戸畑祇園大山笠【2024】いつ?時間や場所にスケジュールと歴史どんな祭りかや見どころに屋台と有料席にアクセスや駐車場など詳細情報
このお祭りは、博多祇園山笠や小倉祇園太鼓と共に「福岡の夏の三大祭り」と称され、全国各地から参拝者が訪れます。
1803年に始まったこの祭りは、200年以上にわたり続いています。
このお祭りは、天災や疫病からの救済を祈るスサノオノミコトへの感謝を表す行事で、その起源は祝い山笠の奉納にあります。
現在では、戸畑区内の4地区で、大山笠と小若山笠の合計8基がパレードを行います。
戸畑祭の独特な特徴は、昼と夜で山笠の装いが大きく変わることです。
昼間は台座に勾欄と色とりどりの幟を飾り立てますが、夜には装飾を一新し、高さ約7メートルの櫓を組み立てて、309個の提灯を12段に飾り付けます。
このお祭りは7月の第4土曜日を含む3日間で開催され、中日の夕刻からは大山笠競演会が行われます。
その迫力とスケールは、見る人々を圧倒します。
夜の山笠は、日本古来の灯りの美しさを現代に伝え、見る者を魅了する勇壮な競演を展開します。
1980年には国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されました。
このお祭りは、その珍しい夜の祭りとして、特別な存在として現代に受け継がれています。
戸畑祇園大山笠2024いつ?時間や場所に日程(スケジュール)など基本情報
福岡県北九州市の戸畑区では、夏になると伝統ある戸畑祇園大山笠が盛大に開催されます。
北九州市内では毎年夏季、20箇所以上で「祇園」と称されるお祭りが各地で行われています。
戸畑祇園大山笠は、国から重要無形民俗文化財として認められており、「提灯山」という愛称でも親しまれています。
この祭りは、博多祇園祭や小倉祇園太鼓と並び、福岡県の「夏の三大祭り」に数えられています。
特に大競演会の際には、毎年数十万人もの観光客や地元住民が訪れ、その華やかな様子を楽しんでいます。
【開催期間】
2024年7月26日(金) ~ 2024年7月28日(日)
【場所】
戸畑区役所前・浅生第一公園周辺
福岡県北九州市戸畑区千防1・新池1
【時間】
18:30~21:00 (2024年7月27日大山笠競演会)
【観覧料】
基本無料
(有料席あり)
【スケジュール】
●7月26日(金)
飛幡八幡宮・菅原神社・中原八幡宮にて祭典
各山運行
●7月27日(土)
13:00~ 飛幡八幡宮にてお祓い
洞海湾にてお汐井汲み
18:00~ 浅生1号公園周辺にて大山笠競演会
●7月28日(日)
各山運行
戸畑祇園大山笠2024屋台など露店の出店ある?
戸畑祇園大山笠の際には、毎年数多くの屋台や露店が出店し、賑わいを見せています。
主に戸畑区役所周辺が出店の中心地となっており、そこでは様々な食べ物が販売されています。
また、飛幡八幡宮の参道でも多くの露店が並びます。
たこ焼きやフランクフルトなどのポピュラーな屋台食から、九州地方の特色ある箸巻きなど、美味しいグルメを祭りの雰囲気の中でお楽しみいただけます。
戸畑祇園大山笠2024有料観覧席の料金と購入方法
戸畑祇園大山笠競演会での観覧には、指定席と自由席の入場券が現在販売されています。
2024年7月11日現在、指定席のチケットについて追加で販売が行われている状況です。
さらに、自由席のチケットに関しても、まだ空席がある場合は北九州市戸畑区の公式サイトで情報が更新されています。
公式サイトはコチラ>>
■購入方法
指定席:電話連絡 093-871-2316(戸畑祇園大山笠振興会事務局)
※郵送希望の方は2024年7月19日まで
自由席:窓口販売⇒戸畑区社会福祉協議会
郵送⇒電話 093-871-2316(戸畑祇園大山笠振興会事務局)
※郵送希望の方は2024年7月19日まで
■発売場所、時間
戸畑祇園大山笠振興会事務局(戸畑区役所3階総務企画課37番窓口)
9:00から17:00まで
土・日・祝日はのぞく
■金額
指定席:1席 5000円
自由席:1席4500円
子ども・大人の区別はありません。
1歳から有料で、常時抱っこする乳児(0歳児)のみ無料。
戸畑祇園大山笠2024アクセス
【場所】
戸畑区役所前
〒804-0081 福岡県北九州市戸畑区千防1丁目1-1 戸畑区役所
【電車】
JR鹿児島本線「戸畑駅」から徒歩で約20分
【車】
北九州市都市高速「西港IC」から約3キロ
戸畑祇園大山笠2024駐車場
専用駐車場は用意されていません。
出来るだけ、公共交通機関の利用をオススメします。
戸畑祇園大山笠2024交通規制
2024年7月27日(土)17:00~22;00に交通規制があるので注意してください。
交通規制の最新情報はコチラ>>
戸畑祇園大山笠どんな祭り?歴史や競演会の見どころ
1802年(享和2年)、戸畑地区で疫病が蔓延した際に、地元の村人が神社での祈りが功を奏し、その成功を受けて1803年(享和3年)に感謝の意を込めて須賀大神(スサノオノミコト)に祝いの山笠を奉納する行事が始まりとされる戸畑祇園大山笠。
このお祭りは、太平洋戦争による中断を経て、1938年(昭和13年)から1946年(昭和21年)まで休止されていましたが、その後復活しました。
220年以上の長い歴史を持ち、飛幡八幡宮、菅原神社、中原八幡宮の三社主催で行われるこのお祭りは、1980年(昭和55年)に国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年(平成28年)にはユネスコの無形文化遺産にも登録されました。
特に注目されるのは、戸畑祇園大山笠が昼夜でその姿を変える「姿替え」という独特の特徴を持っていることです。
2日目の夕刻から始まる大山笠競演会では、昼は伝統的な幟(のぼり)大山笠で華麗な姿を披露し、夜には飾りを取り払い、12段に309個の提灯が灯される光のピラミッドに変身します。
この大山笠は、重さ約2.5トン、高さ約10メートルにも及びます。
各地区の中学生が担ぐ小若山笠と、東・西・中原・天籟寺の4地区からの大山笠が合わせて全8基が一堂に会し、戸畑区役所前の公園一帯を豪華絢爛に盛り上げます。
担ぎ手たちは法被とはちまきを身に付け、「ヨイトサ!ヨイトサ!」の掛け声と共に太鼓の音やお囃子が響き渡ります。
※2024年は、天籟寺大山笠と小天山笠の参加が見送られます。
提灯はロウソクを用いて点灯され、時には燃えることもありますが、それを叩き落とす様子も見どころの一つです。
約30分間に渡る競演は、速さと美しさが競われ、この祭りを通じて戸畑区の住民の熱気や情熱、団結力を肌で感じることができます。
連日の厳しい暑さが続く中、紫外線対策と熱中症対策を万全にしてお祭りをお楽しみください。
戸畑祇園大山笠2024まとめ
戸畑区における200年以上の歴史を誇る伝統的な祭りは、国から重要無形民俗文化財として認定され、福岡県の「夏の三大祭り」に数えられており、「提灯山」としても広く知られています。
この祭りは、2016年にユネスコの無形文化遺産にも登録されました。
この祭りは、飛幡八幡宮、菅原神社、中原八幡宮の三つの神社が中心となって開催されます。
特に提灯山笠は、昼間の幟山笠の装飾を全て撤去し、台上には高さ約7メートルの櫓を組み立て、309個の提灯を12段に飾り付けるという壮大なものです。
これは、その形態としては日本最大級(総高8.5メートル)の提灯山笠です。
この祭りの際立った特色は、昼間は通常の幟大山笠の形態であるが、夜になるとピラミッド型の提灯大山笠に変貌することです。
夕刻からは、全8基の山笠が一斉に形を変える「五段上げ」が披露され、光のピラミッドが夏の夜空を華やかに彩ります。
毎年7月の第4土曜日を中心に3日間にわたって開催されるこの祭りでは、戸畑区役所前や浅生一号公園周辺で、華やかな提灯山笠の競演会が行われます。