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庄川観光祭【2024】庄川峡花火大会&夜高行燈の時間や場所に屋台やアクセスと交通規制と駐車場など詳細情報

富山県砺波市に属する庄川町では、毎年6月の最初の土曜日と日曜日に開催される祭りがあり、この祭りは2006年に「とやまの文化財百選」にも選出されました。


この祭りは、1952年に4つの村が合併して庄川町となった後、翌1953年に始まり、以来毎年続いています。



見どころは庄川峡花火大会、夜高行燈の練り歩き、そして「合せ」と呼ばれる独特の喧嘩行燈です。


喧嘩行燈については、初めて聞く方も多いかもしれませんが、これは行燈がぶつかり合う迫力のあるイベントです。


これから詳細にご紹介していきたいと思います。

庄川観光祭2024庄川峡花火大会&夜高行燈いつ?時間や場所など基本情報

庄川観光祭」は富山県砺波市で毎年6月初めの土曜日と日曜日に開催される盛大なお祭りです。


この祭りでは、庄川峡花火大会や夜高行燈の合わせ、ヨサコイダンスなどが行われ、多くの人々が楽しむ人気イベントとなっています。


特に、勇壮な夜高行燈が庄川温泉郷を華やかに彩り、祭りの雰囲気に染め上げます。


毎年訪れる数多くの観光客でにぎわいを見せる庄川観光祭の魅力に迫ります。

【開催日時】
6月1日(土)15:00~
6月2日(日)12:30~

【場所】
砺波市庄川一円

【スケジュール】
■6月1日(土)
15:00~ ヤマメ放流つかみ取り
17:30~ 鉢伏山開き 
18:00~ 夜高行燈街練り
19:00~ たいまつ行進
19:20~ 御神燈点燈式
20:00~ 庄川峡花火大会
20:45~ 夜高行燈コンクール
22:00~ 夜高行燈合わせ

■6月2日(日)
12:30~ 第1部、 14:30~ 第2部、 15:30~ 第3部: ヨサコイ演舞・庄川音頭 
18:00~ 夜高行燈街練り
20:30~ 夜高行燈合せ
23:00~ 夜高行燈手締め

庄川観光祭2024庄川峡花火大会&夜高行燈の見どころと楽しみ方

庄川観光祭には数々のイベントが催されますが、特に注目されるのが夜高行燈です。


この行事では、大小様々な26基の行燈が庄川の町を練り歩きます。


これらの行燈は、なんと全て手作りで、高さは5メートルを超えるものもあります!


練り歩く際は、電線に触れないよう特製の棒を使って電線をかき分けながら進行します。


行燈の上には男性が乗り、体全体を使って行燈を大きく揺さぶります。


夜になると、行燈に灯りがともされ、幻想的な風景が夜道に浮かび上がります。


特に注目されるのが、「合せ」と呼ばれる行燈の衝突イベントで、大行燈9基が参加します。


「合せ」では、相対した2基の行燈が力いっぱいぶつけ合われ、「喧嘩行燈」とも称されるほどの激しいアクションが展開されます。


行燈の指揮者である「裁許」の合図で衝突が開始され、その迫力は圧巻です。


祭り2日目にはヨサコイの舞があり、これまでの激しさとは異なる華麗なダンスが観客を魅了します。


また、地域で最初に開催される庄川峡花火大会も見逃せません。


スターマインや音楽花火、打ち上げ花火など、合計1500発の花火が夜空を美しく彩ります。


夜高行燈の情熱的な赤い光と花火の華やかな輝きが同時に楽しめる、豪華な時間を体験してみてはいかがでしょうか。


また、今年からは両日にわたってキッチンカーフェスも開催され、6月1日は16時から22時まで、6月2日は12時から18時まで楽しむことができます。

庄川観光祭2024庄川峡花火大会&夜高行燈へのアクセス

【場所】
砺波市庄川一円



【電車】
JR城端線 砺波駅よりタクシーで約15分

【車】
北陸自動車道 砺波ICより国道156号経由で約15分

庄川観光祭2024庄川峡花火大会&夜高行燈の駐車場

祭り期間中は、道の駅庄川庄川中学校・第一織物株式会社・水記念公園が無料駐車場として利用可能です。

【道の駅庄川
〒932-0315 富山県砺波市庄川町示野437



庄川中学校】
〒932-0314 富山県砺波市庄川町青島3938



【第一織物株式会社】
〒932-0314 富山県砺波市庄川町青島11



【水記念公園】
〒932-0305 富山県砺波市庄川町金屋1550

庄川観光祭2024庄川峡花火大会&夜高行燈の交通規制

交通規制があるので、以下で最新の情報を確認してください。

交通情報の詳細へ>>

庄川峡花火大会&夜高行燈の歴史や由来

砺波地方、特に庄川地域では、6月初旬に田植えが完了し、「ヤスンゴト」と呼ばれる休息の日が設けられる習慣がありました。


この地方では、田植えの終わりを祝う行事として、子どもや青年たちが夜高行燈を作り、村を巡って五穀豊穣と豊かな収穫を願う風習が、夜高行燈の起源とされています。


砺波地方で夜高行燈がいつから広まり始めたかは不明ですが、その伝統は今も続いています。


また、庄川観光祭は1952年に同じ生活習慣や歴史を共有する4つの村(東山見村・青島村・雄神村・種田村)が合併して庄川町が誕生したことを記念して1953年にスタートしました。


「ヨイヤサ、ヨイヤサ」という掛け声を背景に、庄川の夜を彩る豪華で絢爛な夜高行燈の行列は、昔も今も見逃せない光景です。

庄川観光祭2024まとめ

毎年6月の初めの土曜日と日曜日には、庄川観光祭で町全体が祭りの雰囲気に包まれます。この2日間は、さまざまな祭りの楽しさを一度に体験できる時間です。


壮大な夜高行燈や、空を彩る花火、たいまつ行進など、鮮やかな光のショーが展開されます。


そして、夜高行燈同士のぶつかり合いは、観客を大いに沸かせるクライマックスとなります。