2023年から2024年も、冬の季節になると弘前公園で桜が美しく咲き誇る。
地元の青森県弘前市の住民たちは、「冬でもソメイヨシノを満開にしたい」という願いをかなえるべく、弘前公園外濠の桜の木にピンク色の照明を施してライトアップを行っています。
雪が積もった桜の枝がライトアップされる夜は、まるで夜桜鑑賞のような夢幻的な風景が広がり、冬のお花見が楽しめます。
今年のシーズンでは、約500mのエリアにLED投光器140台などが配置され、さらなる完成度向上を図り、冬に咲く桜を美しく演出しています。
桜の木々に雪が積もる日を中心に、春のような咲き誇る桜の美しい光景がライトアップされます。
今冬は地元の照明演出の専門家が監修し、より一層美しいライトアップを目指しています。
詳細の情報を説明していきます。
弘前公園の冬に咲くさくらライトアップ2023-2024いつから？日程情報
弘前公園は春の桜の名所として著名ですが、冬には雪に覆われた桜の木が特別なイベントで照らされます。
雪の間に広がる柔らかな桜色の光に包まれた木々は、冬においても桜が咲いているような幻想的な光景を披露してくれます。
【開催日程】
2023年12月１日（金）～2024年2月29日（木）
【ライトアップ時間】
日没～21:00
以下の期間はライトアップ時間を延長。
12月22日（金）～1月3日（火）、2月9日（金）～2月14日（水）
日没～23:00
【場所】
弘前公園 追手門付近の外濠
【入場料】
無料
弘前公園の冬に咲くさくらライトアップの見どころや魅力を紹介
弘前公園は日本三大夜桜の1つとして広く知られ、桜の美しさは「死ぬまでに見たい絶景」とたたえられています。
江戸時代に桜の植樹が始まり、明治時代に一般に開放された弘前公園は、300本以上の歴史あるソメイヨシノや100年以上の老木が見どころです。
春になると、多くの観光客が世界各地から訪れますが、冬もまた魅力的なイベントがあります。
『冬に咲くさくらライトアップ』は、2017年にクラウドファンディングで実現したプロジェクトで、真冬の雪景色とライトアップが見事に調和しています。
雪に覆われた桜の木が幻想的な光景を生み出し、雪の花筏や桜吹雪など、さまざまな美しいシーンが楽しめます。
ただし、特定の条件が整った時に最も美しく映え、雪が桜の枝に白とピンクのコントラストを生む瞬間は限られています。
2022年はコロナ禍の中でも、ライトアップは5周年を迎え、より魅力的になるよう新たな試みが行われました。
弘前の四季に合わせた色彩や金魚ねぷたの展示などが加わり、ピンク色をメインにしたライトアップは、洗練された魅力を放っています。
ライトアップの場所は外濠の追手門付近で、同時期には弘前エレクトリカルファンタジーも開催されています。
歴史的な建造物と最新のテクノロジーが組み合わさり、幻想的な光の世界を楽しむことができます。
弘前公園の冬に咲くさくらライトアップへのアクセス
【場所】
弘前公園 追手門付近の外濠
青森県弘前市下白銀町1番地
【電車】
JR弘前駅から弘南バス市役所方面行きで約15分、市役所公園入口下車
弘南鉄道(大鰐線)から徒歩約20分
【車】
東北自動車道大鰐弘前ICから約10キロ
弘前公園の冬に咲くさくらライトアップの駐車場
いくつかあるので、3つほど紹介します。
【弘前市役所】
青森県弘前市上白銀町1-1
営業時間：7:00～21:30
料金：1時間まで無料、以降100円/30分
【アウトエア元大工町】
青森県弘前市元大工町2
営業時間：24時間
【弘前市立観光館駐車場】
青森県弘前市下白銀町2-1
収容台数：100台
料金：1時間まで無料、以降有料
