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佐世保くんち【2024】時間や場所に歴史と桟敷席に蛇踊りとアクセスに駐車場など詳細情報

佐世保市で毎年11月1日から3日にかけて行われる秋の祭典は、地域の伝統と文化が色濃く反映されたものです。


最初の日、1日には亀山八幡宮から出発し、三台の神輿、獅子舞、宮司が騎乗する神馬、そして踊り町の奉納舞踊を含む神幸行列が「お下り」として行われます。



この行列は国道204号線を始めとする四ヶ町や三ヶ町のアーケードを通り、松浦公園に設けられた御旅所まで続きます。


最終日の3日には、松浦公園の御旅所から亀山八幡宮へと向かう「お上り」が展開されます。


この日は神幸行列に加えて、三ヶ町商店街の有志による「蛇踊り」も加わり、ルート上でその踊りが奉納されます。


この踊りは行列の後部に位置し、見る者を魅了します。

佐世保くんち2024時間や場所にスケジュールなど基本情報

「くんち」という言葉は、九州北部において「秋祭り」を指す地域用語です。


10月には長崎県佐世保をはじめ、博多や唐津など各地でこの「くんち」が盛大に開催されます。


今回取り上げる『佐世保くんち2024』は、長崎県佐世保市にある亀山八幡宮で行われる秋の大祭です。


この祭りでは、五穀豊穣と病気無縁を願う様々な奉納行事や厳粛な神事が執り行われます。

【開催日】
2024年11月1日(金)、2日(土)、3日(日)

【スケジュール】
≪11月1日≫
10:30~14:30 奉納踊り・パレード(亀山八幡宮
14:40~16:30 奉納踊り(松浦公園)

≪11月2日≫
14:00~ 湯立神事

≪11月3日≫
9:30~14:30 奉納踊り・パレード(松浦公園)
15:00~15:40 奉納踊り(亀山八幡宮

公式サイトはコチラ>>

佐世保くんち歴史と桟敷席料金に見どころ

毎年11月1日から3日にかけて行われるこの秋祭りは、佐世保において最も歴史のあるお祭りとして知られています。


かつては「おくんちさせぼ祭り」として知られており、様々な神事が行われていましたが、2001年(平成13年)に「させぼ祭り」と「佐世保くんち」が分離され、現在の形に発展しました。


佐世保くんち」の初日には、亀山八幡宮から松浦公園の御旅所まで、神輿3台、獅子舞、神馬に乗る宮司さん、そして踊り町の人々が参加する神幸行列の「お下り」が実施されます。


2日目には、「湯立神事」が行われ、これは大きな湯釜や笹の葉を用いた熱湯を参加者に振りかけるという珍しい儀式です。


この神事は罪と穢れを清めるために行われると公式サイトで説明されていますが、佐世保くんちにおける具体的な様式は、現地で直接確認するのがおすすめです。


3日目には、「お上り」として松浦公園の御旅所から亀山八幡宮への行列があり、逆コースで行われます。この行列の最後には「させぼ三ヶ町蛇踊り」が披露されます。


「させぼ三ヶ町蛇踊り」は1959年に地元伝説を基に始まり、当初は栄町の地区でのみ行われていました。


しかし、参加者が減少したため一時期は途絶えていましたが、2004年に三ヶ町商店街振興組合の青年部により復活されました。

【御旅所について】
佐世保くんち2024」では、御旅所として設けられる松浦神社で、地元の幼稚園児によるマーチングバンドや和太鼓演奏、長崎国際大学の学生によるエイサーの演舞など、多様なパフォーマンスが楽しめます。

【桟敷席について】
佐世保くんち2024」では桟敷席が無料で提供されますが、詳細はまだ発表されていないので、希望する場合は事前の問い合わせや当日の確認が必要です。
亀山八幡宮は、その大きな一の鳥居と白い灯篭が目印の一角に位置し、境内は自然が豊かで、パワースポットとしても知られています。
お祭りの有無にかかわらず訪れる価値があります。

佐世保くんち2024アクセス

亀山八幡宮
長崎県佐世保市八幡町3-3



【電車】
JR「佐世保」駅から徒歩約35分
西肥バス「矢峰行」もしくは「大野行」に乗車「佐世保市役所前」で下車

【車】
西九州自動車道佐世保中央」ICから約6分

 

【松浦公園】
長崎県佐世保市松浦町4-7



【電車】
JR「佐世保」駅から徒歩約20分

【車】
西九州自動車道佐世保中央」ICから約5分

佐世保くんち2024駐車場

専用駐車場は用意されていません。
近くのコインパーキングの利用となります。
なるべく、公共交通機関の利用をオススメします。

佐世保くんち2024まとめ

佐世保くんちの起源は、遠い古代に遡ります。


このお祭りは元々、豊作と健康を願って始まったものです。


古代の人々は、自然の現象や季節の移り変わりに深い感謝を持ち、それを神の祝福と捉え、その恩恵に報いるために佐世保くんちを催すようになりました。


「くんち」という言葉は、陰陽のバランスが整い、陽の力が最も盛んになるとされる重陽節句、すなわち9月9日の「九日」に由来していると言われています。


この日は疫病を払い、長寿を願う重要な日とされ、それがお祭りの実施につながったとされています。