イベントな毎日

毎日を楽しく過ごすための情報を配信します

板橋地蔵尊大祭【2024】冬いつ?意味や歴史に屋台とアクセスや駐車場など詳細情報

神奈川県小田原の板橋お地蔵さんと言えば分かりやすいでしょう。


この地域では、弘法大師が手掛けた地蔵像を奉る祭りが開かれ、多くの信者が訪れます。


古い東海道の道沿いには露店が軒を連ね、賑わいを見せています。

 

伝承によれば、この特別な日に訪れると、故人と瓜二つの顔を持つ人物に巡り会えるとも言われています。


祭りの期間中には、自分の不調を感じる体の部位を撫でることで回復が望めるとされる、賓頭盧尊者の撫で仏が設置されます。


この機会に、その撫で仏を見つけて体験してみることをおすすめします。

板橋地蔵尊大祭2024冬いつ?時間や場所など基本情報

「板橋地蔵尊大祭」は、毎年1月23日・24日と8月23日・24日に神奈川県小田原市の「金竜山宗福院 地蔵堂」で開催されます。


この大祭は、弘法大師にゆかりのある地蔵堂で、祈願や供養を目的として多くの参拝者が訪れます。


特に23日の午前中は混雑が予想されますが、例年では午後1時から午後4時の時間帯が比較的空いているので、その時間に参拝することをおすすめします。

【開催日時】
2024年1月23日(火) 8:00~19:00
2024年1月24日(水) 8:00~15:00 

【場所】
金竜山宗福院 地蔵堂
神奈川県小田原市板橋566

【料金】
無料

板橋地蔵尊大祭2024屋台など露店はあるの?

2024年の大祭では、1月23日に限り、露店が出店されます。


従来の大祭では、たこ焼き、お好み焼き、焼きそば、りんご飴など、多くの出店が登場していました。


とても美味しそうですね。


また、屋台だけでなく、射的などの娯楽も提供する出店もあったようです。

板橋地蔵尊大祭2024アクセス

祭り当日には、交通制限により、近隣の道路で混雑が予想されます。


そのため、できるだけ公共交通機関をご利用いただくことをお勧めします。

【場所】
金竜山宗福院 地蔵堂
神奈川県小田原市板橋566



【電車】
箱根登山鉄道箱根板橋駅から  徒歩 約10分

【車】
●東京方面
東名高速道路 小田原西ICより 約4分

●大阪方面
国道1号出口より 約4分

板橋地蔵尊大祭2024駐車場

板橋お地蔵さん用の専用駐車場はないので、近くの駐車場を紹介します。

【鈴廣かまぼこの里 地下駐車場】
〒250-0032 神奈川県小田原市風祭245
●料金
無料



【タイムズのB 第二板橋駐車場】
〒250-0034 神奈川県小田原市板橋712
●料金
¥500

板橋地蔵尊大祭2024交通規制に注意

当日は交通規制があるので、車で行かれる方は特に注意が必要です。

【実施日程】
2024年1月23日(火)

【実施時間】
10:00~22:00

詳細については、こちらから確認してください。

板橋地蔵尊大祭2024歴史やご利益について

この地蔵堂のルーツは、およそ1200年前にさかのぼります。


弘法大師が北国へ向かう途中で、箱根大地獄谷一ノ瀬で一夜を過ごしました。


毎晩聞こえる冠ヶ岳からの苦しみの叫びに困った村人たちは、「二大誓願」をたててお地蔵さまを彫りました。


声が収まり、箱根を超える人々が増え、村人の生活が豊かになりました。


その後、お地蔵さまを箱根湯本宿の古堂に祀り、約440年間、多くの信者に愛されています。


延命子育地蔵大菩薩として知られるこの大坐像は、弘法大師によって制作され、身長8尺(約242センチ)の大きな仏像の中に鎮座しています。


江戸時代には、箱根越えを成功した旅人がお礼参りに参詣し、東海道五十三次の一大霊場として賑わいました。


境内内の「板橋地蔵堂」は、江戸時代中期に建てられ、神奈川県の重要文化財に指定されています。


大祭の日には、故人の命日にロウソク上げが行われ、参拝者ではなく世話人地蔵堂の役員)がロウソクを灯します。この光景は全国でも珍しいものです。


賓頭盧尊者(おびんづるさん)は、十六羅漢の最初の仏で、自身の体の悪い部分を触ると良くなると信じられています。彼の像は大祭期間中に公開されます。


地獄極楽絵図は、本堂の左側にある閻魔堂(十王堂)の壁に展示されており、大祭期間中にのみ見ることができます。


それには「地獄図」「極楽図」「賽の河原の延命子育地蔵尊図」が含まれています。


六地蔵は、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)を教えるためのお地蔵さまで、それぞれ異なる意味を持っています。


また、古くからの伝統によれば、板橋地蔵尊の大祭の日に詣でると、亡くなった身内の方と瓜二つの顔の人に会えると言われています。

板橋地蔵尊大祭の意味

1月の地蔵尊大祭は通常「初地蔵」と呼ばれますが、実際にはこの表現には2つの異なる意味が含まれています。


仏教において、各仏様には特定の日に供養を捧げる縁日が決まっています。この日を一般的に「縁日」と呼び、その日に仏様にお参りする習慣があります。


地蔵尊の縁日は24日であり、板橋地蔵尊では昔から、できるだけ早くお地蔵様と縁を結びたいと望む参拝者の願いから、23日から大祭を始め、現在では23日の方が多くの参拝者で賑わっています。


特に毎年1月の大祭を「初地蔵」と呼び、新年の始まりに地蔵尊への供養と祈願のお参りを行い、一年間の幸福を願っています。


もう一つの「初地蔵」は、亡くなった方の四十九日忌を過ぎて、初めて訪れる地蔵尊の大祭(1月または8月)を指し、地蔵尊へのお参りによって、亡くなった方の魂が安楽浄土に導かれることを祈るものです。


地蔵尊のお姿が描かれたお札は、お参りの証として取っておき、自宅の仏壇に飾る習慣があります。

板橋地蔵尊大祭2024まとめ

神奈川県小田原の板橋お地蔵さん。少し変わったお祭りですがご利益もありますし意味合いを知ると興味がわいてきますよね。


寒い季節なので、寒さ対策をしっかりして地蔵堂の板橋地蔵尊大祭に行きましょう。