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会津田島祇園祭【2024】いつ?時間や場所に花嫁行列や歴史に屋台の出店と願いやアクセスに駐車場と交通規制など詳細情報

田島地区の会津田島祇園祭は、福島県南会津町で7月22日から24日までの3日間に渡って開催される、田出宇賀神社と熊野神社の年中行事です。


このお祭りは京都の祇園祭、愛知の中の津島祇園祭と共に、日本三大祇園祭に名を連ねています。



期間中は露店が多数出店し、4つの壮大な屋台が並びます。


これにより多くの観光客が集まります。


屋台では子供たちによる歌舞伎の公演が行われ、神様への奉納品を運ぶ七行器行列や、町を練り歩く神輿渡御、そして最終日には神社の神楽殿で奉納される太々御神楽が見どころです。


このお祭りの起源は鎌倉時代の文治年間(1185年~1189年)に遡り、この地の領主であった長沼宗政が祇園信仰を尊び、田出宇賀神社で祇園祭を開始したことに始まります。


さらに、慶長8年(1603年)には京都八坂神社の祇園祭に倣った祭りの形式が確立され、現在の会津田島祇園祭が形成されました。

会津田島祇園祭2024いつ?時間や場所など基本情報

会津田島祇園祭」は、京都と愛知の祇園祭と肩を並べる日本三大祇園祭のひとつで、800年以上の長い歴史を誇ります。


毎年、この祭りには約8万人の観光客が集まり、大変な賑わいを見せます。


1981年には、この祭りが国の重要無形民俗文化財として認定されました。


2024年の「会津田島祇園祭」は、7月22日の月曜日から24日の水曜日まで開催される予定です。

【開催日】
2024年7月22日(月)~24日(水)

【場所】
田出宇賀神社・熊野神社

【スケジュール】
●7月22日(月)例祭
10:00~ 
例大祭斎行・浦安舞奉奏[拝殿]・奉納太鼓

11:30~ 
オープニングセレモニー[駅前交差点]
・しゃんぎり演奏
 田島しゃんぎり保存会
・挨拶、テープカット
・太鼓演奏
 會津田島太鼓保存会
 田島保育園

12:00~ 
露店開始

16:00~
  屋台運行・歌舞伎上演[4屋台にて]

●7月23日(火) 渡御祭
7:30~8:30
七行器行列(花嫁行列)
[西町上組お党屋組~神社]

10:00~
神輿渡御出発[神社~党本]
神輿渡御出発後
太鼓演奏[神社駐車場]
會津田島太鼓保存会・田島保育園

12:30~
神輿渡御内廻り[党本~神社]

15:00~
太鼓演奏[上屋台格納庫前]
暁の星幼稚園

16:00~
屋台運行・歌舞伎上演「4屋台にて]

●7月24日(水) 太々御神楽祭
13:00~15:00
太々御神楽奉奏[神楽殿

7月23日に行われる「渡御祭」の一環として、七行器行列は、地域の氏子たちが神前に供物を献上する神聖な儀式です。


この行列の後に続く神輿渡御では、神輿に宿った神様が町を巡り、住民の病気や災いを払ってくれるとされます。


神輿の出発前には、「お支度触れ」という使者が町内を回り、出発を告げます。彼らの特徴的な装いも見逃せません。


午後4時からは屋台運行と歌舞伎が上演され、伝統ある屋台歌舞伎は、その誇り高き郷土芸能として広く知られています。


大屋台では子どもたちが乗り込み、勇ましく町を練り歩きます。


これらは「喧嘩屋台」とも呼ばれ、力強い屋台の競演は、担ぎ手の熱意と活気を存分に感じさせます。


夜になると、大屋台は提灯で照らされ、昼間とは異なる幻想的な光景を創り出します。


この美しいライトアップされた屋台は特に魅力的です。


最終日の7月24日13時からは太々御神楽の演奏があります。


太々御神楽は無言で進められ、舞いや音楽だけで表現される独特の演出です。


この演奏が終わると、一連の会津田島祇園祭の行事がすべて終了し、一年間の努力が幕を閉じます。

会津田島祇園祭2024屋台など露店の出店ある?

会津田島祇園祭の際には、毎年国道が歩行者専用区域に変わり、多数の屋台や露店が一列に並びます。


2024年の祭りでは、7月22日の正午から露店が営業を開始します。


たこ焼きや焼きそばなどの人気屋台食品が楽しめるほか、子どもたちが喜ぶスーパーボールすくいなどのゲーム露店も多く設けられています。


これらの屋台や露店を巡るだけで、訪れる人々には多くの楽しみが提供されます。

会津田島祇園祭の歴史と花嫁行列や子供歌舞伎など見どころ

会津田島祇園祭は、鎌倉時代の1185年から1189年にかけて始まったとされています。


この時期、地域の支配者であった長沼宗政は祇園信仰を深く尊重し、祇園の神、牛頭天王(ごずてんのう)をこの地の鎮護の神として祭り上げました。


彼によって祇園祭の規定が設けられ、田島地域の守護神である田出宇賀神社の祭礼と共に開催されるようになりました。


会津田島祇園祭の特筆すべき見所の一つが「七行器行列」です。


この行列は、穀物の豊穣を祈願する伝統的な儀式で、赤飯や鯖、神酒を含む七つの「行器」を神前に供えます。


また、この行列では約40人の女性が華やかな和装で花嫁行列を形成し、「日本一の花嫁行列」とも称され、その荘厳な美しさが見る者を魅了します。


さらに注目すべきは「子供歌舞伎」です。


ここでは、小学生から高校生までの子どもたちが大屋台で歌舞伎を演じます。


一度途絶えたこの伝統は1994年に約120年ぶりに復活しました。


子どもたちが大人顔負けの演技で長いセリフを抑揚を付けて完璧にこなす様子は、見応えがあり、彼らの迫力ある演技は見る価値があります。

会津田島祇園祭2024アクセス

【場所】
田出宇賀神社
〒967-0004 福島県南会津郡南会津町田島宮本甲629



【電車】
会津鉄道会津線 会津田島駅より徒歩約10分

【車】
東北自動車道 西那須野塩原ICより約60分

会津田島祇園祭2024駐車場

臨時駐車場が用意されます。

駐車場の場所はコチラ>>

会津田島祇園祭2024交通規制

大規模な交通規制も行われます。

交通規制の詳細はコチラ>>

会津田島祇園祭の読み方

念のために確認しておきましょう。

会津田島祇園祭の読み方は、

あいづたじまぎおんさい

となります。

会津田島祇園祭2024まとめ

会津田島祇園祭」は、古くから「東の田出宇賀社、中の津島社、西の祇園社」と称され、日本三大祇園祭の一つとされています。


本祭である23日の朝早くには、豪華な花嫁衣装に身を包んだ女性たちが列を成し、神社までの道を歩く「七行器行列」が執り行われます。


祭りは22日の宵祭から始まり、23日の本祭の夕方まで続きます。


この間、勇壮な大屋台の運行や子供による歌舞伎の公演が披露されるなど、様々な見どころが提供されます。


祭りの運営は、御党屋制度に基づいて行われ、現在は9つの御党屋組が祭事を担当し、党本の家を支えています。


この伝統ある祭りは、その歴史と文化的価値を認められ、1981年に国の重要無形民俗文化財として指定されました。