毎年1月の初めに、大阪天満宮で開催される「天満天神えびす祭」というお祭りがあります。
このお祭りは、地元では天満の天神さんとして親しまれており、金運向上の福小判や福笹、縁起物などがイベント内で授与されると言われています。
当日は、無料で福酒や甘酒が提供され、また生鮪の解体なども見ることができ、楽しいイベントがたくさん用意されています。
「天満天神えびす祭」は、多くの人々に元気と幸福をもたらしてきた大切なお祭りです。
それでは、詳しく見ていきましょう。
大阪天満宮えびす祭(えべっさん)2024いつ?時間や日程など基本情報
大阪天満宮は、2024年1月9日(火)、10日(水)、11日(木)の3日間にわたり、大阪市の住民に愛されている「天満の天神さん」として知られる祭り、通称「大阪天満宮天満天神えびす祭」を開催します。
【開催期間】
2024年1月9日(火)10日(水)11日(木)
【時間】
AM:10:00~PM:19:00 (開門時間)
AM:10:00~PM:19:00 (縁起物の販売)
【場所】
大阪天満宮
大阪府大阪市北区天神橋2丁目1-8
大阪天満宮えびす祭(えべっさん)2024スケジュール
スケジュールについては以下のようになっています。
●1月9日
宵えびす
●1月10日
本えびす
堂島北新地えびす詣 招福行列
13:30 北新地出発
14:30 大阪天満宮 宮入り
18:30 北新地「大川ビル本館前」にて福笹授与
●1月11日
残り福
天満えびす招福娘 ご奉仕
大阪天満宮えびす祭(えべっさん)2024訪問者数はどれくらい?
大阪の大阪天満宮は一般的に「天満の天神さん」として知られており、その中で「天満天神えびす祭」として知られる行事があります。
この祭りは、戦後長らく行われていなかったが、2007年に大阪天満宮の「天満天神繁昌亭」が開館したことを記念して、約50年ぶりに復活しました。
復活以来、毎年多くの参拝者が訪れ、現在では約20万人がこの祭りに参加しています。
天満天神えびす祭では、神札、熊手、福笹、竹末広、吉兆などの縁起物が贈られます。
また、この祭りの特徴の一つとして、笹につける「御神酒笑姿の絵馬」を拝受することができます。
大阪天満宮えびす祭(えべっさん)2024屋台など露店の出店はある?
大阪天満宮の天満天神えびす祭りでは、通常、多くの屋台が登場し、お祭りを一層賑やかに彩ります。
例年、大阪天満宮の境内周辺や「天神橋商店街」と呼ばれる、日本で最も長い商店街には、地元の美味しいB級グルメから焼き鳥、お好み焼き、綿菓子、ホットドッグ、射的など、たくさんの屋台が出店していました。
しかし、2023年の大阪天満宮天満天神えびす祭りでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、屋台は登場しませんでした。
2024年の大阪天満宮天満天神えびす祭りについては、屋台の情報はまだ明らかになっていません。
お正月には少数の屋台が出店していましたので、例年通りの屋台が出店することを期待しています。
大阪天満宮えびす祭(えべっさん)2024生マグロ解体ショーや福酒など見どころや魅力
大阪天満宮は、天暦3年(949年)に創建され、学業の神様である菅原道真公を主祭神として祀っています。
この神社は学業成就や合格祈願のために訪れる人々にとって有名。
特に天満宮えびす祭の期間中には、受験生だけでなく出世や昇進を願う多くのサラリーマンも参拝に訪れます。
大阪天満宮えびす祭は江戸時代にさかのぼり、正月・五月・九月の十日に「蛭児遷殿」として多くの参拝者が訪れ、「十日えびす」が行われていました。
福笹などの神聖な授与は途絶えましたが、平成18年に天満天神繁昌亭が開館し、福笹吉兆の授与などが復活しました。
招福娘の選考会や「北新地えびす詣招福行列」などが始まり、現在の大阪天満宮えびす祭が形成されました。
大阪天満宮えびす祭の特徴は、2つあります。まず1つ目は、「招福娘」が花を添えることです。
彼女たちはPR活動や参拝者に縁起物を授与し、学問の神様である菅原道真公を主祭神とするため、毎年、全国の女子大学生から選ばれます。
2つ目の特徴は、商売繁盛のために大マグロを奉納する神事が行われ、硬貨を貼り付けたマグロが解体される「生マグロ解体ショー」も開催されますが、2024年度の詳細はまだ公開されていません。
大阪天満宮えびす祭に訪れる人々は年々増加し、2024年の祭りでは景気回復や家内安全、合格祈願などを祈願するために多くの参拝客が予想されます。
混雑を避けるためには、1月9日の「宵えびす」や夜間帯を避けて、朝早くまたは最終日に訪れることがおすすめです。
大阪天満宮えびす祭(えべっさん)2024混雑状況
天満天神えびす祭は、毎年多くの人々が商売繁盛を願いに訪れると言われています。
この祭りのスケジュールは通常次のようです。
1月9日(宵えびす)
1月10日(本えびす)
1月11日(残り福)
しかし、一番混雑するのはやはり1月10日の「本えびす」の日だとされています。
参拝者は年々増加傾向にあり、約20万人以上が訪れるそうです。
お昼頃に参拝すると、約1時間ほどの待ち時間ができると言われていますが、夜になると人数が減少し、混雑を避けて参拝することができるとのことです。
大阪天満宮えびす祭(えべっさん)2024アクセス
【場所】
大阪天満宮
大阪府大阪市北区天神橋2丁目1-8
【電車】
・JR東西線 「大阪天満宮駅」下車 徒歩5分
・地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」下車 徒歩5分
・地下鉄堺筋線恵美須町駅5番出口より西へ徒歩5分
・地下鉄御堂筋線大国町駅3番出口より東へ徒歩5分
【車】
神高速 なんばICより国道25号経由で約3分
大阪天満宮えびす祭(えべっさん)2024駐車場
大阪天満宮えびす祭には専用駐車場はありません。
近くの有料駐車場をいくつか紹介します。
【タイムズ難波立体】
〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中1丁目16
●収容台数 213台
●料金
【平日】
9:00~00:00/20分200円
00:00~9:00/60分100円
最大料金/1日1600円(24時まで)
【土日祝】
9:00~00:00/30分500円
00:00~9:00/60分100円
【タイムズ大阪難波】
〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中2丁目5
●収容台数 173台
●料金
【平日】
8:00~00:00/20分200円
00:00~08:00/60分200円
最大料金/1日1500円(24時まで)
【土日祝】
8:00~00:00/15分300円
00:00~8:00/60分200円
最大料金/1日2800円(24時まで)
【タイムズコーナンJR今宮駅前店】
〒556-0025 大阪府大阪市浪速区浪速東3丁目13-1
●収容台数 124台
●料金
00:00~24:00/40分200円
最大料金/1日800円
大阪天満宮えびす祭とは?
江戸時代には、当宮の「蛭児遷殿」で正月、五月、九月の十日に多くの参拝が行われ、その中で「十日えびす」の祭りが行われていました。
昭和二〇年代後半からは神職による「神事」が続けられていましたが、福笹や吉兆を授ける「神賑わい」は途絶えていました。
それから68年後の平成18年に、天満天神繁昌亭が開館し、その記念として福笹や吉兆などの授与が復活しました。
また、招福娘の選考会や「北新地えびす詣招福行列」なども始まり、北新地クイーンの皆さんや店主の皆さんも積極的に参加しています。
えべっさんとは?
お気づきかもしれませんが、「えべっさん」は七福神の恵比寿様を指す言葉です。最初、私も同じように思いました。
これは間違いではないかもしれませんが、正確には「十日戎(とおかえびす)」を指します。
しかし、「十日戎」って何か疑問に思うかもしれませんね。
「十日戎」とは、恵比寿様にご利益を祈願する関西地域の行事であり、この行事を関西では「えべっさん」と呼んでいます。
また、「十日えびす」とも言われています。
大阪天満宮えびす祭(えべっさん)2024まとめ
今回は、2024年の天満天神えびす祭について紹介しました。
この祭りは、地域の人々によく知られ、長い歴史を持つイベントで、多くの幸福と元気を多くの人々にもたらしてきました。
大阪を訪れる際には、ぜひこのイベントに参加してみてください。
大阪天満宮の公式サイトへ>>