筑波山は、関東地方で初日の出を一番早く拝むことができる場所で、その中腹には縁結びのご利益で有名な筑波山神社があり、毎年多くの人々が訪れます。
初詣の参拝者数は年に約23万人にも上ります。
神社周辺は、大晦日の夜から三が日にかけて非常に混雑します。
「2024年は筑波山で最高の年をスタートしたい」と考えている方々に向けて、筑波山神社の初詣についてご紹介します。
渋滞を避ける方法や駐車場情報など、混雑を回避するためのヒントもチェックしましょう。
筑波山神社の初詣2024混雑する時間帯
大鳥居が示すように、バス停「筑波山神社入口」周辺は大晦日から元旦にかけて混雑します。
最近では賽銭箱が増設されているため、参拝の列の混雑は少し和らぎましたが、破魔矢、鏑矢、熊手などの縁起物やおみくじを求める人々によって混雑します。
混雑する時間帯についての目安を以下に示します。
【混雑時間の目安】
■元旦
午前0時～午前2時ごろ
■三が日
午前10時～14時
筑波山神社の初詣2024周辺道路と駐車場の混雑
筑波山神社には参拝者専用駐車場が100台分あり、周辺には市営駐車場が4か所（約450台分）あります。
民営駐車場も存在しますが、深夜から混雑します。
元旦の朝7時ごろには駐車場は満車となります。
女体山頂へ向かうロープウェイの女体山側の「つつじヶ丘駐車場」は、朝6時頃から混雑し、駐車場に車を停めるのに2時間かかることもあります。
筑波山の麓から神社まで2時間かかることもあるため、三が日は渋滞が発生します。
筑波山神社の初詣2024混雑回避の時間帯とコツ
筑波山神社の初詣において、目的によっておすすめの時間帯や日程が異なります。
初日の出を見たい方は12月31日の夜から元旦の朝8時くらいまでが最も混雑します。
ただし、8時以降でも道路と駐車場が空くわけではないため、早めに行動することが重要です。
初詣だけを考えている方であれば、早朝から午前10時ごろまでを目安に訪れることをおすすめします。
なお、1月2日以降に訪れる場合は、ケーブルカーとロープウェイが通常運行となり、お土産屋さんも10時ごろから開店しています。
屋台やお土産屋さんを楽しみたい方は、混雑を覚悟して訪れることが必要です。
三が日は周辺道路と駐車場が混雑するため、出発前に余裕をもって出かけることをおすすめします。
また、筑波山のメイン道路である県道42号のライブカメラ映像をチェックすることで、渋滞状況を確認できます。リアルタイムの映像を活用して、2日に訪れる時間を計画しましょう。
筑波山神社の初詣を楽しむために、訪れる時間帯や混雑回避のポイントを押さえて、新しい年のスタートを最高にしましょう！
筑波山神社のライブカメラ
やはり、混雑については当日になってみないと分かりませんよね。
筑波山神社では、ライブカメラがあるので混雑状況を確認できます。
ライブカメラへ＞＞
筑波山神社の初詣2024アクセス
【場所】
筑波山神社
〒300-4352 茨城県つくば市筑波1番地1
【電車】
つくばエクスプレス「つくば駅」より筑波山シャトルバスで40分
・JR常磐線「土浦駅」から関東鉄道筑波山口行きバスで50分→筑波山口乗換・筑波山神社入口行きバス10分
【車】
常磐自動車道土浦北ICより国道125号線経由約40分
ケーブルカーは、元旦4:30より運行開始
ロープウェイは、元旦5:00より運行開始
さらに詳しい運行状況は以下より確認できます。
筑波観光鉄道株式会社サイトへ＞＞
筑波山神社の初詣2024駐車場情報
筑波山神社の駐車場は、1日500円の有料駐車場があります。
■市営第一駐車場
普通車は210台
大型5台
■市営第二駐車場
二輪車8台程度
■市営第三駐車場
普通車138台
大型10台
身障者用２台
■市営第四駐車場
普通車97台
第一駐車場、第二駐車場、第三駐車場は初日の出の時間帯前に満車になります。
比較的、停めやすいのは以下の駐車場になります。
【筑波山つつじヶ丘駐車場】
〒300-4352 茨城県つくば市小幡１
筑波山つつじヶ丘駐車場は、女体山側のロープウェイを利用される場合におすすめの駐車場です。
筑波山神社の初詣2024屋台などの露店はあるの？
2024年の初詣でも、屋台が例年通りに出店され、さまざまな美味しい料理が楽しめるでしょう。
早朝に参拝に行くと、美味しい甘酒が楽しめると言われていますが、明るくなる前に行くことができなかったと後悔する人もいます。
甘酒を楽しみたい方は、かなり早い時間に行く必要があります。
神社に出店される屋台の数は、他の神社に比べて少ないかもしれません。
筑波山神社の参道が短いため、仕方がありません。
それでも、イカ焼き、焼きそば、じゃがバター、りんごあめ、チョコバナナなど、屋台の人気メニューは楽しむことができます。
筑波山神社の基本情報
茨城県つくば市に位置する筑波山神社は、関東の霊峰筑波山に鎮座し、約3000年の歴史を持つ由緒ある神社です。
筑波山神社は最初の夫婦神を祀り、山の中腹に拝殿があります。
本殿は、筑波山の男体山と女体山の山頂にあり、そこに御祭神が祀られています。
その由緒ある歴史から、初詣の時期には毎年20万人を超える参拝者が訪れます。
元旦祭りでは、御皇室の繁栄や氏子崇敬者の安寧を祈る行事が行われ、筑波山山頂からは太平洋から昇る初日の光を拝むために多くの人々が早朝から登山します。
【御祭神】
・筑波男大神（伊弉諾尊・イザナギノミコト）
・筑波女大神（伊弉冊尊・イザナミノミコト）
●初詣参拝者数
23万人
●参拝時間
24時間可能
●祈祷受付
元日1:00～16:00
（通常9:00～16:00）
●初詣祭事
1月1日：元旦祭
1月3日：元始祭
神社への参拝だけでなく、筑波山全体が景色の美しいパワースポットとして知られ、山登りと共に神社を訪れることができます。
筑波山神社のご利益について
筑波山神社では、日本最古の夫婦神を祀っており、縁結びのご利益で知られています。
【筑波山神社のご利益】
縁結び
夫婦和合
家内安全
子授け
工事安全
交通安全
商売繁盛
厄除け
この神社からは幅広いご利益が期待できます。
筑波山神社のパワースポットにも注目
筑波山神社の中でも特筆すべきは、拝殿近くにある「御神木の大杉」です。
この樹齢約800年の大杉は市指定の天然記念物で、触れることができます。御神木に触れてパワーを感じてみてください。
さらに、男体山の自然研究路には、成功を祈願する「立身岩」というパワースポットもあります。
眺めも素晴らしいので、ウォーキングがてら訪れてみる価値があります。
他にも多くの見どころがありますので、ぜひチェックしてみてください。
筑波山は関東最速「初日の出」としても有名
筑波山山頂から見ることができる初日の出は、午前6時45分ごろと関東一早い時間です
（茨城県全体の平均は6時50分ごろ）。
特に女体山からの景色が素晴らしく評判ですが、朝早くからの登山は大変ですよね。
初日の出前にロープウェイ・ケーブルカーで山頂へ行けます
筑波山からの夜景も美しいのです。
元旦には、女体山へ向かうロープウェイと男体山へ向かうケーブルカーが早朝から運行しており、初日の出を気軽に楽しむことができます。
さらに、1月1日の元旦には、各駅先着500名に開運小判のプレゼントもあるとのことですが、女体山山頂へ向かうロープウェイの乗車券は非常に混雑するため、早めに並ぶ必要があります。
深夜に山頂を目指す登山者もいるようです。
■元旦の始発運行時刻
●筑波山ロープウェイ
（つつじヶ丘駅～女体山頂駅）
５：００始発
●筑波山ケーブルカー
（宮脇駅～筑波山頂駅）
４：３０始発
ちなみに、元旦の午前4時から凄い列になっているのでご注意ください。
筑波山神社の初詣2024まとめ
筑波山神社の初詣はやはり混雑は避けて通れません。
比較的空いている時間を案内しましたが、ある程度の混雑は覚悟しましょう。
初日の出と一緒に筑波山神社に参拝できると良いですね。
