400年以上の歴史を持つ、高さ14メートル、東西に広がる枝が21.3メートル、南北には26メートルに及び、幹の周囲が7.35メートルもある巨大な桜が、優しいピンク色の花を咲かせます。
この桜は、菜の花に囲まれており、その開花期も桜と同じくらいなので、訪れた人は桜と菜の花の両方を同時に楽しむことができます。
南阿蘇地方を代表する桜の名所として知られるのが、一心行の大桜です。
歴史を感じることのできるこの花見スポットは一見の価値があり、毎年約7万人の人々が集う花見のイベントが開催されます。
一心行の大桜2024ライブカメラあるの?
RKK熊本放送局が一心行の大桜のライブカメラを提供しています。
しかし、映像を提供している時としていない時があります。
一応リンクを掲載しておきますので確認してみてください。
RKK熊本放送局へ>>
一心行の大桜2024開花状況や見頃と満開の時期いつ?
南阿蘇郡内に位置する一心行公園では、400年を超える歴史を持つ壮大な桜が見事に開花します。
この地にある壮大な桜は、周りが鮮やかな菜の花に囲まれ、南阿蘇の春の訪れを象徴しています。
高い場所に位置するため、この桜の開花は通常4月に入ってからと遅めですが、その美しさは格別です。
春の訪れとともに、この壮観な景色を体験することをお勧めします。
●開花予想日
3月29日
●五分咲き
3月31日
●満開
4月2日
●桜吹雪
4月5日
最新の開花予測や開花状況は以下でも確認が出来ます。
一心行の大桜の開花状況へ>>
一心行の大桜2024南阿蘇桜さくら植木まつりいつ?時間や場所など基本情報
南阿蘇地域に位置する一心行の巨大な桜の花が最も美しい季節に、敷地内で「第26回 南阿蘇桜・植木祭り」が行われる予定です。
このイベントでは、地域の特色ある商品や植木の販売、そして多種多様な屋台のグルメが楽しめることで知られ、活気あふれる場となっています。
この美しい一心行の桜と南阿蘇の桜・植木祭りを皆様にお届けします。
【一心行の大桜】
■開催期間
3月下旬~4月上旬
■時間
8:00~18:00
■料金
高校生以上:300円
小中学生:100円
未就学児:無料
【南阿蘇桜さくら植木まつり】
■開催期間
2024年3月20日(水・祝)~3月31日(日)
■時間
9:00~17:00
※3月20日(水・祝)10:00~開会式
餅まき、太鼓演奏、フラダンス等のイベントがあります。
一心行の大桜2024夜桜ライトアップあるの?
残念なお知らせがあります。
2024年については、一心行の大桜のライトアップ、夜間入園は、中止と決定しました。
これは、ショックですよね。
一心行の大桜2024屋台など露店の出店はあるの?
南阿蘇の桜祭りには、多彩なグルメを楽しめる露店が立ち並びます。
提供される料理には、焼きそばや地元鶏の炭火焼、イカのグリルなどがあり、合計で20軒程度が出店します。
地元熊本の伝統的なお菓子「いきなり団子」や、特選赤牛のグリル串、色とりどりのおこわ、栗入りおこわ、ピリ辛高菜のご飯、団子汁、野菜の田楽なども味わえます。
季節限定のデザート、桜味のソフトクリームや新鮮なイチゴも人気です。
食事を楽しみながら桜の景色を眺められる休憩スペースが設けられています。
また、地元産の特産品や観葉植物の販売もあり、南阿蘇の桜と植木の祭典を存分にお楽しみいただけます。
一心行の大桜へのアクセス
【一心行公園】
〒869-1505 熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松3226-1
【電車】
南阿蘇鉄道「中松駅」から徒歩約20分
【車】
九州自動車道「熊本IC」から60分
九州自動車道「益城熊本空港IC」から50分
一心行の大桜の駐車場
公園内に3ヶ所と、桜の時期には、公園周りに臨時駐車場もあります。
約700台収容可能ですが、桜のトップシーズンには満車になることもあります。
一心行の大桜の読み方
念のために確認しておきましょう。
一心行の大桜の読み方は、
いっしんぎょうのおおざくら
となります。
一心行の大桜2024混雑状況
例年7万人ほど大サクラを見に来る大人気スポットです。
休みの日には一日中人で賑わうため、週平日や朝早く、夜遅くの時間帯の利用が良いでしょう。
一心行公園へのアクセスは直線の道路のみですので、交通が滞る可能性が考えられます。
一心行の大桜2024見どころと魅力
南阿蘇村に位置する「一心行の大桜」は、この地域を代表する自然のランドマークとして知られています。
推定樹齢は420年を超え、高さ14メートル、東西に約21.3メートル、南北に約26メートルに及ぶ枝張りを持ち、幹の周囲は約7.35メートルもの壮大な山桜です。
この桜は、その優美な淡いピンクの花々で有名であり、熊本県で最も人気のある花見の名所の一つとされています。
島津氏との合戦に敗れた峯惟冬の記憶を守るための樹木としても語り継がれています。
この名所の名称は、峯惟冬が亡くなった後、彼の家族とわずかな家臣が故郷に戻り、彼と一族の魂を慰めるために一心不乱に努力したことから名付けられました。
現在でも、その子孫がこの桜の木と墓の世話をしています。
この地域の雄大な風景とともに、華やかで堂々としたこの桜の木は、見る者の記憶にも写真にも残る光景を提供します。
近くには鮮やかな黄色い菜の花が咲き誇り、その景色に色鮮やかなアクセントを加えています。
この壮大な木に咲く桜を見ると、人々は心温まり、元気をもらえるように感じます。
2004年には台風により大きな枝が2本損傷しましたが、丁寧な手入れと管理によって大切に守られてきました。
この美しい光景を来年もまた楽しむことができるようにとの願いを込めて、今年の花見を存分にお楽しみください。
一心行の大桜の歴史
かつての戦乱の世、現に南阿蘇村と称される場所は、かつて峯村として知られていました。
この地域に建てられた鶴翼城に居住し、熊本県内の三角地帯に位置する矢崎城の管理も務めていた伯耆守名を持つ惟冬は、1580年に薩摩領を治める島津氏との合戦において矢崎城で壮絶な最期を遂げました。
彼の一族は彼の死後、数人の忠実な家臣と共に密かに元の峯村へと戻り、亡き城主とその忠臣たちの魂を慰めるために桜の苗を植え、深い祈りを捧げたことから、「一心行」という名が由来すると言われています。
昭和時代の初め頃、雷に打たれたことで樹幹が6つに分かれ、それが特徴的なドーム状の美しい姿を形成しました。
しかし、2004年に発生した台風の影響で主要な樹幹のうち2本が破損し、ドーム型ではなくM型の形状に変わってしまいました。
この大木は、台風の打撃、空洞化、そして腐敗をもたらす菌の侵攻など、様々なダメージに見舞われており、現在は「くまもと緑の財団」によって保護・修復の努力が続けられています。
惟冬の血を引く子孫が現在、この壮大な桜の木とその周囲の墓地を所有しています。
一心行の大桜は犬の同伴は大丈夫?
リードがあれば犬などペットの同伴はOKです。
最低限のマナーを守るようにしましょう。
一心行の大桜2024まとめ
一心行の大桜は、壮大な景色とベストマッチします。
菜の花とのバランスも最高です。
一見の価値ありのあので、是非遊びに行きましょう。