錦のような紅葉を楽しむのは、学問の神様である菅原道真公が愛した場所。
京都府長岡京市に位置するこの神社は、平安時代に道真公が左遷された際に訪れた場所と伝えられています。
境内の東側には八条が池が広がり、水上橋からはキリシマツツジや桜、梅、花菖蒲、睡蓮など、1年を通じて美しい自然が一望できます。
錦景苑は2007年に整備され、約100本のカエデが植えられています。
道真公が離れることとなった愛した土地を思いながら、息を呑むほどに美しい紅葉を眺め、秋の風情を味わうことができます。
錦景苑にはモミジやイチョウもあり、陽の光に照らされたイチョウの黄色と燃え立つようなモミジの赤の対比は、ただただ目を奪われる美しさです。
長岡天満宮の紅葉(2023)見頃いつから?
長岡天満宮 錦景苑の紅葉が最も美しい時期は、通常11月中旬から12月上旬です。
12月上旬には、散っていくモミジも楽しむことができます。
ただし、長岡天満宮 錦景苑の紅葉の見頃は、毎年の気候や気温によって変動します。
2023年の長岡天満宮 錦景苑の紅葉の見頃は、おおむね例年通りで、11月中旬から12月上旬になるでしょう。
長岡天満宮の紅葉(2023)ライトアップの期間
長岡天満宮では、紅葉の見ごろになると、錦景苑でライトアップが行われています。
夜になると、紅葉が美しく照らし出され、その様子はまさに必見です。
30基の固定ライトが設置され、錦景苑の約100本のモミジやカエデが、夜空に幻想的な輝きを放ちます。
夜の闇に浮かび上がる色とりどりのモミジが、池に映り込む光景は非常に幻想的です。
2023年の長岡天満宮の庭園、錦景苑の紅葉ライトアップのスケジュールは以下の通りです。
【ライトアップ期間】
2023年11月18日(土)~12月3日(日)
【時間】
16:30~20:00
長岡天満宮の紅葉(2023)見どころや魅力を紹介
京都の洛西にある長岡天満宮は、かつての遷都地で、御祭神は学問の神様として知られる菅原道真公です。
道真公が太宰府へ左遷された際に、名残を惜しんで贈った木像を神体として祀ったことから、この場所が生まれたとされています。
現在の社殿は、昭和16年(1941)に平安神宮の社殿を移築したもので、朱色に塗られた拝殿は「菅公御神忌1100年大萬燈祭」の奉賛のために改築されました。
菅原道真公に愛された梅の木が境内に広がり、紅葉の季節には錦水亭や錦景苑のモミジが鮮やかに色づきます。
長岡天満宮は、2007年に整備された錦景苑を擁し、境内には約100本のモミジやイチョウが植えられ、美しい秋の風景が広がります。
錦景苑には約70本のカエデが植えられ、中央にある弁天池には重さ約2トンの大きな石橋がかかり、滝も作られています。
境内には祭神・菅原道真の貴船石による歌碑もあり、四阿からは滝や紅葉を楽しむことができます。
2023年には、「花灯路」のライトアップが行われ、長岡天満宮がより幻想的に楽しめます。
長岡天満宮の紅葉へのアクセス
【場所】
長岡天満宮
京都府長岡京市天神2-15-13
【電車】
JR東海道線 長岡京駅(快速停車)西口より徒歩約20分です。バスやタクシーも可
阪急京都線 長岡天神駅(すべての特急停車)西口より徒歩約10分
【車】
京都縦貫道「長岡京IC」より北へ約5分
長岡天満宮の紅葉の駐車場
専用駐車場があります。
第1駐車場:最初40分無料、以降30分毎に100円
第2駐車場:30分毎に100円(1日最大600円)
長岡天満宮の紅葉(2023)まとめ
社殿や参道、錦繍の紅葉に彩られた庭園が、灯りに照らし出される様子は、幽玄で幻想的な雰囲気。
昼間とは異なる魅力を醸し出しています。
この機会に、京都西山・長岡天満宮を訪れて、秋の夜の趣と活気をお楽しみください。