イベントな毎日

毎日を楽しく過ごすための情報を配信します

鶴岡八幡宮例大祭2023見どころや内容など詳細解説

鶴岡八幡宮では、毎年9月14日~16日までの3日間、最も大切とも言える例大祭が行われます。

 

14日は宵宮祭。続く15日には例大祭が厳かに執り行われ、その後、神輿3基が担がれ、数百メートルにわたる行列が繰り広げられる神幸祭が行われます。

 

そして16日には、流鏑馬神事や鈴虫放生祭が執り行われるほか、期間中には境内でさまざまな神々の祝祭が行われ、厳粛な神事に彩りを添えます。

それでは、鶴岡八幡宮例大祭の見どころや内容を詳しく見ていきましょう^^

 

鶴岡八幡宮例大祭の読み方

一応ですが、確認の意味を込めて。

 

つるがおかはちまんぐうれいたいさい

 

と読みます。

鶴岡八幡宮例大祭の日程や内容について

それでは、日程と各祭典を紹介していきます。

2023年9月14日~9月16日で開催されます。

ちなみに、2022年の流鏑馬は中止になりました。

2023年の情報はアップされ次第こちらに反映いたします。

 

●9月14日
4時30分:浜降式
16時:合唱会
18時:宵宮祭
19時:和太鼓演奏回
終日:鎌倉噺子


●9月15日
10時:例大祭
13時:神幸祭
18時:日本舞踊
終日:献華会
終日:鎌倉噺子


●9月16日
15時:鈴虫放生祭
終日:献華会
終日:鎌倉噺子


なお、各祭典は変更や中止になる可能性もあります。

お出かけ前に、鶴岡八幡宮のホームページを確認しましょう。

鶴岡八幡宮のホームページ>>

鶴岡八幡宮例大祭の見どころ

それでは、各祭典の見どころを見ていきたいと思います。

■浜降式
例大祭の前に、神社の宮司神職たちは身を清めるために、早朝、由比ヶ浜で禊(みそぎ)を行います。 これが浜降り式として知られています。 禊の後、浄めの象徴として藻塩草(海藻)を持ち帰り、社頭に掲げます。

 

■宵宮際
例大祭の前夜に行われる儀式です。 神職たちは、提灯の明かりを手にして社務所から大きな石段を上り、本宮の本殿で翌日の例大祭の計画をご祭神に報告します。

その後、石段を降りて若宮で拝礼します。 中に入って詳しく見学することは許されませんが、神職の皆様の姿をただ眺めるだけでも神聖な気持ちになります。

 

例大祭
神社本庁からの幣帛(へいはく)を持った献幣使(けんぺいし)を迎え、宮司神職、巫女、八乙女(やおとめ)が奉仕し、多くの人々が集まり、厳かな雰囲気で行われます。 神の前には鈴虫も供えられ、静かな中にも秋らしい虫の音が広がります。

 

神幸祭
大神様を神輿(みこし)に乗せて、氏子の地域を親しく巡るお祭りが行われます。 ご神幸(お渡り)は15日の午後1時に出御祭を行い、神様は3つの神輿に分かれて、本宮を出発します。

若者たちが神輿3基を本殿から運び降ろし、宮司神職、錦旗、神馬、ちょうちん、太鼓、盾、弓矢などで構成される行列が数百メートルにわたって若宮大路を進みます。 この行進の途中に、二の鳥居まで続く途中で、御旅所が設けられています。

ここで緑の千早や緋袴姿の八乙女たちによる八乙女舞が披露されます。御旅所祭が終わると、神輿は本宮に戻って行事を終えます。

 

流鏑馬神事
流鏑馬神事では、午後1時から舞殿で特別な儀式が行われ、おおよそ午後2時に馬たちが登場し、「流鏑馬」が開催されます。

一般の方々が観覧できる場所は全て無料で、先着順の立ち見エリアとなっています。 舞殿で儀式を観るか、馬場で場所を確保するか迷うことかもしれませんが、どちらも見逃せない経験ですので、悩ましい所ですが両方を楽しむことをおすすめします。

 

■鈴虫放生祭
流鏑馬神事が終わり、境内に心地よい風が吹く頃、神域の自然に鈴虫を放す行事が行われます。これは、例大祭で神前に捧げた鈴虫を解放する儀式です。

舞殿では雅楽の演奏と巫女による神楽舞が行われた後、神職が手にした鈴虫たちが境内の森に放たれます。

 

■神賑行事
鶴岡八幡宮例大祭の間、境内でさまざまな神々の祝祭が行われ、厳粛な神事に彩りを添えます。

献茶会、献華会、武道大会、和太鼓の演奏などが神に捧げられ、例大祭にふさわしく、活気にあふれた雰囲気が広がります。

鶴岡八幡宮例大祭に屋台は出るのか?

祭りの魅力を引き立てるのは、屋台の存在ですね。

例大祭の期間中、境内にはさまざまな屋台が集まります。

 

ただし、9月16日の流鏑馬神事の際には、境内を横切る流鏑馬馬場が神事に使用されるため、出店数は初詣時と比べて約20軒程度と少なくなります。

 

食事を楽しみたい方には、多くの飲食店やお土産屋が軒を連ねる小町通りへ向かうことをおすすめします。

鶴岡八幡宮例大祭の歴史を知る

1187年(文政三年)8月15日に、鶴岡八幡宮放生会(ほうじょうえ)と流鏑馬が行われ、これが例大祭の起源となり、それ以来途切れることなく続いています。

 

放生会は仏教の教えに基づき、生き物を野山に放すことによって殺生を避け、供養したり徳を積んだりする法会です。

 

鶴岡八幡宮の源平池は、放生池として造られ、かつては魚を放して放生会を行っていました。

 

この放生会の際、源頼朝由比ヶ浜に1000羽の鶴を放ったという伝説も存在します。

 

例大祭放生会が元となっており、かつては旧暦の8月15日に行われましたが、現在は新暦の9月15日に行われています。

鶴岡八幡宮へのアクセス

●住所

〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31

【電車】
JR横須賀線 JR湘南新宿ライン

「JR鎌倉駅」東口から徒歩10分

江ノ島電鉄

江ノ電鎌倉駅」から徒歩10分

【車】
横浜横須賀道路(旭横須賀道路)の朝日奈ICから、県道204号線を鎌倉方面から約5km。

※駐車場はありますが、例大祭中は混み合うので公共交通機関の利用をオススメします。