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新居浜太鼓祭り2023日程や喧嘩ルールなど見どころ解説

四国三大祭りの一つとして、徳島の「阿波踊り」と高知の「よさこい祭り」と並ぶものが新居浜太鼓祭りです。



このお祭りは、毎年10月中旬の3日間にわたって開催され、主要なイベントは「太鼓台」と呼ばれる巨大な山車を引き回すパレードです。


特に注目すべきは、「かきくらべ」という競技で、太鼓台の車輪を外して、約3トンもある山車を150人以上の男たちが協力して持ち上げ、力比べを繰り広げる壮大なパフォーマンスです。


そんな、魅力たっぷりの新居浜太鼓祭りについて運行や魅力など解説していきます。

新居浜太鼓祭り2023の日程(スケジュール)

新居浜太鼓祭り2023はいつからか気になっている方も多いですね^^

日程は発表されましたので紹介したいと思います。

【開催期間】
2023年10月15日~10月18日
【場所】
愛媛県新居浜市
愛媛県新居浜市 新居浜市内8地区(川西地区・川東地区・川東西部地区・船木地区・角野地区・泉川地区・中萩地区・大生院地区)
運行表などの詳細はまだ発表されていないですね。 参考ですが、昨年の運行表を紹介したいと思います。

新居浜太鼓祭りの運行表へ>>

屋台はあるの?

新居浜太鼓祭りに屋台は沢山出店されます^^

主に、新居浜市役所前の中央公園、新居浜商店街、昭和通りですね。

名物のじゃこ天やきんたろうまんじゅうなどもあります。

新居浜太鼓祭りの魅力や見どころ

なんといっても、太鼓台と”かきくらべ”でしょうね!

太鼓台とは

太鼓台は、美しい刺繍の入った天幕、房、飾り幕が施された壮麗な山車で、五穀豊穣への感謝と氏神様への奉納を担当していました。


市内を練り歩くため、合計51基の山車が男たちによって担がれます。江戸時代後期には、山車は非常に小さく控えめなデザインでしたが、経済の成長に伴い、明治時代中期には現在のように華やかな装飾が施されたと言われています。


これらの華麗な太鼓台は、地域間の競争心を刺激し、他の地域も独自の個性を持つ豪華な太鼓台を製作しました。


太鼓台は非常に巨大で、重さは約3トン、高さは5.5mにも達し、1つの太鼓台を持ち上げるには約150人の男性が必要です。巡行中には太鼓から迫力ある音が響き渡ります。


興味深いことに、太鼓の価格は約5000万円と言われ、高級なものは7000万円にも達するとされています。新居浜太鼓祭りの魅力の一つは、多種多様な太鼓を見ることができることです。

かきくらべとは?

「かきくらべ」とは、太鼓を持ち上げる競技で、担ぎ手の男性たちの腕力と連携が試される激しい競技です。


この競技は、市内を巡行する太鼓隊が同じ場所で出会ったときに行われ、太鼓を担ぐ男たちが合図を受けて、神輿のように太鼓を高く持ち上げます。


競技中には、ソーリャ、ソーリャ、ヨイヤサーノサーサーなど、さまざまな掛け声が使用されます。

新居浜太鼓祭りの喧嘩ルール

新居浜太鼓祭りの魅力でもあり有名でもある喧嘩。
これ、世間で言われるような物騒なものではないんですよね。


新居浜太鼓祭りの「喧嘩」とは、太鼓隊が練り歩いている最中に太鼓同士がぶつかり合う行為を指します。


このぶつかり合いが、外から見るとまるで喧嘩しているかのように見えるだけのことです。


この習慣は、新居浜のかつての漁師たちの漁場争いが祭りの一環として持ち込まれたことに由来していると言われています。


毎年、この「喧嘩」のせいでけが人が多く発生するため、昭和40年代から喧嘩行為を制約する取り組みが行われていますが、完全にはなくなりません(笑)。


最近では、鉢合わせを禁止するルールが導入されましたが、効果的に制約することは難しいようです。

新居浜太鼓祭りの歴史

太鼓台の歴史は古く鎌倉時代に始まったと言われています。
秋の豊作と大漁に感謝する奉納行事として続いてきました。神輿の渡御と神社への宮入りも伝統的に保たれています。


西日本には山車が多く存在し、「ちょうさ」と「太鼓台」として知られていますが、新居浜型太鼓台は特に装飾が華麗で、特に「布団締め」と呼ばれる重い布団をしっかり巻くことで知られています。


また、「房」と呼ばれる飾りが非常に長く、男たちが太鼓台を担ぐ際の情熱と力強さを表現しています。


新居浜は銅産業によって繁栄した街で、その歴史と新居浜の人々の気質が太鼓台の洗練と大型化に影響を与えました。


太鼓台は高さが6メートル、重さが2.5トンほどあり、新居浜の各地区で行進します。
豪華な装飾を施した太鼓台は見物客を魅了しますが、太鼓台同士がぶつかり合うこともあります。


このぶつかり合いは「鉢合い」として知られ、新居浜太鼓祭りが「喧嘩祭り」と呼ばれる一因です。


このぶつかり合いは危険ですが、男たちの競争心や血気盛んさから生まれることもあります。


しかし、歴史的には新居浜の銅山が豊かになったことで、各地区の競争心が芽生えたため、現在のぶつかり合いの伝統が築かれました。


太鼓台を担ぐ人たちの中には荒々しい人もいますが、これも競争が激化する理由の一つです。 この競争とライバル意識が太鼓台の巨大化に繋がりました。


かつては小さなものから始まりましたが、新居浜の発展に伴い、今日のような巨大かつ豪華なものに進化しました。

新居浜太鼓祭りへのアクセス



【車】
新居浜ICから国道11号を経由し約30分
【電車】
JR予讃線新居浜駅からせとうちバス住友病院前方面行きで4分、市役所前下車すぐ(川西地区・一宮神社)

駐車場はあるの?

臨時駐車場も用意されるので、代表的な駐車場を紹介しておきます。

国領川河川敷臨時駐車場

JR新居浜駅南口臨時駐車場

山根公園付近の国領川河川敷