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深大寺だるま市【2024】いつから?内容や値段に歴史と屋台やアクセスに駐車場など詳細はコチラ

毎年3月初旬、東京の調布市では「深大寺だるま市」と呼ばれる行事が開催されます。


このイベントは、群馬県の「高崎だるま市」や静岡県富士市の「毘沙門天大祭だるま市」と並んで、日本で最も著名なだるま市の一つとされています。


「厄除元三大師大祭」という正式な名前で知られるこの市は、比叡山の復興を果たした慈恵大師を称える祭りとして、江戸時代中期から続いています。



深大寺のだるま市は特に、元三大師を中心とした行事であり、その他とは一線を画しています。


1646年に深大寺が火災に見舞われた際、元三大師像だけが奇跡的に焼失を免れました。


この出来事が、ダルマが厄除けの力を持つという信仰に結びつき、良い縁起の象徴としてだるま市が開催されるようになったとされています。


現在、この行事は年間約10万人の人々を魅了する大規模なイベントへと成長しました。

深大寺だるま市2024いつから?時間や場所など基本情報

深大寺厄除元三大師大祭・だるま市」という、江戸時代からの伝統を持つ季節行事が、再び訪れます。


特に、深大寺で行われるだるま市は、日本国内でも特に有名な三大だるま市の一つとして知られており、年々多数の訪問者でにぎわうことで知られています。

【開催期間】
2024年3月3日(日)~3月4日(月)

【場所】
深大寺
東京都調布市深大寺元町5-15-1

【時間】
だるま市:両日とも9:00~17:00
護摩祈願:両日とも9:00~16:00
【入場料】
無料

深大寺だるま市2024屋台など露店の出店はあるの?

深大寺のだるま市には、主にだるまを販売する露店が並びますが、食品を提供する店舗も毎年多数参加しています。


さらに、深大寺はそばで知られていますが、そば以外にも、甘いお団子も親しまれています。


多くの訪問者で賑わいますが、食べ歩きをしてみるのも楽しいでしょう。

深大寺だるま市2024ダルマの値段はいくらくらい?

深大寺で開催されるだるま市において、各だるまの値札が掲示されていないのが一般的です。


価格について尋ねることに少し躊躇する気持ちも理解できます。


このイベントでは、年に一度だるまを販売する約300の店舗が集まるそうです。


販売されているだるまには、いろいろなサイズや種類がありますね。


価格帯は様々で、小さなものは約500円から、大きなものでは1万円を超える場合もあるようです。


また、縁起を担ぐアイテムを買い求める際には、価格交渉を行うことが幸運をもたらすとも言われています。


「粋な買い方」と呼ばれる特別な方法があり、これは最初に店主から提示された価格を聞き、そこから値段交渉を始めるというものです。


交渉に成功した場合、最初に提示された金額を支払い、交渉で下げた分を祝儀として渡します。


このような方法は酉の市での熊手購入時によく見られますが、だるま市ではそこまで厳密には求められていないようです。


深大寺のだるま市では値切り交渉が可能だという情報もありますが、実際に応じる店舗はそれほど多くないようです。


さまざまな種類の縁起の良いだるまがありますので、ぜひお気に入りを見つけてください。


店舗によって価格に差があるため、詳細は各店の情報を参考にしてください。

高さ5cm 500円~700円
高さ10㎝ 1000円前後
高さ20cm 2000円前後
高さ30㎝ 5000円~

深大寺だるま市2024内容や見どころについて

深大寺で毎年開催されるだるま市は、日本で最も大きなだるま市の三つのうちの一つです。


この市は、元三大師である慈恵大師への信仰と、だるまに対する信仰が融合したものとして知られています。


この地で行われる厄除けと元三大師を讃える大祭は、深大寺の中でも特に盛大なイベントであり、慈恵大師の功績を称えるものです。


慈恵大師は、比叡山延暦寺の僧であり、元三大師とも呼ばれています。


だるま市は江戸時代中期に始まったとされ、1646年に深大寺が大火に見舞われた後に、だるま信仰が根付いたと言われています。


この行事は、元三大師の神通力を敬う人々が集まる、長い伝統を持つものです。


市場では、だるまを扱う店を含む約300の店舗が軒を連ねており、伝統的な赤いだるまのほかにも、多彩な色のだるまが販売されています。


各色は異なる願い事に対応しています。

●赤は魔除けや家内安全、さらには幸運を引き寄せるためのもの
●白は試験合格や目標達成に
●ピンクは愛情や恋愛の成功に
●青は学業や仕事の向上に
●黄色は豊穣や金運を象徴しています


購入しただるまには初め、目が描かれていません。


願い事が叶ったことを示すため、お坊さんが特設された場所で目を入れてくれます。


深大寺では、目に梵字を入れる独自の方法があり、左目には物事の始まりを、右目には成就を意味する梵字を入れます。


さらに、元三大師堂では、願い事の成就を願う護摩祈願や、華やかな衣装を纏った高僧によるお練り行列も実施されています。


護摩祈願は一定の時間に複数回行われ、事前に申し込むことで内部での祈願が可能です。


お練り行列は、雅楽衆や木遣り衆などが先導し、境内を厳かに練り歩きます。


この行列は、もし雨が降る場合は屋内で密かに行われます。


この祭りは見どころ満載で、そのクライマックスは見逃せません。

深大寺だるま市へのアクセス

【場所】
深大寺
東京都調布市深大寺元町5-15-1



【電車】
京王線「調布」駅・「つつじヶ丘」駅より約バス15分、バス停「深大寺」下車
JR中央線「吉祥寺」駅よりバス約30分 バス停「深大寺」下車
JR中央線三鷹」駅よりバス約25分 バス停「深大寺」下車

【車】
中央道「調布」ICから国道20号経由2.3km 10分

深大寺だるま市の駐車場

専用駐車場はありません。近くにいくつか有料駐車場があるので紹介します。

神代植物公園第一駐車場】
〒182-0011 東京都調布市深大寺北町1丁目4



神代植物公園第二駐車場】
〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5丁目30

深大寺だるま市2024交通規制があります

深大寺通りは両日とも一方通行になります(10:00~16:00)

深大寺だるま市2024混雑状況

深大寺だるま市』は毎年10万人の訪問者で賑わいます。


今年も例年通り、多くの人出が予想されます。SNS上で訪れた人たちからは、非常に多くの人でごった返しているという声が挙がっています。


人混みを避けたい場合は、朝の早い時間や夕方に行くと比較的空いていることが多いようです。


訪れる際は、十分注意して楽しんできてください。

深大寺だるま市の歴史

「慈恵大師を記念し、江戸時代の中期頃から続く伝統的な縁日である「厄除けの大祭り」として知られています。


この祭りは、比叡山の復興に尽力した慈恵大師の功績を讃えるもので、関東地方でも有数の歴史を持つ深大寺で行われる市の一環です。


この市は、日本で最も有名な三つのだるま市の一つに数えられます。

深大寺で行われる数々の行事の中でも、「厄除けの大祭り」は最も大規模なものです。

毎年、深大寺の山門に咲く紅梅と白梅が見頃を迎える3月の初旬、大勢の参拝者がこの地を訪れます。


特に3月3日と4日の二日間は、約10万人が集まり、厄除けの祈りを捧げます。


この大祭りでは、参拝者の願い事が叶うよう、終日特別な祈祷が行われます。


江戸時代の記録によると、周辺地域から多くの人々が集まってきたと記されており、長い歴史と伝統を持つ行事として知られています。


深大寺に伝わる信仰は、今日でも多くの人々に支持されています。


同時に、境内では、大師様のご加護を願うだるま市も開催されます。


このだるま市は、日本三大だるま市の一つとして、また春の訪れを告げる行事として全国的に有名です。


境内には、約300店舗以上のだるま店が並びます。


購入されただるまは、元三大師堂前に設置された特別な場所で、僧侶によって目が入れられます。


この独自の風習では、だるまの目に古代インド文字を入れることで、物事の始まりと成就を象徴します。


新しく購入しただるまの左目には「阿」の文字を入れて開眼し、願いが叶った際には右目に「吽」の文字を入れて感謝を示します。

深大寺だるま市2024まとめ

例年、10万人もの観光客が訪れる大きなイベントです。


少し寒い時期ですが、縁起ものですので深大寺だるま市で達磨を購入しましょう。