和歌浦で毎年5月の第2週の日曜日に開催される、紀州東照宮の伝統的な大祭である和歌祭(わかまつり)は、地元で非常に親しまれています。
このお祭りは、紀州の国祭や天下祭、権現祭とも称され、歴史ある華やかな行列が特徴です。
「和歌祭」という名称は、東照宮が位置する和歌山(わかさん)の地名にちなんで名付けられたとされ、その地で全山を挙げての祭典が行われることに由来しています。
また、江戸時代には東照宮を直接称することを避け「和歌の御宮」と呼ぶ習わしがあったため、この名称が定着したという説もあります。
1622年(元和8年)に始まったこのお祭りは、今日もその長い伝統を守り続けています。
地域の象徴的なお祭りにぜひ参加して、その歴史と文化を体験してください。
和歌祭2024いつどこで?場所や時間など基本情報
和歌祭2024の開催概要は以下となります。
【開催日程】
2024年5月12日(日曜日)
【時間】
午前11時00分~午後4時00分
【場所】
紀州東照宮
和歌山県和歌山市和歌浦西2丁目1番20号
【行列スケジュール】
11:00~ 神輿おろし
12:00~ 神輿・渡御行列、御旅所(片男波)へ出発 ※東照宮前スタート
12:30~ 和歌浦漁港~片男波海水浴場
13:30~ 和歌祭渡御行列、御旅所(片男波)を出発 万葉館~あしべ橋
14:00~ あしべ通り~東照宮
和歌祭2024屋台など露店の出店ある?
2024年の和歌祭では、屋台や露店が多数出店する予定です。
通常、これらの店舗は午前10時から営業を開始し、午後4時まで続くため、今年も同様の時間帯での営業が見込まれます。
お祭りでは、定番の食べ物が豊富に揃います。
たこ焼き、唐揚げ、カレーライスといった食事メニューのほか、お弁当の販売もあります。
スイーツでは、アイスクリームや抹茶を使った商品も楽しめますし、ビールを含む飲料も提供されます。
和歌祭では、家族連れも楽しめる多彩な食品が用意されており、朝から夕方にかけて充実した時間を過ごせます。
さらに、カフェ風のキッチンカーも出店する場合があり、パンケーキやコーヒーなども楽しめます。
屋台の配置について公式情報は提供されていませんが、過去の傾向に沿って、西の丸広場や本町公園、ぶらくり丁などで屋台が設置される可能性があります。
また、その場で楽しむだけでなく、ねぎ焼きや串焼き、かまぼこなどお持ち帰り用の商品も多くありますので、お土産としてもおすすめです。
和歌祭・和歌浦花火2024の時間と場所について
2024年の花火については案内がまだありません。
和歌祭とはどんな祭り?歴史や見どころなど
和歌祭は、江戸時代から続く歴史ある祭りで、紀州の国祭、天下祭、権現祭とも称されています。
この祭りは紀州地方の住民に深く愛されており、華やかな行列が特徴です。
この行列には、太鼓や子ども神輿、相撲や連尺、舞姫など、多彩な45種類のパフォーマンスが含まれており、見る者を魅了します。特に神輿を下ろすシーンは、その迫力で注目の的です。
また、もちつきダンスや雑賀ダンスも行列の中で非常に華やかで、その衣装や太鼓の音が祭りの雰囲気を盛り上げます。
過去には花火も打ち上げられることがありましたが、2023年は天候不良により中止となり、2024年の花火情報も現在のところ不明です。
ぜひ行列や屋台を楽しんで、和歌祭の伝統と文化を体験してください。
和歌祭2024のアクセス
【場所】
紀州東照宮
和歌山県和歌山市和歌浦西2丁目1番20号
【電車】
JR和歌山駅・南海和歌山市駅から
和歌山バス新和歌浦行き約20分、権現前下車徒歩1分
【車】
・大阪方面から
和歌山IC出口→和歌山方面へ約5キロメートル直進→県庁前交差点を左折→国道42号を南へ約3キロメートル→和歌浦口交差点を右折し、約50メートル
・海南方面から
海南IC出口→和歌山方面へ国道42号を約5キロメートル進む→紀三井寺交差点を左折し、約2キロメートル直進→和歌浦交差点を左折→約1キロメートル直進
和歌祭2024駐車場
以下の駐車場があります。混雑と渋滞があるので可能でしたら、公共交通機関の利用をオススメします。
【片男波海水浴場駐車場】
〒641-0022 和歌山県和歌山市和歌浦南3丁目11
【万葉館前駐車場】
〒641-0022 和歌山県和歌山市和歌浦南3丁目1700
和歌祭2024交通規制
交通規制がるので、車で向かう方は注意してください。
交通規制の詳細はコチラ>>
和歌祭の読み方
念のために確認しておきましょう。
和歌祭の読み方は、
わかまつり
と読みます。
和歌祭2024まとめ
「和歌祭」とは、徳川家康を奉祀する紀州東照宮の年間最大の祭典で、神輿渡御として知られています。
この祭りは1622年から続く長い歴史を持ち、毎年5月に開催されています。
祭りのハイライトは、紀州東照宮の108段の石段を神輿が駆け下る「神輿おろし」で幕を開け、その後、和歌浦地区を巡る多彩な渡御行列が続きます。
この行列には45種類もの異なるパフォーマンスが含まれており、地元の子供たちや地元企業が積極的に参加することで、紀州の豊かな伝統文化が次世代へと受け継がれているのが見て取れます。