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パン祖のパン祭【2024】いつ?日程やスケジュールに出店者とアクセスや駐車場など詳細はコチラ

江戸時代に、初めてパンを作ったとされる江川坦庵(たんなん)公。


坦庵公の偉業を称えるために始まったパン祭りは、幸運にも今回で18回目を迎えました。



2016年9月には、地域住民に江川太郎左衛門英龍の功績を伝え、全国の高校生を中心とした活気あるパン文化を創出したことが評価され、サントリー地域文化賞を受賞しました。


パン祖のパン祭について詳しく見ていきましょう。

パン祖のパン祭2024いつ?日程や時間など基本情報

江川坦庵(たんなん)という個人は、江戸時代に日本で最初にパンを製造したとされています。


彼は「パンの先駆者」として知られ、毎年開催されるパン祭りで彼の功績を祝います。


このイベントでは、高校生のパン製作コンテストや、さまざまなパン店のブース、ステージショーなどが催されます。

【開催期間】
2024年1月13日(土)~14日(日)

【時間】
10:00~14:30

【場所】
伊豆の国市韮山文化センター 韮山時代劇場
静岡県伊豆の国市四日町772

【入場料】
無料

パン祖のパン祭2024イベントスケジュール

パン祖のパン祭2024では、色々なイベントがあり楽しめますよ。

1月13日(土)・1月14日(日) 全国高校生パンコンテスト
1月13日(土)・1月14日(日) ステージイベント
1月13日(土) ちびっこパン作り体験教室
1月13日(土)・1月14日(日) パン当てゲーム
1月13日(土)・1月14日(日) パン生地伸ばしコンテスト
1月13日(土)・1月14日(日) パン積みゲー
1月13日(土) Wa・PAN投げ
1月13日(土) パンフィッシング
1月13日(土)・1月14日(日) 親子でパンゲット!
1月13日(土)・1月14日(日) パン販売会

パン祖のパン祭2024出店者情報

「パン祖のパン祭」は、日だまり広場で開催され、静岡県内や全国各地から著名なパン店が参加します。


毎年、31店舗のパン屋さんが出店し、その中には東京からの参加店、ブーランジュリー・オーヴェルニュも含まれています。


静岡県で有名なパンと言えば、「のっぽパン」や「みしまコロッケパン」ですが、このイベントでは他では味わえない特別なパンも販売されます。


例えば、バタークリームがたっぷり入ったオリジナルののっぽパンは、シンプルで食べやすい味わいで、長さ34センチもあるため、満足感も十分です。


また、日本最古のパンとされる「パン祖のパン」も再現され、歴史的な価値を感じることができる貴重なパンです。


人気のあるパンは早くに売り切れることがあるので、お早めにお越しください。

パン祖のパン祭2024見どころや魅力

「パン祖のパン祭り」は、2005年に伊豆長岡町、大仁町韮山町が一つに統合し、伊豆の国市として新たに誕生した出来事を契機に開催されたイベントです。


翌年、これら3つの町の観光協会も一つにまとまり、新しい催しを計画することとなりました。


その際、この地域にゆかりの深い「パン祖」に焦点を当てた祭りの開催が決定しました。


江川坦庵という江戸時代後期の韮山代官は、日本で初めてパンを製作した人物として広く知られています。


この祭りでは、彼の功績を称え、様々なパンに関連するイベントが行われます。


最も注目すべきは、「全国高校生パンコンテスト」で、高校生たちが自身のオリジナルパンを創作し、競技するコンテストです。


参加者たちは自らのオリジナルレシピで競り合い、書類審査を通過した20名が大会当日に実技とプレゼンテーションを披露します。


この個人戦は熾烈な競争が繰り広げられ、異なる気候条件下で通常のレシピが通用しないこともありますが、参加者たちは臨機応変に対応し、最高のパンを焼き上げます。


さらに、カリフォルニアレーズンや地元の食材を使用したパンなど、6つの部門で高校生たちの創造力と技術が試されるほか、全国から集まる著名なパン職人や地元のパン屋さんが自慢のパンを販売する即売会も開催されます。


子供向けのパン作り体験教室や長岡中学校の吹奏楽部の演奏、東京製菓学校の学生による飾りパンの展示など、パン愛好者には魅力的なイベントがたくさん用意されています。


江川英龍という人物は、幕末の混乱期に伊豆の代官として活躍し、パンの歴史にも大きな影響を与えました。


彼は、パンが戦争時において米の代替品として有望であると考え、自らパン製造の設備を整え、日本で初めてパンを焼きました。


江川英龍は、パンの利点を幕府に説明し、その普及に成功した人物としても知られています。


この機会に、伊豆の国市で美味しいパンを楽しんでみてください。

パン祖のパン祭2024アクセス

【場所】
伊豆の国市韮山文化センター 韮山時代劇場
静岡県伊豆の国市四日町772



【電車】
伊豆箱根鉄道駿豆線韮山駅下車徒歩約5分

【車】
沼津インターまたは長泉沼津インターから伊豆縦貫道で伊豆の国市内(約25分)

パン祖のパン祭2024駐車場

収容台数150台の駐車場があります。

パン祖のパンとは?

日本で初めて作られたパンは、江戸時代の韮山代官である江川太郎左衛門によって再現されました。


江川太郎左衛門はその功績から「パンの先駆者」と称されています。


このパンは甘さが控えめで、飽きずに楽しめます。当時、兵糧として焼かれたため、水分が少なく、硬い乾燥したパンでした。


食べる際には、細かく砕いたり、スープに浸したりすることがおすすめです。

パン祖の江川英龍

パン祖の読み方は、”ぱんそ”です。


日本で最初にパンを焼いたのは江川英龍でした。


彼は幕末の伊豆で幕府の代官を務めていました。


江川英龍は自宅にパンを焼くための竃を設け、日本で初めてパンを焼いた人物で、その功績から「パンの祖」として称されました。


江川英龍がパンを焼くことを決意した背景には、パンが軍隊向けの携帯食として米よりも便利であるとの考えがありました。


それまでの主要な携帯食は「糒(ほしいい)」と呼ばれるもので、炊いた後の米を乾燥させたものでした。


しかし、糒には大きな問題があり、米を炊く際に出る煙が敵に位置を知らせ、戦の準備を漏らしてしまうことがありました。


この煙は戦争において大きな弱点でした。


江川英龍はこの問題に着目し、軍事用の携帯食として「兵糧パン」を開発しました。


そして、1842年4月12日に日本で初めて兵糧パンを焼きました。


この出来事は伊豆の韮山の屋敷で試作され、そのパンは大変固く、味はあまり甘くありませんでしたが、水分が少なくて保存性が高かったため、携帯食として成功しました。


江川英龍はパン作りだけでなく、幕府にパンの重要性を認識させ、全国にパンの作り方を広めるために努力しました。


その結果、パン文化が根付き、彼は「パンの祖」として尊敬されました。


また、江川英龍は剣術にも優れ、農民の体力を活かすために「農兵組織」を創設し、剣術を普及させた一人でした。

 

新撰組もこの農民組織から生まれました。彼は幕末の歴史において、パンの祖としてだけでなく、剣術と農兵組織の普及にも貢献した重要な人物でした。

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