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生國魂祭【2024】いつ?時間や場所に屋台と清い風と交通規制やアクセスと駐車場など詳細情報

生國魂祭は、大阪の夏を彩る三大祭りの中で最も早く開催されます。


この祭りは7月11日(木)の夕刻に始まり、地元の氏子地区で太鼓や獅子舞、神輿が巡行します。


続く7月12日(金)には、本祭が開催され、祭神を乗せた御鳳輦(ごほうれん)が中心となり、装束をまとった700人以上の奉仕者たちが馬車と共に大阪城の旧鎮座地を巡ります。



両日とも、神社の境内では「お練り」と呼ばれる催し物が行われ、太鼓台や獅子舞、神輿がひっきりなしに動き回ります。また、枕太鼓を含む山車が引かれる様子も見ることができます。


生國魂神社から谷町筋に至る参道には、多くの屋台が軒を連ね、夜遅くまで賑わいます。

生國魂祭2024いつ?時間や場所など基本情報

生國魂祭2024開催概要は以下となります。

【開催日】
2024年7月11日(木)・12日(金)

【場所】
生國魂神社
〒543-0071 大阪府大阪市天王寺区生玉町13-9

【時間】
両日ともに9:00~20:00

【入場料金】
無料

【スケジュール】
■7月11日 宵宮
・子ども太鼓
・金銀神輿のお練り

■7月12日 本宮
・本宮祭神幸(かんこう)祭
・渡御行事
・元宮駐輦(もとみやちゅうれん)祭

生國魂祭2024屋台など露店の出店ある?

生國魂祭では、毎年様々な屋台や露店が出店します。


通常、生玉公園の周辺や上本町から生國魂神社に向かう参道沿いに、約500メートルにわたって屋台が連なっています。


これまでの祭りの様子を写真で見ると、狭い通りに多くの屋台が密集しており、訪れる人々で賑わっているのが分かります。


購入できる商品の一例として、お好み焼きなどが挙げられます。大阪ならではの美味しそうなお好み焼きですね。


また、水飴やかき氷、玉子せんべいを提供する屋台も見受けられます。


今年も多彩な屋台が揃うことでしょう。

生國魂祭2024アクセス

【場所】
生國魂神社
〒543-0071 大阪府大阪市天王寺区生玉町13-9



【電車】
・地下鉄谷町線千日前線谷町九丁目駅」 徒歩4分
近鉄大阪線大阪上本町駅」 徒歩9分

生國魂祭2024駐車場

20台収容可能な駐車場があります。


祭り当日は交通規制もあるので、公共交通機関の利用をオススメします。

生國魂祭2024交通規制

交通規制があるので注意してください。


最新の交通規制情報は以下となります。

交通規制の詳細はコチラ>>

生國魂祭の歴史や見どころと楽しみ方

生國魂祭は、およそ1400年前の天武天皇の時代に起源を持つと伝えられています。


かつては2000人以上が集う盛大な行事でしたが、太平洋戦争の際の大阪大空襲で多くの祭具や記録が失われ、長期間その開催が中断されました。


1990年には、簡易版の神輿を新たに製作し、自動車を使って大阪城まで御神体を運ぶ形式が取り入れられました。


2014年には、市民の寄付により御鳳輦(ごほうれん)が新しく作られ、昔ながらの人力で運ぶ形式が復活し、祭りは再び完全な形で開催されるようになりました。


この祭りが行われる生國魂神社は、地元では「いくたまさん」と親しみを込めて呼ばれ、地域住民の強い愛情を感じさせます。


毎年の祭りは、宵宮で金銀の神輿や獅子舞が披露され、枕太鼓の迫力ある演奏も見逃せません。


特に注目すべきは「陸渡御(りくとぎょ)」です。これは神輿を担いで聖地へ向かう行為を指し、生國魂祭では大阪城がその目的地です。


12日の本宮の日には、参加者が一丸となって大阪城を目指し練り歩きます。


この熱気溢れる行列や、約500メートルにわたって続く屋台の並びも祭りの大きな魅力の一つです。

生國魂祭2024まとめ

延喜式名神大社として知られる生國魂神社は、石山崎(現在の大阪城近辺)で生島神(いくしまのかみ)と足島神(たるしまのかみ)を祀ることに始まります。


天正8年(1580年)の石山合戦によって一度は焼失しましたが、天正11年(1583年)に豊臣秀吉によって大阪城の建設と同時に現在地へと遷されました。


その2年後に建立された本殿は、本殿と幣殿を一つの流れ造りで組み合わせ、正面には千鳥破風、すがり唐破風、さらに千鳥破風を配置した、他に類を見ない「生國魂造」様式を採用しています。


現在の本殿は戦後にコンクリートと銅板で再建されましたが、それでも桃山時代の特徴を今に伝えています。


毎年の行事としては、6月30日に病気や災厄を祓う大祓式、7月11日と12日のいくたま夏祭り、8月11日と12日の大阪薪能、そして9月の第一日曜とその前日には上方落語創始者、米澤彦八を祀る彦八祭が行われ、数多くの参拝者で賑わいます。