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高台寺の桜【2024】開花状況と見頃と満開の時期いつ?夜桜ライトアップと拝観料にアクセスや駐車場など詳細情報

秀吉の愛妻、北政所ことねねが、夫の追悼の意を込めて1606年に創建した寺院があります。


江戸時代の後期から、この寺院の方丈前に位置する波心庭にある枝垂れ桜が観光客の間で名高く、今ではその四代目が見事に花を咲かせています。



春の季節には、特にこの枝垂れ桜が方丈の庭を彩り、その美しさを楽しむことができます。


花が満開になる時期には夜間にライトアップされ、訪れる人々は特別な夜間拝観を楽しむことができます。

高台寺の桜2024開花状況と見頃と満開の時期いつ?

高台寺に咲く桜の花は、毎年3月末から4月の初めにかけてが最も美しい時期とされています。


この寺院では、枝垂れ桜、山桜、そしてソメイヨシノを含む約50本の桜が植えられており、訪れる人々を魅了しています。


桜の花の見ごろは、その年の気候によって若干変動することがあります。


2024年における高台寺の桜は、4月5日の時点でほぼ満開に達し、絶好の観賞期を迎えています。

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高台寺の桜2024夜桜ライトアップとプロジェクションマッピング

方丈前庭にある夜の枝垂れ桜は、日中の桜とは一味違う魅力を放ち、湿り気を帯びた上品な趣を醸し出します。


夜間に行われる照明演出によって、桜の優しいピンクと庭園の白い砂が鮮明な対比を見せ、幻想的な風景を生み出します。

【ライトアップ期間】
2024年 3月15日(金)~ 5月6日(月・祝)

【ライトアップ時間】
9:00~22:00(最終受付21:30)※17時点灯

高台寺では、春の訪れと共にソメイヨシノ、八重桜、山桜が一斉に開花し、訪れる人々に雅な風情を提供します。


寺院では革新的な照明技術、プロジェクションマッピングを採用しており、この技術により、枝垂れ桜と白砂がある方丈前庭が幻想的に照らし出されます。


ここでは、クリアな音楽と共に、まるで物語の一場面のような美しい光景が展開されます。


照明は春の夜間特別拝観期間中の17:00から22:00まで実施されています。


また、高台寺内には、歴史ある伽藍や臥龍池、偃月池などもライトアップされ、訪れる人々には一年を通じて様々な自然の美を楽しむことができます。


2024年春の夜間特別拝観のテーマ「咲・花無心」では、立体的な音響や映像技術を用いたイルミネーションが特色で、豊臣秀吉とねねの物語が色鮮やかに描かれ、訪れる人々を幽玄の世界へと誘います。


この期間中、方丈前庭の枝垂れ桜は特別な彩りを加え、春の夜の特別な時間を演出します。


高台寺では、春の桜の時期からゴールデンウィークが終わるまで、枝垂れ桜や染井吉野など約50本の桜がライトアップされ、夜の庭園を美しく彩ります。


また、開山堂を囲む池泉回遊式庭園は、江戸時代初期の総合芸術家、小堀遠州による作庭と伝えられており、境内では四季折々の自然の美が楽しめます。


臥龍池」周辺では、ねねの墓所や開山堂を結ぶ「臥龍廊」が特に注目され、水面に映るその姿は、夜の闇に浮かぶ絵のような美しさを放っています。


竹林のライトアップも見どころの一つで、そのさざめく音と共に空へと伸びる竹の姿は、訪れる人々を異世界へと誘います。

高台寺の桜2024拝観料について

拝観料や拝観時間は以下となります。

【拝観料】
大人600円
中高生250円
※掌美術館への入館料含む
※小学生以下は要保護者同伴

【拝観時間】
9:00 ~ 17:00(17:30分閉門)
※夜間拝観期間は21:30(22:00閉門)9:00~22:00(21:30受付終了)

高台寺の桜の見どころと魅力

高台寺は、豊臣秀吉の愛する妻、北政所(通称ねね)が秀吉の遺志を継ぎ、その菩提を弔うために創設しました。


知性と魅力を兼ね備え、秀吉から深い信頼を受けていた彼女は、秀吉の死後、豊臣家の終焉を感じ取りました。


当時たった5歳であった秀吉と淀君の息子、豊臣秀頼が国を治めることは無理だと悟り、徳川家康の支持に回る決断を下しました。


彼女は豊臣家が徳川家の傘下に入り、繁栄を続けることを望みました。


高台寺のすぐ隣に位置する圓徳院から、ねねは日々高台寺を訪れていたとされています。


おそらく、彼女はここから大阪城の火災を目の当たりにし、かつて栄えた豊臣の時代が終わりを告げるのを見届けたのでしょう。


ねねは高台寺で過ごした日々に、何を想い、どのような感情を抱いていたのか、その心境を偲ぶことは私たちには難しいです。


現在、ねねは霊屋(重要文化財)にて永遠の眠りについており、その墓所には桃山時代の代表的な蒔絵技術が施されています。


この蒔絵は「高台寺蒔絵」として知られ、その美しさを今に伝えています。


毎年4月になると、高台寺の方丈前庭は、手入れされた白砂と共に、大きな枝垂れ桜が華やかに咲き誇ります。


この庭園は、高台寺の見どころの一つであり、特にねね自らが植えたとされる枝垂れ桜が、現在は4代目として65歳(2024年現在)で美しい花を咲かせています。


高台寺周辺の東山・霊山のふもとでは、桃山文化の豪華さを今に伝えるように、コウダイジザクラ、シダレザクラヤマザクラなどが競い合うように咲き誇ります。


特に方丈前庭のシダレザクラの美しさは、訪れる人々を魅了してやみません。

高台寺の桜へのアクセス

【場所】
高台寺
〒605-0825 京都府京都市東山区 高台寺下河原町526



【電車】
地下鉄 地下鉄烏丸線「四条駅」下車(20分)→徒歩10分程度
バス JR京都駅~京都市営バス206系統(東山通)→「東山安井」下車(約15分)→徒歩5分

高台寺の桜の駐車場

以下の駐車場があります。
名鉄協商パーキング 高台寺駐車場】
〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町526



ちなみに、駐車場の空き状況は以下で確認が出来ます。

高台寺駐車場の空き状況を確認する>>

高台寺の桜2024まとめ

高台寺の桜は昼でも夜でもさすがの美しさです。


特に、春の夜間特別拝観プロジェクションマッピングも加わり圧巻です。


是非、一度は見て頂きたいです。