儀式を行います。



寒中みそぎ祭りは、「月曜から夜ふかし」でも放送されているので知っている方も多いはず。


これを通じて、豊かな漁や作物の豊作を祈願します。


さらに、祭りの期間中には寒中みそぎフェスティバルが開催され、町は賑やかになります。


寒中みそぎ祭りは炎上することはないのでご安心ください。


それでは、詳しく内容を見ていきましょう。

寒中みそぎ祭り2024場所や日程など基本情報

2024年には、寒中みそぎ祭りが194回目の記念を迎え、従来通りに開催される予定です。


木古内みそぎ祭り2024の日程と場所は、以下の情報となります。

【開催期間】
2024年1月13日(土)~1月15日(月)

【場所】
佐女川神社(さめがわ)、みそぎ浜、みそぎ公園(健康管理センター隣)等
佐女川神社:水ごりの観覧等、 みそぎ浜:寒中みそぎ、みそぎ公園:各種イベント

寒中みそぎ祭り2024目的と願い

木古内みそぎ祭りは、江戸時代の1831年から続く祭りで、函館近郊の木古内町佐女川神社で行われます。


この祭りでは、行修者と呼ばれる若者4人が豊漁豊作を祈願し、真冬の津軽海峡に飛び込みます。


クライマックスは1月15日のみそぎ浜で行われ、行修者は1月13日から当日朝まで、佐女川神社までの徒歩15分の道のりで「水ごり」と呼ばれる特別な儀式を昼夜問わず繰り返します。


この儀式には1月14日夜には多くの観客が集まり、水がまかれる光景を見るために訪れます。


水ごりにかかるとご利益があると言われ、最後に冬空に花火が打ち上げられます。


この祭りは水ごりと海中沐浴を通じて豊漁豊作を祈願するものです。

寒中みそぎ祭り2024内容とスケジュール時間

2024年は通常通り計画されています。


四人の修行者は、1月13日の「参籠報告祭」から2日間、佐女川神社に籠り、何度も「水ごり」を繰り返す予定です。


彼らは厳しい修行を終えた後、1月15日に冷たい津軽海峡で豊漁を願って海中浴を行います。


冷たい冬の中で厳しい修行に耐える修行者の姿を見るため、毎年大勢の観客が1月14日の夜に行われる「水ごり」に詰めかけます。

■2024年1月13日
18:00 参籠報告祭 会場:佐女川神社

1月13日の「参籠報告祭」にて、寒中みそぎ祭りがスタートし、清廉な4人の若者が白い装束に身を包み、祈りを捧げます。


その後、2日間の夜通し、木古内町にある佐女川神社に籠もり、昼夜を問わず何度も冷水をかぶりながら行われる鍛錬、通称「水ごり」が厳寒の中で行われます。


彼らはただひたすら、自分の命に向き合い、この鍛錬を4年間続けることを課せられています。

■2024年1月14日
●みそぎ行列
出発17:45
みそぎ公園~木古内駅~佐女川神社
※みそぎ行列は誰でも参加することが可能

●ホカホカ飲食
18:00
会場:左女川神社
「みそぎソバ」なども振舞われます

●みそぎ囃子
18:10
会場:左女川神社

●富まき・もちまき
18:30
会場:左女川神社

●みそぎ口上
18:50
会場:左女川神社

●水ごり
19:00
会場:左女川神社

●花火
19:10
会場:左女川神社

1月14日の水ごりが終わると、「冬花火」(北海道内で最も早い花火大会)が打ち上げられます。

■2024年1月15日

●出御祭 10:00
四人の行修者は、水ごりを通じて心と体を鍛え抜き、1月15日の朝、『出御祭』の儀式を終えた後、白い衣装に身を包み、そぎ浜へ向かいました。


会場:佐女川神社

●みそぎ
場所:みそぎ浜
神聖な儀式を行う四人の修行者が、氷のように冷たい津軽海峡の海に向かいます。
修行者は一体となり、豊かな収穫と漁を祈ります。祈りの高潮が訪れます。

●みそぎ物産フェア
10:00
会場:みそぎ公園

大漁旗漁船航行
11:30
会場:みそぎ浜

●海水沐浴・水こごり
11:50
会場:みそぎ浜

●はこだて和牛魅了フェア
12:15
会場:みそぎ公園

●みそぎ抽選会
12:30
会場:みそぎ公園

●もちまき
13:20
会場:みそぎ公園

●本祭・松前神楽
神殿にて祭りを恙なく終えたことを奉告。
松前神楽を厳かに舞うなかで四人の若者のいのちの祈りは終わりを迎えます。

寒中みそぎ祭り2024屋台などの露店の出店はあるの?

近隣のみそぎ公園では、さまざまなイベントが開催されます。


海水浴や水遊びの後、こちらの公園で美味しい屋台料理や露店グルメを楽しむことができます。


はこだて和牛ステーキや地元の名物料理である「孝行(こうこう)汁」や「みそぎ鍋」など、おいしい地元グルメが豊富に用意されています。


価格も手頃で、非常に人気があります。


また、2024年には寒中みそぎフェスティバルやステージイベント、物販なども開催予定ですので、ぜひ存分に楽しんでください。


寒さ対策はしっかりと行い、暖かい服装でお出かけいただくことをおすすめします。

寒中みそぎ祭り2024アクセス

【場所】
佐女川神社
上磯郡木古内町木古内155-1



【電車】
JR 「木古内」駅下車 徒歩15分
【車】
道央自動車道大沼公園」ICより約1時間

寒中みそぎ祭り2024駐車場

無料駐車場があります。
国道228号線みそぎ浜周辺は、2024年1月15日11:00~12:30の間は全面通行止めになります。

寒中みそぎ祭り2024歴史や由来にご利益

「寒中みそぎ祭り」という祭りは、1831年から続いている神事で、日本で最も過酷と言われています。


1831年1月15日、佐女川神社の神主は「御神体を清めなさい」というお告げを受けました。


神主は早朝に神社の急坂を下り、御神体を抱えながら佐女川の氷を砕き、自分自身も清め、河口まで進みました。


そこで、美しい女性が大鮫に乗って現れ、神主は彼女を神の使者と信じ、何度も御神体を清めました。


その後、美女は姿を消し、大鮫も上流に戻り、佐女沼へ消えていきました。


その年から村は豊漁・豊作で賑わい、この神事が寒中みそぎ祭りとして代々行われることとなりました。


毎年、業修者と呼ばれる4人の若者が1月13日から佐女川神社にこもり、冷水に何度も浸かりながら鍛錬を行います。


15日になると、厳しい寒さの津軽海峡で神体を清め、行修者たちはみそぎ太鼓の音に乗せて津軽海峡に飛び込み、海中で沐浴を行い、1年の豊漁や豊作を祈願します。


多くの観客は、彼らの勇敢さに感銘を受けます。


水しぶきを浴びた者は幸運に恵まれると言われています。


祭り期間中にはさまざまなイベントが開催され、寒中みそぎフェスティバルも行われ、町はにぎやかになります。


佐女川神社の主祭神である別当 玉依姫命海上安全、交通安全、縁結び、安産のご利益があり、また、商工業や農業の神である稲荷 宇迦御魂神は商売繁盛、子孫繁栄、五穀豊穣をもたらすとされています。

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