熱海では、通常1月から鮮やかなピンク色の花を咲かせる「あたみ桜」を楽しむことができます。
さらに、3月からはソメイヨシノも見頃を迎え、熱海では冬から春にかけて2回花見を楽しむことができます。
以下、熱海で楽しめるおすすめの桜の観賞スポットを紹介します。
「あたみ桜」は、明治初期にイタリア人によって熱海に持ち込まれ、レモンやナツメヤシとともに栽培されたと伝えられています。
この桜は非常に早く咲く特徴があり、沖縄のカンヒザクラ(寒緋桜)とほぼ同じ1月に開花します。
そのため、早咲きの桜として親しまれ、多くの観光客が熱海を訪れて楽しんでいます。
一つ一つの花が大きく、濃いピンク色をしている美しい「あたみ桜」は、熱海に訪れる人々に早い春の訪れを感じさせてくれます。
熱海桜糸川桜まつり2024いつ?場所など開催期間とライトアップについて
熱海市内の中心部を流れる糸川沿いで、早咲きあたみ桜の名所として知られるエリアでは、「あたみ桜糸川まつり」が毎年開催され、大道芸やバンド演奏などのイベントで賑わいます。
また、祭り期間中は夕方から桜がライトアップされ、夜桜を楽しむことができ、土日祝日には桜茶が提供されます。
ライトアップされた桜と熱海の夜景が見事に調和し、美しい景色を楽しむことができます。
「2024年の熱海桜糸川桜まつり」の開催期間、場所、およびライトアップの時間帯は以下の通りです。
【開催期間】
2024年1月6日(土)から2024年2月4日(日)
【時間】
期間中の土日祝の10:00から15:00
【ライトアップ】
期間中の16時30分から23時
【場所】
糸川遊歩道
熱海桜糸川桜まつり2024見ごろと開花状況について
「熱海桜糸川桜まつり」で知られるあたみ桜は、通常、1月から2月初旬に開花します。
この静岡県熱海市の桜は、沖縄のカンヒザクラ(寒緋桜)とほぼ同じ時期、つまり1月に花を咲かせ、日本で最も早咲きの桜として知られています。
個々の花は大きく、濃いピンク色の花弁を持ち、カンヒザクラとヤマザクラの雑種であると考えられています。
あたみ桜は、珍しいことに、一本の枝に早咲きと遅咲きの2つの異なる種類の花を咲かせる桜です。
同じ枝に、早い時期に咲く花のつぼみと後で咲く花のつぼみが並んでいるのです。
その結果、開花期間が非常に長く、これがあたみ桜の特徴です。
通常の桜は1~2週間で散ってしまうのに対し、あたみ桜は驚くほど長い1カ月以上にわたって咲き続け、多くの人々に楽しまれます。
このようなあたみ桜の「見頃時期」に関する情報を提供するために、過去の開花状況を調査しましたので、ご参考までにご覧いただければと思います。
●2021年の桜
1月18日頃 1分咲き 1月29日頃 6分咲き(桜の見ごろになる)
2月1日~ 7分咲き
●2022年のあたみ桜
1月20日頃 3分から4分咲き
1月25日頃 6分から7分咲き(桜の見ごろになる)
2月3日~ 満開
●2023年のあたみ桜
1月19日頃 3分から4分咲き
1月26日頃 6分咲き(桜の見ごろになる)
2月3日~ 満開
●2024年は
1月中旬で、0.5分から5部咲き程度。
場所により開花状況にばらつきがあります。
熱海桜糸川桜まつり2024屋台などの露店はあるの?
熱海桜糸川桜まつり2024では、以下の内容が計画されていますが、詳細はまだ未定です。
庭園を無料でご利用いただけ、焼きそば、から揚げ、ビール、日本酒などの屋台も楽しめ、ピクニックにも最適です。
また、土日祝日の開催期間中には飲食店が出店し、桜茶も提供される予定です。
具体的な出店情報や桜茶のサービス場所などの詳細は、まだ決まっていないため、お知らせいたします。
●1月20日(土)
13:30から14:30まで
磐梯熱海温泉キャンペーン(ドラゴン橋にて)
●1月21日(日)
10:00から15:00まで
修善寺温泉キャンペーン・大道芸(猿回し)(ドラゴン橋にて)
●1月27日(土)
10:00から11:30まで
御殿場市キャンペーン(ドラゴン橋にて)
10:00から15:00まで
大道芸(猿回し)
●1月28日(日)
11:30~12:00/13:00~13:30
歌・ダンス(ミズノ・アンサンブル)(ドラゴン橋にて)
●2月3日(土)
11:00~11:30/13:00~13:30
剣舞(雅魅-miyabi-)(ドラゴン橋にて)
●2月4日(日)
11:30~12:00/13:30~14:00
バンド演奏(糸川ベンチャーズ)(ドラゴン橋にて)
これ以外にも楽しいイベントが開催予定。
熱海桜糸川桜が見えるオススメの場所
熱海桜糸川桜まつり2024の魅力的な観賞ポイントは、主に以下の4箇所があります。
【熱海梅園前市道から熱海梅園まで】
静岡県熱海市梅園8-11に位置し、来宮駅から徒歩で10分、または熱海駅から相の原団地行きのバスに乗車して15分で梅園バス停に到着します。
この場所では、梅の開花時期と桜の満開時期が重なることで、梅と桜を同時に楽しむことができます。
【釜鳴屋平七夫婦像】
静岡県熱海市渚町2にある釜鳴屋平七夫婦像の近くでも、桜が美しく咲いています。
この場所は、熱海駅から歩いて約12分の距離に位置しており、海と桜を同時に楽しめる素晴らしい景色が広がる知られたスポットとなっています。
【熱海海浜公園】
和田浜南町は、静岡県の熱海市に位置し、熱海駅から約20分の距離にあります。
このエリアでは、海辺の公園を散策しながら桜の美しさを堪能することができます。
【糸川遊歩道 桜の数58本】
静岡県熱海市銀座町から中央町にいたる遊歩道。
駅から徒歩15分。
熱海桜糸川桜まつりのアクセス
【場所】
糸川遊歩道
〒413-0013 静岡県熱海市銀座町3-17
【電車】
JR熱海駅から徒歩15分から20分
熱海桜糸川桜まつりの駐車場
熱海桜糸川桜まつり専用の駐車場はありません。
近くの有料駐車場をいくつか紹介します。
【タイムズ熱海市営第1親水公園】
〒413-0014 静岡県熱海市渚町7
【タイムズ熱海市営第2親水公園】
〒413-0014 静岡県熱海市渚町14
【タイムズ熱海市営和田浜】
〒413-0023 静岡県熱海市和田浜南町4
【タイムズ熱海市営臨港】
〒413-0023 静岡県熱海市和田浜南町6
【タイムズ熱海市営清水町】
〒413-0021 静岡県熱海市清水町6
熱海桜糸川桜まつり2024まとめ
熱海桜糸川桜まつりでは、ひと足早く桜を楽しむことが出来ます。
ソメイヨシノなどの3月から4月も楽しみですが、糸川桜まつりの寒い中の桜鑑賞も楽しいですよ。
寒さ対策をして桜を楽しみましょう。