浅草寺ほおずき市【2024】いつ？時間や場所に御朱印とお守りに屋台やアクセスと駐車場など詳細情報
7月9日と10日、浅草寺の境内は鮮やかなほおずきの屋台で賑わう。これは浅草の夏を象徴する風景の一つです。
この二日間は「四万六千日」と称される特別な縁日であり、ほおずき市も同時に開かれます。
元来、観世音菩薩を祀るこの日は、平安時代から毎月18日に設定されていました。
しかし、室町時代の末期に入ると、「功徳日」と称される新たな縁日が加えられ始めました。
功徳日とは、その日に参拝することで、通常よりも遥かに多くの功徳を得られるとされる日です。
現在、浅草寺では毎月1回、年間で12回の功徳日が設けられており、7月10日はその中でも最も大きな功徳が約束される日として「四万六千日」と特に呼ばれています。
「四万六千日」の名前の由来には複数の説がありますが、一説には、米一升が46,000粒に相当することから来ているとも言われていますが、はっきりとは定まっていません。
46,000日とは約126年に相当し、これは人間の一生とも考えられるため、「一生分の功徳を得られる日」と位置づけられています。
江戸時代からこの縁日への参拝が一般に広まり、9日から多くの人々が参拝するために集まるようになりました。
これが理由で、9日と10日の両日が縁日とされて今日に至っています。
浅草寺ほおずき市（四万六千日）2024いつ？時間や場所など基本情報
東京で最も由緒ある寺院の一つ、「浅草寺（せんそうじ）」では、2日間に渡る特別な行事『四万六千日（しまんろくせんにち）』が行われます。
この日は、四万六千日分の大きな功徳が得られるとされる縁日であり、同時に「ほおずき市」も開かれることで知られています。
【開催日】
2024年7月9日（火）、10日（水）
【時間】
9：00頃～21：00頃
【場所】
浅草寺境内
東京都台東区浅草2-3-1
【御祈祷】
内陣東西・参道の祈祷受付け（お守り授与所）
四万六千日限定のご祈祷札（黄札）があります。
ご祈祷志納金が5千円以上、一万円以上、二万円以上によって黄札の規格が違います。
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【法要】
9日（火）6：00、7:00、8：00、9：00以降30分ごとに18：30まで
10日（水）6：00、7：00、8：00、9：00以降30分ごとに18：30まで
浅草寺ほおずき市（四万六千日）2024屋台など露店の出店ある？
「ほおずき市」には、ほおずきや食べ物を扱う約180の露店が軒を連ねます。
特にほおずきを販売する露店では、屋根に葦（ヨシ）を用いたり、風鈴の音が響き渡るなど、浅草の夏を象徴する風情が感じられます。
食べ物のラインナップも豊富です。串焼きやたこ焼き、焼きそば、お好み焼きから、はしまき、えびたこ焼き、からあげ、鮎の塩焼き、じゃがバター、チーズハットグ、ソフトプレッツェルドック、トッポキ、シャーピン、かき氷、フルーツあめ、こんぺいとう、串焼き団子、ソフトドリンク、タピオカジュース、チョコバナナ、ベビーカステラ、けずりいちごなど、多種多様なグルメが並びます。
また、金魚すくい、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくいなどの遊びも提供されているため、2024年も同じように楽しめるでしょう。
浅草寺ほおずき市（四万六千日）2024御朱印とお守り
参拝の際にいただく御朱印は、四万六千日の期間中、特別な時間帯に影向堂（ようごうどう）で受け取ることが可能です。
この期間は通常の8:00～17:00から拡張され、朝6:00から閉堂時間まで対応しています。
また、この2日間限定で提供される雷除札や災難除守もあります。
雷除札は500円で提供され、災難除守は1,000円で、この中には小さな雷除札が含まれています。
これらは特別なお札やお守として、参拝者に授与されます。
浅草寺ほおずき市（四万六千日）歴史や由来と見どころについて
東京の著名な観光スポットである雷門（正式には風雷神門と呼ばれます）は、浅草寺の正門に位置しています。
目を引く赤い大提灯が、浅草の象徴とされ、常に雷門を背景にした観光客の記念撮影で賑わっています。
雷門から本堂に至る約250メートルの通りは仲見世と呼ばれ、表参道としても知られており、日本で最も歴史ある商店街の一つです。
ほおずき市が開かれる2日間、雷門を通ると、すぐにほおずきの露店が迎えてくれます。
さらに、そのほおずきと共に吊るされる江戸風鈴の音が、暑い夏を少し涼しく感じさせてくれます。
毎年約50万人が訪れる浅草寺の「四万六千日」は、特別な功徳日とされ、参拝すると46,000日分の功徳が得られると言われています。
46,000日は約126年に相当し、人の一生の限界ともされるため、「一生分の功徳を得られる縁日」として知られています。
また、ほおずきは昔から薬効が高いとされ、大人の病気や子供の虫下しに効果があるとされていたことから、「ほおずきを鵜のみにすれば病気が治る」と言われ、縁日で厄除けとして販売されるようになりました。
浅草寺ほおずき市（四万六千日）2024アクセス
【場所】
浅草寺境内
東京都台東区浅草2-3-1
【電車】
東武スカイツリーライン：浅草駅より徒歩5分
東京メトロ銀座線：浅草駅より徒歩5分
つくばエクスプレス：浅草駅より徒歩5分
都営地下鉄浅草線：浅草駅A4出口より徒歩5分
浅草寺ほおずき市（四万六千日）2024駐車場
専用駐車場はありません。
以下の駐車場があります。
【台東区雷門地下駐車場】
〒111-0034 東京都台東区雷門２丁目１２-１８番先
浅草寺ほおずき市2024まとめ
四万六千日の法要は、適切に行われます。
雷を避けるためのお札が配布されることになっています。
観音様の中でも最も大きな功徳が得られる日は7月10日です。
この日に浅草寺を訪れると、四万六千日分の功徳が得られるとされ、江戸時代から参拝者が多く訪れるようになりました。
7月9日と10日の間、浅草寺周辺はほおずきを売る120の店舗と、その他の商品を扱う100店以上が立ち並び、夜通し活気ある商売の声が浅草の夜空に響き渡ります。
また、7月9日と10日のこの二日間限り、浅草寺からは雷を避ける力を持つとされる、竹串で挟まれた三角形の「雷除守護」のお札が提供されます。
