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仁和寺の桜【2024】開花状況や見頃と満開の時期いつ?ライトアップに拝観料や御朱印とアクセスに駐車場など詳細情報

真言宗御室派の中心寺院であるこの場所は、京都における最も遅く花開く桜、いわゆる「御室桜」で有名な地域が西側に広がっています。


この種の桜は、江戸時代から市民によって愛され続けてきたことで知られています。


春の訪れと共に、仁和寺は桜の花で華やかになります。


金堂の前にある染井吉野や鐘楼の前のしだれ桜が美しく咲き誇る様子は見事です。



特に、「御室桜」と称される桜の林は、遅咲きで知られ、中門の西側に広がっています。

 

これらの桜は、江戸時代から民衆に愛され、多くの和歌に詠まれてきました。


花見が盛んであったことは、江戸時代の儒学者貝原益軒によって記された「京城勝覧」というガイドブックにも記載されています。


そこには「春には多くの八重桜が境内の奥にあり、洛中洛外で最も美しいとされ、吉野の山桜と比較されるほど…観光客が日々多く集まり…」と紹介されており、吉野の桜と同等かそれ以上に評価されています。


そして、大正13年には国の名勝地として正式に認定されました。

仁和寺の桜2024開花状況や見頃と満開の時期いつ?

仁和寺にある御室桜の花が最も美しい時期は、通常4月の初旬から中旬にかけてです。


2024年の3月中旬時点では、花が咲く直前の蕾の状態にあります。


桜の花開きは、その年の天候に強く影響されることがあります。


気象情報サイトによると、仁和寺の御室桜が開花するのは4月12日ごろ、半開きは4月15日、満開は4月17日と予想され、桜の花びらが舞い散る様子は4月20日頃に見られるとのことです。

●開花予想日
4月12日

●五分咲き
4月15日

●満開
4月17日

●桜吹雪
4月20日


最新の開花状況を確認する>>

仁和寺御室花まつり2024いつ?時間や場所など基本情報

仁和寺御室花まつり2024の概要は以下となります。

【開催期間】
2024年3月23日(土)~5月6日(日・祝)

【時間】
8時30分~17時30分(受付17時まで)
仁和寺御所庭園:9時~17時(受付16時30分まで)

【料金】
大人500円

※[共通券]御室花まつり・御所庭園:1,100円


御所庭園や霊宝館に入場したい場合は、別途入館料が必要になるので、共通券がお得になります。


御所庭園:大人:800円 高校生以下:無料
霊宝館:大人:500円 高校生以下:無料

2024年の御室花まつり開催期間中は、「御室花まつり2024 ~花と自然~」が開催が同時開催されます。

【御室花まつり2024 ~花と自然~】
●開催期間
2024年3月23日(土)~4月144日(日)

●時間
9時~17時(受付16時30分まで)

●会場
真言宗御室派 総本山仁和寺 仁和寺御所庭園(白書院)

●料金
大人800円
仁和寺御所庭園拝観料で鑑賞可能
高校生以下無料

仁和寺御室花まつり2024ライトアップあるの?

仁和寺は、夜間拝観は行っていません。


なので、一般的な夜桜のライトアップはありません。


仁和寺のウェブサイトによれば、特にお問い合わせが多い項目の中に、御室桜の見頃にも関わらず夜間特別拝観を行わない旨が明記されています。


これにより、通常時には夜のライトアップが行われないことが予想されます。


しかしながら、特定の時期には、仁和寺の敷地がイベントスペースとして活用され、その際には御室桜のライトアップが行われることもあるようです。


過去の例として、2023年4月8日には「My Jaxury NIGHT」と題されたイベントで桜の夜間ライトアップが実施されたこと、また2022年には予約を必要とする形で夜間のライトアップが行われたことがあります。


2024年に関しては今のところ詳細な情報は公開されていませんが、将来的にライトアップが実施される可能性は残されています。

仁和寺の公式サイトへ>>

仁和寺の桜2024御朱印あるの?

2024年3月23日(土)、この春の季節にちなんだ特別な御朱印が、新しく提供されることになりました。


この御朱印は、御室桜と五重塔を題材にしており、桜が満開になる美しい光景の上に五重塔が聳える様子を、精巧な切り絵で描いた桜色が鮮やかなものです。


提供場所は仁和寺御所の庭園にある納経所で、供給は限られております。


希望される方は早めにお越しください、在庫がなくなり次第配布は終了します。

仁和寺の桜2024へのアクセス

【場所】
仁和寺
〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33



【電車】
JR京都駅から市バス26号系統で約40分 御室仁和寺下車徒歩すぐ

【車】
名神高速京都南ICから約40分
名神高速京都東ICから約40分

仁和寺の桜2024見どころや魅力

京都市内の西部に位置する名刹仁和寺は888年、宇多天皇の手によって立ち上げられた。


真言宗御室派の本山であり、古くから名高いこの寺院は、歴史に名を残す「徒然草」にもその名を連ねています。


出家し、その後仁和寺にて身を寄せた宇多法皇は、この地での新たな生活を始め、仁和寺の初代住職となりました。


それ以降、仁和寺は代々皇族が住職を務める重要な門跡寺院として知られるようになりました。


その繁栄は鎌倉時代に頂点を迎えましたが、応仁の乱によってほぼ全域が焼失し、一時は衰退の時を過ごしました。


1634年には徳川家光の援助によって寺院は復興し、その境内には五重塔観音堂、さらには江戸時代に建造された鐘楼や経蔵など、歴史的建造物が並び立っています。


また、創立以来、阿弥陀三尊像を始めとする仏画や工芸品など、多数の貴重な宝物を保有しています。


この寺は、清水寺延暦寺と並んで「古都京都の文化財」の一つに数えられ、世界遺産にも登録されており、仁和寺の建築物は国宝・重要文化財に指定されるなど、国内外からの注目も高いです。


特に春には桜が美しく咲き誇り、秋には紅葉が寺院を彩り、訪れる人々を魅了します。


御室桜は国内でも珍しい品種で、その中でも「御室有明」は特に有名です。


園内には約550本の桜が植えられており、その約200本が御室桜で、低木のため、花を間近で楽しむことができます。


他にも、ソメイヨシノシダレザクラ、花が淡黄色のウコンや黄緑色の八重桜ギョイコウなど、珍しい桜の品種も見られ、桜の季節はさまざまな色彩を楽しむことができます。


五重塔を背景にした御室桜の光景は、日本のさくら100選にも選ばれるほどで、春の「さくらまつり」期間中は多くの訪問者で賑わいます。


特に、他の桜が散った後も美しい花を咲かせる御室桜は、遅咲きの桜として知られ、多くの桜愛好家を引きつけます。

仁和寺の桜2024駐車場

仁和寺の専用駐車場(有料)があります。

仁和寺駐車場】
〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内35-2
収容台数:100台
料金:500円

仁和寺の桜2024混雑状況

桜の大人気スポットなので混雑します。


例年、9万人ほどの人出となり全国でもトップ10に入る人気ぶりです。


特に休日は混雑しますし、最近では観光客の増加により平日も混雑です。


時間にゆとりを持って行動することをオススメします。

仁和寺の桜の種類と本数

京都にある仁和寺の境内には、特別な名前「御室桜」として知られる桜が満開になりますが、実際にその名を冠した桜の品種が存在するわけではないのです。


この場所には約500本の桜があり、その大部分を占めるのは「アリアケ」と呼ばれる品種です。


加えて、「クルマカエシ」「ギョイコウ」「ウコン」「フゲンゾウ」などの異なるサトザクラ品種が見られます。


中でも「ギョイコウ」という緑色の花を咲かせる珍しい桜は、仁和寺を起源とする品種とされており、その美しさで訪れる人々を魅了しています。

仁和寺の桜は低いのなぜ?

金堂と観音堂の前には、美しい桜がそれぞれ咲いており、特に緑の花をつける珍しい桜も見ることができます。


また、中門から北側にかけての西側地域には、開花が遅いことで知られる特別な桜が存在しています。


この地域で見られる桜は、江戸時代から人々に親しまれ、和歌にも詠まれるほどの歴史を持っています。


桜の木は比較的低く、約2メートルの高さで、訪れる人々は桜の美しさを間近で楽しむことができます。

仁和寺の桜2024まとめ

歴史と伝統を感じることが出来る仁和寺の桜。


観光客が多くゆっくりと出来る時間はあまりありませんが、その美しさを堪能するには価値があると思います。


この春、是非訪れてみてください。