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風浪宮大祭【2024】いつ?日程や場所に屋台やアクセスと駐車場など詳細はコチラ

毎年2月9日から11日にかけて、筑後地方で行われる風浪宮例大祭(通称おふろうさん)が、大勢の参拝客でにぎわいます。


祭りの始まりを告げるのは、「裸ん行」と呼ばれる行事です。



若者たちが締め込み姿にねじり鉢巻や白足袋を身につけ、たいまつを手に樽御輿を担ぎます。


彼らは邪気を祓うための「大うちわ」を先頭に掲げ、若津神社から風浪宮まで約3キロの道を「ワッショイ!ワッショイ!」と掛け声を上げながら、勇ましく駆け抜けます。


風浪宮に到着すると、本殿を3周し、神職からの御祓いを受けます。

風浪宮大祭2024いつ?場所や時間など基本情報

福岡県の大川市で開催される風浪宮大祭の基本情報を紹介します。

【開催期間】
2024年2月9日(金)~11日(日)

【時間】
9日 10:30~17:00
10日 9:30~20:00
11日 8:30~18:00

【場所】
風浪宮
〒831-0016 福岡県大川市酒見726-1

【スケジュール】
●2月9日
10:30~ 本祭典
14:00~ 舳先祭(へさきさい)

●2月10日
9:30~ 献花祭
10:30~ 献茶
14:00~ お発座祭(おたちさい)
19:30~ 出発「裸ん行」
20:00  風浪宮到着

●2月11日
8:30~ お潮井汲み(ご神馬など出発)
9:30~ 御発輦祭
10:50~ お潮井詣り(市内巡幸祭)「御神輿、馬、神職、宮乙名、稚児などの行列」
14:20~ 下の宮祭典【巫女舞奉納】
15:30~ 流鏑馬大川市指定無形文化財】 於 風浪宮参道
16:00~ 奉納 太鼓演奏(風浪勝運太鼓・飛龍八幡太鼓)

風浪宮大祭2024屋台など露店の出店はあるの?

風浪宮大祭2024のイベントエリアでは、干し柿市と八女物産市が屋台として参加しています。


干し柿市では、古くから風邪予防や無病息災の縁起物として親しまれる干し柿が提供されます。


八女物産市では、海と山の恵みを交換する古い文化の名残りとして、八女の名産品が販売されます。


さらに、風浪宮大祭2024では、祭りの定番メニューも豊富に用意されています。

風浪宮大祭へのアクセス

【場所】
風浪宮
〒831-0016 福岡県大川市酒見726-1



【電車】
JR九州 長崎本線 佐賀駅 バス 約30分 高木病院前中原停留所 徒歩約12分
JR九州 鹿児島本線 羽犬塚駅 バス 約30分 大川市役所前停留所 徒歩約10分

【車】
九州自動車道 八女(やめ)IC 約30分
長崎自動車道 東脊振(ひがしせふり)IC 約30分

風浪宮大祭の駐車場

旧大川中学校など風浪宮周辺が駐車場として開放されます。


合計収容台数は500台。無料です。


交通規制も行われます。


駐車場の詳細や交通規制については以下を確認してください。

風浪宮の公式サイトへ>>

風浪宮大祭2024の見どころや魅力

風浪宮大祭2024は、約350年前の江戸時代寛文年間に始まりました。それ以来、長い歴史を誇ります。


また、風浪宮自体が1800年もの歴史を有しており、この祭りがそれより以前から行われていた可能性があります。


今では、風浪宮大祭2024は筑後地方の三大祭りの一つとして知られています。


この祭りの主な見どころは、流鏑馬(やぶさめ)と裸ん行(はだかぎょう)です。


流鏑馬大川市無形文化財として指定されており、11日の15:30から風浪宮の参道で行われます。


裸ん行は10日の19:30から、若津神社から風浪宮まで約3kmの道のりを、締め込み姿にねじり鉢巻と白足袋を身に着けた若者たちが、たいまつを手に樽御輿を担いで勇ましく駆け抜けます。


また、風浪宮大祭2024には巫女舞もあり、これも見どころの一つです。

風浪宮大祭の読み方

念のために確認しておきましょう


風浪宮大祭の読み方は、

おふろうさんまつり

となります。

風浪宮の神様は?

勝運の道を開いたという少童命(わだつみのみこと)を祀ります。


蒲池鑑盛は、少童命を崇拝し、その神徳が勝利をもたらすと信じて本殿を再建した。


この本殿は国の重要文化財に指定されており、勝運を守護し、開運を祈願する社として江戸時代の久留米有馬藩主を含む多くの人々に信仰されている。

風浪宮のご利益や歴史

ご利益は【勝運守護、交通安全、海難守護・厄除け、出産・安産祈願】などを中心に多岐に渡ります。


風波宮は、長い歴史を持つ重要な神社として知られ、地元では「おふろうさん」という愛称で親しまれています。


創立から1800年以上が経ち、その境内には、弥生時代の遺跡や初代宮司に関連する史跡が残っています。


また、この地は古くから海の民にとって重要な場所であり、玄海地方の志賀海神社とも関連が深いです。


この神社は、平安時代から特別な地位を有し、東西に分かれた二つの神社を構えていました。


江戸時代には、海の安全を守る神として、また戦勝をもたらす神として、大阪の商人や久留米藩主を含む多くの人々から篤い信仰を集めていました。


毎年2月に開催される大祭は、江戸時代から続く伝統行事であり、市内を巡る神幸行列や、裸ん行、流鏑馬などの行事が行われ、筑後地方の三大祭りの一つとして多くの人々が訪れます。


風波宮の起源には、神功皇后新羅からの帰途にこの地に立ち寄った伝説があります。


皇后はここで白鷺を見て、これを吉兆と捉え、その地を神聖な場所と定めました。


その後、武内宿禰が神社を建立し、海上の守護神として阿曇連磯良丸宮司とし、少童命を祀りました。


このように、風波宮は古くから海と人々の安全を見守る神社として、久留米や有馬の領主、筑後地方の人々から深い尊敬と信仰を集め、現在に至るまでその伝統と歴史を守り続けている名高い神社です。

風浪宮大祭2024のまとめ

風浪宮大祭は歴史があり今でも地元で愛されているお祭りです。


流鏑馬があるのも魅力ですよね。


少し寒いですが、お出かけして楽しみましょう。