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須磨離宮公園バラ【2024】開花状況や見頃の時期いつ?入園料や駐車場のにアクセスや歴史など詳細情報

以前は天皇の別荘「武庫離宮」として知られていた場所が、今上天皇のご成婚を記念して「神戸市立須磨離宮公園」として公開されるように整備されました。


公園内にはバラを楽しめる3つの特別なエリアがあります。


一つ目は「王侯貴族のバラ園」で、ここには欧風噴水庭園があり、世界各国の王妃や芸術家の名を冠したバラが集められています。



次に、「世界殿堂入りバラ園」では、3年ごとに開催される世界バラ会議で選ばれたバラを観賞できます。


最後に、「バラの歴史と文化園」では、バラの品種改良の歴史が紹介され、原種やオールドローズ、モダンローズなど様々なタイプのバラが展示されています。

須磨離宮公園バラ2024開花状況や見頃の時期いつ?

須磨離宮公園には、約180種類、4,000株のバラが植えられており、公園内で見ることができます。


バラの花は年間を通じて二度、その美しさを披露します。


春のバラは5月上旬から6月下旬にかけて、秋のバラは10月中旬から11月下旬にかけてが最も見頃となります。


見頃の期間は約1~2週間持続し、その間に訪れると、バラの鮮やかな景色を楽しむことができます。


バラの開花時期はその年の気候によって異なりますが、2023年のバラの開花状況は例年通りでした。


また、2024年の5月3日現在では、「バラの歴史と文化園」で早咲きのバラが見頃を迎えているとのことです。


これから訪れる方は、5月上旬から6月下旬にかけて須磨離宮公園の春バラの壮観を見ることができるでしょう。

最新の薔薇の開花状況はコチラ>>

須磨離宮公園の春のバラ観賞会2024いつ?時間や場所など基本情報

神戸市立須磨離宮公園の「王侯貴族のバラ園」では、約180種類4000株のバラが最も美しい季節を迎え、これを祝して「春のバラ観賞会」が開催されます。


この期間中、毎週日曜日には公園の職員が訪れた人々をバラ園内で案内する「王侯貴族のバラガイドツアー」が行われるほか、バラの育て方を学べる教室など、様々な関連イベントが企画されています。

【開催期間】
2024年5月3日(金)~2024年6月2日(日)

【時間】
9:00~17:00(入園は閉園30分前まで)
※5月11日~6月2日の土日は18:00まで開園

【入園料】
15歳以上(中学生は除く)400円
中小学生200円

【イベント】
■四季の植物と見どころ散歩 ボランティア講師と一緒に、園内を散歩しながら四季折々の草木を観察できます
日時:5月4日(土) 13:30~15:00
場所:潮見台休憩所

■王侯貴族のバラガイド 公園職員がバラ園を案内します ※雨天中止
日時: 期間中の日曜日(5/12、19、26) 13時30分~30分程度
定員: 先着30名(開始15分前より受付)
集合: 中門広場クスノキ

■春のバラ育て方教室(ローズ★Grower①) 
バラのプロフェッショナルによる講義(春バラと夏の管理について)
日時: 5月13日(月) 10時30分~12時
場所: 潮見台休憩所
定員: 20名
申込: 4月29日(月)9時~須磨離宮公園ホームページ内の予約システムから

■花の売店 バラをはじめ、季節の花々の販売
日時: 5月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日) 
場所: ポセイドン広場

■春のチョウの観察会(密やり体験)
須磨離宮チョウの会の方々と共に、バタフライガーデンで春のチョウを観察できます
日時:5月25日(土) 10時~12時 
場所:植物園バタフライガーデン(東門料金所入ってすぐ)

須磨離宮公園のバラの見どころや魅力

須磨離宮公園は、かつて「武庫離宮」として天皇の別荘地であり、今上天皇のご成婚を記念して昭和42年に「神戸市立須磨離宮公園」として開園しました。


この公園は神戸の市街地と海を望む高台に位置し、歴史的な高級別荘地としても知られる風光明媚な須磨地区にあります。


公園の庭園設計は、新宿御苑栗林公園北庭、日比谷公園西洋花壇を手がけた福羽逸人によるもので、欧風噴水庭園を中心に整備されました。


特に「王侯貴族のバラ園」は、左右対称の幾何学式デザインで、中央には水量豊かな噴水が配置されています。


このバラ園では、5月から6月にかけて約180種4000株のバラが咲き誇り、関西でも随一のバラの名所とされています。


「王侯貴族のバラ園」では、国内外の王族や貴族にちなんで名付けられたバラの品種が展示され、バラの品種改良の歴史や文化が解説されています。


さらに、「世界バラ会議」で選ばれた優れた品種のバラが集められたコーナーや、和庭園や温室を併設した植物園ゾーンにも美しい「花の庭園」があります。


この庭園では、季節の花々と調和するバラが植えられ、花の香りを近くで楽しめるデザインとなっています。


また、須磨離宮公園では、春のバラの見頃を祝う「春のバラ観賞会」が開催され、毎週日曜日には「王侯貴族のバラガイド」が公園職員によって提供されるほか、バラの育て方教室などのイベントも催されます。


このように、須磨離宮公園はバラをはじめとする多彩な植物の美を楽しむことができる、歴史と自然が共存する魅力的な公園です。

須磨離宮公園へのアクセス

【場所】
須磨離宮公園
〒654-0018 兵庫県神戸市須磨区東須磨1-1



【電車】
JR神戸線山陽電鉄須磨駅」から75系統「妙法寺駅行」の市バス「離宮公園前」すぐ、

【車】
第二神明道路「須磨IC」から車すぐ(姫路方面)、または阪神高速月見山IC」から車約5分(大阪方面)

須磨離宮公園の駐車場

270台収容可能の専用駐車場があります。
料金は、普通車一日500円です。

須磨離宮公園の歴史

かつて天皇の別荘として知られていた「武庫離宮」は、大正3年(1914年)に建設され、約30年間、大正天皇貞明皇后昭和天皇(当時は皇太子)や満州国皇帝であった溥儀など、多くの皇族が宿泊されました。


昭和20年(1945年)の神戸空襲で主要な建物が失われるまで、多くの歴史的な出来事がこの場所で繰り広げられました。


この離宮の建設には、迎賓館赤坂離宮(旧:東宮御所)の建築家片山東熊や新宿御苑の庭園設計者福羽逸人といった一流の技術者が関与し、宮内省西本願寺大谷光瑞から隣接する土地を購入して国家プロジェクトとして造成されました。


戦後は進駐軍の手によって射撃訓練場として利用された後、昭和31年(1956年)に神戸市に返還され、その後昭和33年(1958年)からは当時の皇太子であった上皇陛下の成婚を記念して整備が進められ、昭和42年(1967年)に「神戸市立須磨離宮公園」として正式に開園しました。


この地は明治から大正期にかけて別荘地として栄え、多くの著名人が邸宅を構え、様々な文化活動が行われました。


特に大谷光瑞はここ月見山で資料整理や研究に励むため別邸を設けていました。


現在、この地域は北須磨小学校を含む地域として知られ、かつての離宮の一部としてその歴史を今に伝えています。


武庫離宮は、優れた眺望と水質の良さから選ばれた地で、その豊かな自然環境は今も多くの人々に愛されています。

須磨離宮公園バラ2024まとめ

園内の主要施設である欧風噴水庭園に位置する「王侯貴族のバラ園」では、国内外の王族や貴族にちなんだ名前がつけられたバラの品種が集められています。


また、「バラの歴史と文化園」では、バラの品種改良に関する解説とともに、原種やオールドローズ、モダンローズといった様々なタイプのバラが展示されており、その形や大きさの違いを比較することができます。


さらに、世界バラ会議で選ばれた優れた品種を集めた「世界殿堂入りバラ園」も設けられており、バラの多様な魅力を堪能できます。


園内には和庭園や温室を併設した植物園ゾーンの北側に「花の庭園」があり、プライベートガーデン風のレイアウトに季節の花々と調和するようにバラが植えられています。


このエリアにはバラの香りが漂うベンチがあり、訪れた人々が花の近くで直接香りを楽しむことができる点も、この公園の特色の一つです。


この美しいバラ園で、バラの花弁や香りを間近で感じていただくことをお勧めします。