霞城公園、かつて山形城二ノ丸の地に位置し、山形市で最も有名な桜の観光地として知られています。
ここでは、約1500本の桜が春の訪れと共に華やかに咲き乱れます。
大部分の桜はソメイヨシノで、約1400本が植えられており、その植樹は日露戦争勝利の記念とされ、100年以上の歴史があります。
また、オオシマザクラやサトザクラ、600年以上の歴史を持つエドヒガン、黄緑色の花をつけるギョイコウやウコン、そして山形独自の新しい品種である山形霞憐など、さまざまな種類の桜がこの公園内に存在します。
霞城公園の桜2024開花状況や見頃の時期いつ?
霞城公園における桜の花の最も美しい期間は、通常4月の初めから中旬にかけてです。
ただし、毎年の気候や天候の変動によって、桜の花の満開時期は多少変わることがあります。
2024年4月11日時点で、霞城公園の桜は約80%の開花で、現在が見頃と言えるでしょう。
気象情報サイトの予報によると、2024年の霞城公園では4月15日頃には桜が散り始めると予想されています。
2024年も、もうすぐ桜の満開を迎える時期になりそうです。
最新の開花状況を確認する>>
霞城観桜会2024いつ?時間や場所など基本情報
霞城観桜会2024が開催されます。
【開催期間】
咲き始めから散り始め
【場所】
霞城公園及びその周辺
【料金】
無料
霞城公園の桜2024ライトアップある?
霞城公園のお堀沿いを中心に約200本の桜をライトアップします。
【ライトアップ期間】
4月8日(月曜)~散り始め
【ライトアップ時間】
公園内18時~21時30分、お堀沿い18時~22時
桜が満開になる時期には、さまざまな催しが行われ、桜の美しさを称えます。
「霞城観桜会」というイベントでは、東濠をはじめ園内のシダレザクラが美しくライトアップされ、訪れる人々に夜の桜の魅力を伝えます。
ライトアップによって照らし出される桜は、幻想的な景色を創り出し、特に東大手門周辺の白壁との組み合わせは、夜の暗さの中で特に際立ちます。
山形城の二ノ丸東大手門近くでは、ライトアップされた夜桜が水面に映る様子が幻想的に映し出されます。
山形城址での観桜会では、日中の明るい桜から、夜にライトアップされた幻想的な桜まで、異なる魅力を味わうことができます。
満開の桜に合わせて、大茶会など雅なイベントが開かれます。
今年で31回目を迎える「霞城観桜会」では、多彩なイベントが予定されています。
詳細は山形市の公式ウェブサイトで確認することができます。
2024年の桜のライトアップは、霞城公園のお堀沿いを中心に、約200本の桜が照らされる予定です。
霞城公園(東濠)と馬見ヶ崎さくらラインのライトアップは、夕方6時から9時まで実施されます。
また、4月13日(土)と14日(日)には、お堀に船を浮かべて、山形の舞子が船上で舞を披露する「風流花見流し」というイベントが開催されます。
山形めん寒ざらしそばの献上式や賞味会、最上義光武将隊による賑わいづくりなど、様々なイベントが行われる予定です。
霞城公園の桜2024屋台など露店の出店について
ライトアップが行われる期間、本部の近く(県立博物館のそば)には、様々な模擬店が設置されます。
さらに、4月13日の土曜日には、キッチンカーや飲食ブースも登場する予定です!
このような催しが、花見の楽しさを一層高め、訪れる人々に特別な魅力を提供します。
霞城観桜会2024イベント内容
実は、イベントが盛りだくさんです。
【山めん寒ざらしそば献上式】
江戸時代に、信濃国(現在の長野県地域)を支配していた高遠藩と高島藩が、将軍家へ蕎麦を献上していたという歴史的事実に基づき、昭和59年に「山形そばを食う会」が山形でその伝統を復活させました。
献上式は時代の衣装を着用し、厳かに行われます。この儀式の後、市内にある山形麺類食堂の協同組合に加わっているそば店で「山めん寒ざらしそば」が提供されるようになりました。
日時:4月13日(土曜) 10時20分~
場所:最上義光公騎馬像前広場
【山めん寒ざらしそば賞味会】
山形麺類食堂協同組合の提供により、寒ざらしそばをご賞味いただけます。
日時:4月13日(土曜) 11時~15時 ※無くなり次第終了。
場所:本丸一文字門広場
費用:1枚600円
【やまがた舞子花見園遊】
やまがた舞子が、桜舞う霞城公園を練り歩きます。
日時:4月13日(土曜)・14日(日曜) 両日とも13時~15時
場所:霞城公園内
【大茶会(野だて)と筝曲演奏】
日時:4月13日(土曜)10時30分~、4月14日(日曜)11時~
※両日とも無くなり次第終了。
場所:最上義光公騎馬像前広場北側芝生広場内
費用:無料
【風流霞城まち景色】
時代衣装を纏った人物が園内に出没します。
日時:4月13日(土曜)・14日(日曜) 日中
場所:霞城公園内
【風流花見流し】
霞城公園の堀に浮かべた船上で演舞等を披露します。
日時:4月13日(土曜)・14日(日曜)
10時~16時頃まで(天候等により変更あり)
場所:霞城公園二ノ丸東堀
【最上義光武将隊の賑やかし】
甲冑を身に纏った武将隊が園内に出没します。
日時:4月13日(土曜)・14日(日曜) 日中
場所:最上義光公騎馬像前広場周辺
【山形大学花笠サークル四面楚歌による花笠踊り披露(仙山交流事業)】
山形大学花笠サークル四面楚歌が花笠踊りを披露します。
日時:4月14日(日曜) 14時~(天候等により中止・変更あり)
場所:最上義光公騎馬像前広場北側芝生広場内
【仙台すずめ踊り披露(仙山交流事業)】
桜舞い散る霞城公園にて、仙台すずめ踊りの華麗な演舞が披露されます。
日時:4月14日(日曜) 14時30分~(天候等により中止・変更あり)
場所:最上義光公騎馬像前広場北側芝生広場内
イベントの詳細についてはコチラ>>
霞城公園の桜へのアクセス
【場所】
霞城公園
〒990-0826 山形県山形市霞城町1-7
【電車】
電車JR奥羽本線山形駅西口から南門まで徒歩10分です。山形駅東口から東大手門まで15分
ベニちゃんバス停「霞城公園前」から東大手門まで5分
【車】
山形道山形蔵王ICより15分
霞城公園の桜の駐車場
専用駐車場があります。
【霞城公園駐車場】
〒990-0826 山形県山形市霞城町1-1
霞城公園の桜の見どころと魅力
霞城公園は、山形市の中心部にある、約35.9ヘクタールの広さを持つ都市型公園で、かつての山形城の跡地を利用しています。
この城は、伊達政宗の叔父、最上義光によって建てられたものです。
山形城は、日本でも特に大きな平城の一つで、その本丸や二ノ丸、三ノ丸の一部は国指定の史跡として保護されています。
公園内では、約1500本の桜が華麗に咲き誇り、山形市で最も人気のある花見スポットとして知られています。
これらの桜の中で、大部分を占めるのはソメイヨシノで、約1400本が日露戦争の勝利を記念して植えられ、それから約100年以上が経過しています。
ソメイヨシノ以外にも、オオシマザクラ、サトザクラ、600年以上の樹齢を持つエドヒガン、黄緑色の花を咲かせるギョイコウやウコン、そして山形独自の新品種である山形霞憐など、多彩な桜が楽しめます。
霞城公園の読み方
一応、確認しておきましょう。
霞城公園の読み方は、
がじょうこうえん
となります。
霞城公園の桜ライブカメラある?
桜の開花の様子も確認が出来ます。
霞城公園のライブカメラへ>>
霞城公園の桜2024まとめ
霞城公園は、かつての山形城の跡地上に造られた公園です。
この城は、日本でも数少ない大規模な平城の一つであり、その本丸、二ノ丸、そして三ノ丸の一部は国の史跡に指定されています。
公園内には約1500本の桜が植えられており、特に東堀沿いの桜や園内にあるシダレザクラは夜間ライトアップされ、訪れる人々に夜桜の美しさを提供します。
桜が満開になる季節には、大茶会などの雅やかなイベントが行われ、訪問者にとって忘れがたい体験となります。