えんま市は、柏崎における200年以上の歴史を持つ伝統的な年間行事です。
江戸時代から続くこの市は、閻魔堂を中心とした本町通り約2kmに渡り、約450店舗の露店が並びます。
食べ物の店から、たこ焼きやお好み焼き、おもちゃ、植木など様々な商品を扱う店が軒を連ね、数多くの訪問者で常ににぎわっています。
また、えんま市は、新潟県内の重要な祭りである村上大祭や蒲原大祭と共に「新潟三大高市(たかまち)」に名を連ねています。
この市は元々馬市から始まり、文政年間(1818~1829年)に現在見られるような様々な露店や見世物が集まる市へと変化したとされています。
柏崎えんま市2024いつから?時間や場所など基本情報
柏崎えんま市2024の開催概要は以下となります。
【開催期間】
2024年6月14日(金曜日)~6月16日(日曜日)
【時間】
各日午前10時~午後10時(16日のみ午後9時まで)
植木市、瀬戸物市は、一般露店と同じ期間、6月16日(日曜日)まで開催されます。(例年:6月14日~6月17日)
【場所】
ニコニコ通り、本町通り、フォンジェストリート通り
柏崎えんま市2024食べ物の屋台など露店の出店は?
2024年には、ニコニコ通り、本町通り、フォンジェストリート通りを中心に約450店舗の屋台や露店が設置される予定です。
飲食スペースの詳細は明らかにされていませんが、来場者各自が感染症予防を意識しながら、多様な屋台や露店の楽しみを満喫してください。
屋台では、たこ焼きやお好み焼きなどの粉もの料理や焼きそばといった定番の屋台料理が人気です。
柏崎市民に愛される「ポッポ焼き」や、千代紫醤油を使った香り高い「焼きとうもろこし」も楽しめます。
さまざまな美味しい食べ物や飲み物が並び、その場を歩いているだけで期待感が高まります。
柏崎えんま市2024へのアクセス
【場所】
ニコニコ通り、西本町通り、東本町通り、閻魔堂
〒945-0051 新潟県柏崎市東本町、西本町
【電車】
JR信越本線・越後線「柏崎駅」から徒歩で約10分
【車】
北陸自動車道「柏崎IC」から車で約10分
柏崎えんま市2024の駐車場
以下に臨時駐車場が用意されます。
●みなとまち海浜公園
●シーユース雷音
●第一中学校、柏崎小学校脇道路
●元気館、健康管理センター駐車場(午後5時30分~9時のみ使用可。日中は来館者専用です。)
●かしわざき市民活動センターまちから
●柏崎市役所第一駐車場(14日:午後5時~10時、15日:正午~午後10時、16日:午前10時~午後9時)
●柏崎市役所第二駐車場
●柏崎市役所第四駐車場
●柏崎市役所南側「第五街区」
●柏崎市文化会館アルフォーレ駐車場
柏崎えんま市2024交通規制
車両通行止めなど交通規制があるので注意してください。
詳細は、柏崎市のサイトに最新情報が記載されているのでお出かけ前に確認しましょう。
柏崎市のホームページへ>>
柏崎えんま市の歴史に由来と見どころ
2024年には、歴史深い柏崎えんま市が開催されます。この市は元々馬市から始まり、文政時代(1818~1829年)に現在のように多くの露店が並ぶ形に進化しました。
柏崎えんま市は、村上大祭や蒲原大祭と共に「新潟三大高市」の一つに数えられています。
本町通りの閻魔堂を中心に、全国から集まる500を超える露店が約2kmに渡って軒を連ね、訪れる人々で常に活気に満ち、約20万人の来場者で賑わいます。
この市が大規模なものとなった理由の一つは、柏崎の地理的位置と6月15日前後という日程が、全国を巡る露天商にとって集まりやすい条件を提供しているためです。
また、夏服への衣替えの時期に合わせて呉服市が立つようになり、田植えが終わった農村の人々にも人気が高まりました。
戦国時代には半田村に存在していたとされる閻魔堂は、江戸時代中期の「柏崎町古絵図」によると、町の東の木戸の門外に位置していたことが確認されています。
お堂自体は数度の火災に見舞われており、現在の堅牢な土蔵造りの建物は1896年に、地元柏崎の著名な棟梁、四代目篠田宗吉によって建築されました。
柏崎えんま市2024まとめ
「えんま市」は、200年を超える長い歴史を誇り、約2kmにわたる通りには450軒もの露店が並ぶ賑やかな市です。
この市は、新潟県にある村上大祭や蒲原まつりと共に、新潟の三大市場の一つとして知られています。
毎年、20万人以上の訪問者が集まり、通りの至る所で明るい笑顔が見られることから、大変な人気を博しています。