約180年前、灘黒岩水仙郷の周辺の漁師たちは、海岸に漂着した球根を山に植えたことから、次第にその場所が水仙で繁殖したと言われています。
現在、淡路島南部の標高約608メートルの諭鶴羽山から海に続く急な45度の斜面一帯、おおよそ7ヘクタールにわたり、約500万本もの野生の水仙が咲き誇っています。
主に一重咲きの野生のニホンスイセンが中心で、わずかに八重咲きの花も混ざり、12月下旬から翌年の2月下旬までの約1ヶ月半、周辺一帯が甘い香りに包まれます。
灘黒岩水仙郷2023見頃について
灘黒岩水仙郷の花の見頃は、例年1月上旬~2月下旬です。
クリーム色のスイセンが輝く青い海に映え、淡路島の冬を美しく彩っています。
地元の漁師たちが、江戸時代に海岸に漂着したスイセンの球根を植えたことが始まりです。
この場所は、福井の越前海岸や千葉の鋸南町とともに、「水仙の日本三大群生地」に数えられています。
2023年12月25日には、灘黒岩水仙郷がオープンし、管理棟は交流拠点として新たな姿で再登場します。
建物内には、カフェ・レストラン、お土産屋、トイレなどが整備され、観光客やサイクリストのためのくつろぎの場としてご利用いただけます。
屋上の展望デッキからは、国生み神話の舞台とされる「沼島(ぬしま)」を一望できます。
灘黒岩水仙郷は、12月下旬から2月下旬までのスイセンの開花時期に限り、一般公開されます。
今年の開園期間は以下の通りです。
【開園期間】
2023年12月25日(月)~2024年2月末頃まで
※12月31日(日)~1月1日(月)午前中除く
【開園時間】
9:00~17:00(最終入園16:30)
灘黒岩水仙郷(2023)開花情報
天候や気温によって変化しますので、最新の灘黒岩水仙郷の花の開花状況は、下記のサイトなどで確認してください。
灘黒岩水仙郷の詳細へ>>
灘黒岩水仙郷の読み方
灘黒岩水仙郷の読み方が分からない人も多いようです。
なだくろいわすいせんきょう
と読みますので参考にしてください。
灘黒岩水仙郷(2023)入場料はいくら
入場料については、以下の通りとなります。
大人(高校生以上) 600円
小中学生 300円
幼児 無料
南あわじ市民 無料
灘黒岩水仙郷のアクセス
【場所】
〒656-0551
兵庫県南あわじ市灘黒岩2
【電車・バス】
「福良バスターミナル」からバスで約50分、「黒岩水仙郷」バス停下車
【車】
神戸淡路鳴門自動車道「淡路島南IC」から約40分
神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原IC」から約40分
灘黒岩水仙郷の駐車場
40台ほど駐車可能な駐車場があります。