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壬生寺節分会【2024】豆まき時間は?ほうらくや狂言に屋台とアクセスに駐車場など詳細はコチラ

京都の南西に位置する壬生寺では、900年以上続くと言われる厄よけの儀式が行われています。


参拝者は、素焼きの器である「炮烙(ほうらく)」に願い事を書いて奉納します。



そして、奉納された炮烙は、4月の壬生狂言「炮烙割り」の際に割られます。


壬生寺の節分会には、毎年多くの参拝客が訪れています。

壬生寺節分会2024豆まき時間は?場所など基本情報

日本の伝統的な儀式である節分会は、春の訪れを前日に迎え、1年の幸福を祈る特別な行事です。


私は京都の「壬生寺(みぶでら)」の節分会について調査しました。


壬生寺では、節分会が3日間にわたって催されます。


また、壬生寺独自の壬生狂言も2月2日と3日の両日に合計四回上演されます。


これも見逃せない魅力的なイベントの一つですね。

【開催日程】
2024年 2月2日(金)~2月4日(日)

【時間】
9:00~21:00
※2月4日は9:00~19:00

【場所】
京都 壬生寺
〒604-8821 京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町31

【スケジュール】
■2月2日(前日)スケジュール
8:00~10:00 関白式
13:00~14:00 練供養
14:00~15:00 大護摩祈祷
17:00~21:00 壬生狂言「節分」無料公開←4回公開
18:00~21:00 御詠歌奉納(中院)
9:00~21:00 一般参詣(お礼、お守り、炮烙授与)星まつり祈祷、昇殿祈祷

■2月3日(当日)スケジュール
16:00~21:00 御詠歌奉納(中院)
17:00~21:00 壬生狂言「節分」無料公開←4回公開
9:00~21:00 一般参詣(お礼、お守り、炮烙授与)星まつり祈祷、昇殿祈祷

■2月4日(後日)スケジュール
厄除け祈祷会 
お札お守り等授与

壬生寺節分会豆まき2024屋台など露店の出店ある?

毎年、壬生寺で行われる節分会では、たくさんの屋台が出店されます。


具体的には、2日と3日には境内、坊城通、仏光寺通に屋台が立ち並びます。


さらに、壬生寺周辺にも多くの屋台が出店し、近くの吉田神社でも多くの楽しみが待っています。


例年、ぜんざいが無料で配布されていましたが、残念ながら2023年に中止されたイベントは、2024年も中止となります。


ですが、壬生寺周辺には和菓子屋さんもあり、節分の名物である大福を楽しむことができます。


ぜひ、壬生寺周辺の和菓子屋さんを訪れて、美味しい大福を味わってみてください。

壬生寺節分会の出店屋台はこんな感じになります。


たこ焼き/唐揚げ/お好み焼き/恵方巻き/おでん
たい焼き/ベビーカステラ/べっこう飴/イカ焼き
フライドポテト/フランクフルト/みたらし団子
クレープ/きんつば/厚切りベーコン

壬生寺節分会豆まき2024ほうらくについて

「炮烙」とは、平らな素焼きの土鍋を指し、京都では2月の節分の時にこれをお寺に奉納する習慣があります。


購入した炮烙に年齢と性別を記入し、節分前に事前に用意された事務所に提出することができます。


また、壬生狂言ではこの奉納を舞台から落として割ると、奉納者が厄除けや開運を得るという信仰も存在しています。

壬生寺節分会豆まき2024狂言について

壬生寺の節分祭では、『節分』という狂言が披露されます。


通常の狂言とは異なり、壬生寺狂言はセリフがなく、鐘、太鼓、笛などの音色だけが演じられ、パントマイムのような形で表現されます。


この狂言は、参詣者の厄除けや幸運を祈願して繰り返し上演されています。


公開日は2月2日と2月3日で、17時から20時まで4回行われ、無料で観覧できます。


無料ということもあり、多くの参拝客が長い時間待ちながら狂言を鑑賞して帰ることが一般的です。

壬生寺節分会豆まき2024混雑するの?

予測される通り、2日と3日には多くの人々が訪れるでしょう。


特に、17時に壬生狂言が上演される時間帯は非常に混雑します。


今年は3日が土曜日に当たるため、通常よりも多くの人が訪れることが期待されます。


夕方以降、屋台エリアも非常に混雑するため、ゆっくりと屋台を楽しむ予定の方は、2日と3日の午前中に行くか、イベントが少ない4日に訪れることをおすすめします。

壬生寺へのアクセス

【場所】
京都 壬生寺
〒604-8821 京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町31



【電車】
嵐電
四条大宮終着駅下車 、四条通りを西へ信号2つ目の坊城通りを南へ(徒歩約10分)

・JR線
丹波口で下車、千本通りを北へ600m(徒歩約12分)

阪急電車
大宮で下車、四条通りを西へ信号2つ目の坊城通りを南へ(徒歩約10分)

【バス】
市バス26「壬生寺道」下車、徒歩約3分

壬生寺の駐車場

専用駐車場はありません。出来るだけ、公共交通機関を利用しましょう。

壬生寺節分会豆まき2024御朱印

壬生寺御朱印について調査してみました。


壬生寺御朱印は多くのバリエーションがあり、一部は節分会の期間中にのみ入手可能です。


また、壬生狂言の公演期間中に入手できる特別な御朱印もあります。この機会にぜひお手に取ってみてください。

●日程
2月2日(前日)と2月3日(節分当日)

●時間
9:00~16:00

●料金
300円

壬生寺の縁起物

壬生寺は、良い運気を呼び寄せ、健康と長寿に対する祝福も受けられる場所として知られており、多くのお守りやお地蔵さんが存在し、信仰を受けています。


特に、本堂に祀られた延命地蔵菩薩は、10種類もの恩恵を授けると信じられています。

女人泰産(安産を授かる)
身根具足(丈夫な体を授かる)
衆病悉除(病気が平癒する)
寿命長遠(長生きを授かる)
聡明知恵(知恵を授かる)
財宝盈溢(金持ちになれる)
衆人愛敬(誰からも敬愛される)
穀米成就(穀物が実る)
神明加護(神々の加護が得られる)
大菩提証(偉大な悟りを得て極楽に行ける)

壬生寺の節分会の歴史

壬生寺の節分祭は、1053年から1129年にかけて在位した白河天皇の願いから始まり、950年以上の長い歴史を持っています。


毎年立春の前日及びその前後に開催されるこの祭りでは、延命地蔵菩薩像(重要文化財)への祈りを捧げ、除災や招福を願います。


境内には屋台が並び、節分の日には壬生狂言の「節分」が上演されます。


この演目は、欲を抑え、精進して働くことで災難を追い払い、幸福を得るというメッセージを伝えます。


また、開白式、山伏や稚児による練供養、大護摩祈祷、ご詠歌奉納、結願式などの様々な儀式が執り行われます。


護摩祈祷では、願い事が記された護摩木が焚き上げられ、山伏による一連の儀式が展開されます。


節分会では、炮烙という、厄除けや開運に効果があるとされる品を奉納することができます。


この炮烙は壬生狂言の一部として使用されます。


さらに、本尊の御朱印、開運をもたらす起上がりダルマ守、宝船、そして壬生狂言公開時にのみ授与される「山王大権現」の御朱印など、様々な護符が配られます。


節分は元々、季節の変わり目を示す日でしたが、江戸時代以降は特に立春の前日を指すようになりました。


この日には、「鬼は外、福は内」と唱えながら、邪気を払うために福豆をまきます。また、自身の年の数だけ豆を食べることで厄を払います。


この豆撒きの習慣は、平安時代に鬼が都を荒らしたことに由来し、その後、豆に魔除けの力や生命力が宿っていると考えられるようになりました。


壬生狂言自体は、鎌倉時代に円覚上人によって始められ、700年以上の歴史を有し、宗教的なパントマイム劇として知られています。


1976年には国の重要無形民俗文化財に指定され、京都の三大狂言の一つとして数えられています。

壬生寺節分会豆まき2024まとめ

壬生寺の節分祭は、白河天皇の願いによって創始され、なんと900年以上の歴史を誇り、今では節分の日に欠かせない伝統的な行事となっています。


ぜひこの貴重な経験をお楽しみください。