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天領日田おひなまつり【2024】いつから?時間と場所にマラソン情報やアクセスと駐車場など詳細はコチラ

江戸時代、西国の重要な拠点として栄えた天領日田は、幕府直轄地として繁栄を享受しました。


この地域では、特に掛屋を筆頭とする商人たちが活躍し、日田独自の町人文化を育んだとされています。



その結果、京都や大阪から取り寄せた華麗で豪華な雛人形や雛具が、今日でも多くの旧家に伝えられているのです。


雛祭りの時期には、豆田町や隈町にある古い家屋や資料館が、これらの雛人形や雛具を公開し、来訪者を迎えます。


ただし、中には入場料が必要な施設もあるため、訪問前に確認が必要です。

天領日田おひなまつり2024いつから?時間や開催場所など基本情報

日田市、大分県に位置し、九州地方で初めてひな祭りを開催したとされる場所です。


ここでは、春の訪れと共に「天領日田おひなまつり」という名の下、伝統的なお祭りが開催されることで知られています。


近年、五段や七段に飾られた華やかな雛人形を見る機会は減少していないでしょうか?


このお祭りでは、通常の段飾りだけでなく、300年以上前に製作された歴史ある雛人形や数千体に及ぶ雛人形、そして雛飾りに使われる様々な道具を展示しています。

【開催期間】
2024年2月15日(木)~3月31日(日)

【時間】
9:00~18:00

【場所】
日田市豆田地区、隈地区、その他

雛人形の展示施設】
草野本家 豆田町11-4
廣瀬資料館 豆田町9-7
薫長酒蔵資料館 豆田町6-31
岩澤商店 豆田町6-36
嶋屋本家 豆田町14-5
ひな御殿 豆田町13-6
日本丸豆田町4-15
工房 黒船屋 豆田町4-15
天領日田はきもの資料館 豆田町3-11
嶋屋 豆田町10-8
天領日田資料館 豆田町11-7
原次郎左衛門家 中本町5-4
てまり工房と提灯工房 隈2-6-10
日田祇園山鉾会館 隈2-7-10
椎茸の森菊 隈2-8-13
日本料理 春光園 隈1-3-3
川津家 有田町1520
古民家 錦映 小迫町88

天領日田おひなまつり2024豆田流しびななどイベントが盛りだくさん

2024年の天領日田ひな祭り期間中には、さまざまな関連イベントや併せて行われる催しが多数予定されています。


終わった催しも存在しますが、今現在進行中、あるいは今後行われる予定のイベントをいくつか紹介いたします。

【豆田流しびな】
●開催日時 3月3日(日)10:00~14:00
●場所 桂林荘公園
●参加料 無料

「流しびな」とは、紙で作られた人形に自分の願いを記し、それを川に流して願いを天に届ける、特に人気のある伝統的な行事です。

【「日田の茶菓」豆田の茶店
●出店日 3月3日(日)、10日(日)
●時間 10:00~16:00
●場所 豆田まちづくり歴史交流館広場
●料金 500円


期間限定で営業するこの茶屋では、伝統ある和菓子と日田産のお茶を清水で淹れたものを、手頃な価格で提供しています。

【第44回 日田おおやま梅まつり】
●開催期間 2024年2月18日(日)~3月17日(日)
●場所 おおくぼ台梅園、ふるや台梅園

二つの梅の庭園で、合計約9000本の梅が見事に開花しています。


開催期間中には、これらの庭園が無償で公開されるほか、様々な屋台やイベントが開かれますので、ぜひ訪れてみることをお勧めします。

天領日田おひなまつり2024マラソン大会も開催されます

豆田町の春近しの風光明媚な街角や緑豊かなトラックを駆け巡るランニングイベントです。


参加者一人ひとりに暖かい拍手と激励の声を送りましょう。

●開催日 2024年3月24日(日) ?雨天決行
●場所 日田市陸上競技場 (スタート/フィニッシュ)


イベントの詳細については、天領日田おひなまつりを確認してみてください。

天領日田おひなまつりの公式サイトへ>>

天領日田おひなまつり2024見どころや魅力

「日田市のひな祭り」は、1984年に草野家が初めて自宅でひな人形を展示したことが始まりとされ、2024年で41回目を迎える伝統行事です。


この草野家は、2009年には国の重要文化財に認定され、伝統的建造物の保全地区にも指定されている日田市の豆田町に位置しており、長年にわたり、来訪者にひな人形の美しさやその背景を伝えてきました。


草野家では、一般に知られているひな人形だけでなく、様々な時代背景や文化を反映したユニークなひな人形も展示しており、見る人を驚かせるような展示が多数あります。


また、「薫長酒蔵資料館」では、明治時代後期の貴重なひな人形も公開されています。


ひな祭りの季節は新酒が完成する時期でもあるため、甘酒や新酒の試飲も楽しめます。


さらに、庶民に愛された紙や布で作られた「おきあげ」や、小鹿田焼の土で作られたひな人形など、珍しい作品も訪れる人々を待っています。


世代を超えて受け継がれるひな人形や、子どもたちに人気のキャラクターを使用したもの、つるし飾りなど、あらゆる年齢層が楽しめる展示が満載です。

天領日田おひなまつり2024アクセス

【場所】
〒877-0005 大分県日田市豆田地区



【電車】
JR日田駅 徒歩 20分

【車】
大分道日田IC 車 5分

天領日田おひなまつり2024駐車場

以下、11か所の駐車場が用意されています。

●豆田北駐車場
●薫長酒造専用
●西部振興局駐車場(3月24日(日)までの土日祝のみ)
●草野本家専用駐車場
●豆田西駐車場
●港町市営駐車場
●市役所(土日祝のみ)
●三本松駐車場(有料)
●はきもの資料館前(有料)
●草野本家(有料)
●日田建設業協会館(土日祝のみ)

駐車場の詳細は公式ページに記載がありますので参考にしてみてください。

天領日田おひなまつりの公式サイトへ>>

天領日田おひなまつり2024交通規制に注意

以下の期間に交通規制があるので注意しましょう。

■豆田地区の交通規制
●規制日 3月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)、20日(水・祝)
●規制時間 10:00~17:00

詳細はコチラ>>

天領日田おひなまつりの歴史

この地域の起源は、かつて江戸時代に西国の一角で幕府直轄地として栄え、九州で最も繁栄した地域の一つであったことにあります。


その繁栄は、金融業を営む豪商たちの活躍と、その結果として花開いた町人文化によるものでした。


地元の伝統ある家々には、豪商たちが京都や大阪で集めた、華やかで豪華な雛人形が今も残されています。


これらの中には、京都で名高い人形師による作品も含まれています。


約40年前には、これらの雛人形を地域振興の一環として一般公開することが始まりました。


これがきっかけとなり、春になると訪れる人々を魅了する雛人形の展示が行われるようになり、「天領日田おひなまつり」として市全体で取り組むイベントがスタートしました。


この祭りは今や大分県内だけでなく、九州全域、さらには国全体にその名を広げています。


2024年には41回目を迎えるこのお祭りは、地域の歴史を大切にし続ける行事として、日田市民にとっての誇りとなっています。

 

雛人形だけでなく、昔ながらの家々や街並みが残る豆田町や隈、天瀬町など、過去を大切にする日田の精神を、訪れる人々に感じてもらいたいと思っています。

天領日田おひなまつり2024まとめ

天領日田おひなまつりは色々な会場で楽しめます。


美しいお雛様と景色を存分に楽しみましょうね。