イベントな毎日

毎日を楽しく過ごすための情報を配信します

尾道ベッチャー祭り【2024】いつから?時間や場所に歴史と屋台にアクセスに駐車場など詳細情報

尾道市にある一宮神社(吉備津彦神社)および市内各所で、一年間の健康と無病を祈願する「尾道ベッチャー祭り」が開催される予定です。


この祭りは尾道市の重要な民俗文化財とされており、初日には市内各地で神輿が巡行し、次の日には一宮神社で本格的な祭典が行われます。



祭りの最終日には、市の中心部を「ベタ」、「ソバ」、「ショーキー」という特別な鬼面を装着した氏子や獅子舞、神輿が練り歩き、子どもたちを追いかける伝統があります。


伝承によれば、「ベタ」や「ソバ」の氏子が持つ“祝棒”で触れられると子宝に恵まれ、また「ショーキー」が持つ“ささら”で叩かれると知恵が身につくと言われています。

尾道ベッチャー祭り2024いつから?時間や場所にイベントなど基本情報

尾道ベッチャー祭り2024開催概要は以下となります。

【開催日】
2024年11月1日(金)、2日(土)、3日(日、祝日)

【場所】
吉備津彦神社とその周辺
広島県尾道市東土堂町9-16

【イベント】
〇1日目 
神輿の宮出、シンが巡行します。
18:00ごろ 本通りの商店街
21:30ごろ 御旅所

〇2日目 
浦安の舞、ベッチャー太鼓が奉納されます。
神社にて大祭
午後からは、福引や太鼓の演奏でお祭りを盛り上げてくれます。
18時頃から浦安の舞奉納、ミニライブ、ダンス等

〇3日目 
ベタ、ソバ、ショーキーとシンが巡行します。
神輿の宮入り
8:10ごろ 本通りの商店街を出発します
11:30ごろ 蘇和稲荷神社(しまなみ交流館の広場)
13:30ごろ 本通りの商店街を出発します
16:10ごろ 長江通り
17:30ごろ 尾道本町センター街往復神社へ
18:30ごろ 石段にて神輿と面太鼓競演
19:00ごろ 神輿宙廻し、神輿還御

公式サイトはコチラ>>

尾道ベッチャー祭り2024屋台など露店の出店ある?

尾道ベッチャー祭りの際には、尾道本通り商店街で様々な屋台が出店される予定です。


提供されるのは焼きそばや焼き鳥、チョコバナナ、綿あめ、りんご飴、お好み焼きなどの屋台の定番メニューに加え、尾道特有のグルメも楽しめます。


特に「尾道焼」は、一般的なお好み焼きに砂肝を使用することで独特の食感を提供しています。


2024年の祭りではどのような屋台が登場するかも見どころの一つです。


さらに、尾道には美味しい飲食店が多数あるため、祭りの際はこれらの店舗もぜひご堪能いただきたいと思います。

尾道ベッチャー祭り2024どんな祭り?歴史や見どころなど

尾道ベッチャー祭りは尾道市の無形民俗文化財に指定されている特異な祭りです。


この祭りは非常にユニークな名前を持っていますね。


尾道ベッチャー祭りの歴史はどのようなものでしょうか?


1807年、尾道で疫病が広がった際、当時の奉行であった南部藤左衛門が各寺社に疫病を退散させるための祓いを行うよう命じました。


このときに、ベタ、ソバ、ショーキーという三つの鬼神が神輿を先導したことが、尾道ベッチャー祭りの起源とされています。


この祭りの名前の由来は、三鬼神の中で最も格式高いベタが、地元方言で「べちゃー」と呼ばれることから来ています。


その名前も祭りの個性を表していると言えるでしょう。


祭りは11月1日から始まり、初日には神輿の渡御があり、2日目には大祭式が行われます。


3日目にはベタ、ソバ、ショーキーの三鬼神と神輿が巡行し、その様子は祭りのクライマックスとなっています。


また、これらの鬼神にささらで叩かれたり、祝い棒で突かれたりすると、頭が良くなる、体が丈夫になる、子宝に恵まれるなどの吉事があると伝えられています。


子どもたちが怖がりながらも親に連れられて近づけられる様子は、成長を願う親の愛情を感じさせます。


このユニークな祭りは、子供たちの成長を祝うとともに、地域の温かい文化を伝える場となっています。

尾道ベッチャー祭り2024アクセス

【場所】
吉備津彦神社とその周辺
〒722-0033 広島県尾道市東土堂町9-16



【電車】
JR尾道駅から国道2号線を徒歩10分

尾道ベッチャー祭り2024駐車場

専用駐車場は用意されていません。
いくつか近くのコインパーキングを紹介します。

【タイムズ尾道駅前第2】
収容可能台数18台
〒722-0036 広島県東御所町3 尾道



うずしおパーキング】
収容可能台数58台
〒656-0503 兵庫県南あわじ市福良丙



千光寺公園駐車場】
収容可能台数70台
〒722-0033 広島県尾道市東土堂町20

尾道ベッチャー祭り2024まとめ

このお祭りは、文化4年(1807年)に尾道市で発生した疫病の終息を願い始められた祈祷から始まりました。


祭りでは、ベタ・ソバ・ショーキーの三種類の鬼面をつけた氏子が街を練り歩き、子供たちを追いかけながら、ささらや祝棒といった棒で軽く頭を叩いたり突いたりします。


この行為は、病気の回復を促すだけでなく、子宝や知恵が増すと信じられています。


ただし、市内の幼い子供たちにとっては、この日は少々怖い体験となることがあります。