大阪天満宮では、毎年年初めに菅原道真公のご縁日を祝して「梅花祭」が開催されます。
この祭りの名前は、菅公の御霊を慰めるために、梅の小枝を神饌として捧げる習慣から生まれました。
午後1時から行われる「うそ替神事」では、前年についた嘘を「うそ鳥」に託し、誠実に生きることを誓い、罪を清め幸福を招く儀式が行われます。
参拝客は太鼓の合図に従い、御守を交換します。
太鼓の音が鳴りやんだ瞬間、御守に付いている印により「金うそ守」が授与された人は、その年一年間幸運を得るとされています。
さらに、梅花祭では入学試験の合格を祈願するための「本殿通り抜け参拝」や、阪神タイガースとオリックスバファローズの在阪2球団の選手による「福玉まき」も行われます。
大阪天満宮の初天神梅花祭2024いつ?日程や時間に場所など基本情報
大阪天満宮では、親しい人たちから「てんじんさん」と呼ばれている場所で、初めての天神梅花祭が行われます。
午後1時から行われる「うそ替神事」は、前年に言った嘘を「うそ鳥」に託して真実に戻し、罪を清めて幸福を呼び寄せる儀式です。
参拝者たちは太鼓のリズムに合わせてお守りを交換します。
太鼓が鳴り止む瞬間、お守りに刻まれた印によって「金うそ守」が贈られる幸運な人は、1年間幸運に恵まれるとされています。
さらに、1月24日(水)と1月25日(木)の2日間だけ、木鷽と土鷽のお守りは有料で授与所で入手することができます。
【開催日】
1月24日(水)が宵宮祭
1月25日(木)が本宮祭
【場所】
大阪天満宮
大阪府大阪市北区天神橋2丁目1-8
初天神梅花祭2024福玉まきの参加選手と通り抜け参拝
入試合格祈願の儀式である『本殿通り抜け祈願』や、阪神とオリックスバファローズの在阪2球団の選手による『福玉まき』も行われます。
初天神梅花祭の注目ポイントである、福玉まきについて、2024年の参加選手はオリックスバファローズから曽谷龍平投手、齋藤響介投手、内藤鵬選手、杉澤龍選手、茶野篤政選手が参加することが発表されました。
1月24日(水)と1月25日(木)の14時から15時にかけて、試験合格や就職成就、学徳向上を祈願する方々に、通り抜け参拝券が提供されます。
この通り抜け参拝では、普段は公開されていない本殿にアクセスできます。
本殿の入り口は「登龍門」と呼ばれ、その門をくぐって参拝することが縁起が良いとされています。
また、「関門を通り抜ける」という意味もあり、受験生に特に人気です。
大阪天満宮へのアクセス
【場所】
大阪天満宮
大阪府大阪市北区天神橋2丁目1-8
【電車】
JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩3分
【車】
高速道路、環状線北浜出口を左へ、高速道路守口線下を左へ、二ツ目の信号を右へ交差点(信号)を経て100m
1.南森町交差点、天神橋筋を南へ
2.二つ目の信号を左折
3.約100メートル直進すると左手に駐車場入口
大阪天満宮の駐車場
イベントがあると大阪天満宮の駐車場はすぐに満車になります。
近くの駐車場をいくつか紹介します。
【大阪天満宮北パーキング】
〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋2丁目1
【大阪天満宮南パーキング】
〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋1丁目17-2
【三井のリパーク 大阪天満宮北第2駐車場】
〒530-0044 大阪府大阪市北区東天満1丁目11-7
大阪天満宮の初天神梅花祭2024歴史とご利益
この祭りは、菅原道真公のご縁日を祝って行われます。
菅原道真公の霊を慰めるために、この日には梅の小枝が神饌として供えられ、そのことから初天神梅花祭という名前が付けられました。
大阪天満宮の祭神は学問の神様として有名な菅原道真公であり、入試シーズンには多くの受験生が訪れます。
この神社でお参りすることによって、学問の成功、出世、縁結び、厄払いなどのご利益が得られると言われています。
初天神梅花祭とは
菅原道真公の誕生日は6月25日で、亡くなられたのは2月25日と言われています。
25日は天神さまとの深い縁がある特別な日です。
毎月25日には月次祭が行われ、多くの参拝者が訪れて賑わいます。
さらに、この日限定で、参道ではよもぎを使用した梅ヶ枝餅が提供されます。
当宮では、25という数字が天神さまとの縁に因んでおり、25年ごとに式年大祭を開催してきました。
令和9年(2027年)には、道真公が神として1,125年を迎える大きな節目を祝い、御本殿の大改修などのさまざまな事業が計画されています。
一年の始まりである初天神祭では、天神さまを特別に祝う祭典が行われます。