ここ数年、注目を集めている場所で、素晴らしい景色の写真が撮影されているのが「瑠璃光院(るりこういん)」です。
この場所は、比叡山の麓に位置し、岐阜市にある「浄土真宗無量寿山光明寺」の支院で、仏教の本尊は阿弥陀如来です。
もともとは別荘として建設され、広大な1万2,000坪の敷地には数寄屋造りの建物と日本庭園があります。
通常は非公開ですが、春と秋に年に二度、特別に一般公開され、その美しい景色を見に観光客が訪れます。
秋の公開期間は通常、10月1日から12月12日までです。ただし、11月1日から12月4日の間は公式ウェブサイトから事前に予約が必要です。
それでは、瑠璃光院の紅葉2023の詳細を見ていきましょう。
瑠璃光院の紅葉2023の期間など基本情報
瑠璃光院の秋の拝観について詳細は以下の通りとなります。
【拝観期間】
2023年10月1日(日)~12月10日(日)
【拝観時間】
午前10時~午後5時(16時30分受付終了)
【拝観料金】
1人2000円
【予約期間】
2023年11月1日(日)~12月3日(日)
この期間は、予約しないと拝観できません。
見頃はいつなの?
例年ですと、11月中旬~下旬が瑠璃光院の紅葉の最大の見ごろになります。
ただ、天候の状況などにより期間は前後するので何とも言えません。
混雑状況は?
瑠璃光院の紅葉シーズンはかなり混雑します。予約の必要のない期間は、平日でも混雑します。
紅葉のベストシーズンは、11月に入ってからなので、出来るだけ11月に予約をしてから行くことをオススメします。
瑠璃光院の紅葉ライトアップ
2023年の瑠璃光院の紅葉ライトアップについては、まだ未定のようです。
昨年は開催されているので、今年も開催されるとは思います。
詳細につては、瑠璃光院の公式ホームページを確認すると良いでしょう。
瑠璃光院の紅葉の予約の仕方
瑠璃光院の公式ホームページから予約が可能です。
ちなみに、土日は直ぐに予約が一杯になります。可能なら、平日を選ぶようにしましょう。
瑠璃光院の公式ホームページ>>
瑠璃光院の紅葉について豆知識
「瑠璃光院」は、京都でも有名な紅葉の名所です。
通常、瑠璃光院の紅葉が見ごろになるのは毎年11月中旬頃で、場所の標高は約128メートルほどです。
この寺院には山内に散在する数百本ものカエデがあり、特に書院の窓から広がる紅葉は美しいと評判です。
さらに、室内の漆塗りの机や床板には逆さまに映し出された紅葉(鏡の紅葉)も魅力的と言われています。
鮮やかな紅葉と書院の暗さとのコントラストも見どころの一つです。
また、山門や山門から続く参道、そして「喜鶴亭(きかくてい)」といった景色も美しいと評されています。
以前はあまり知られていなかった「瑠璃光院」ですが、現在では紅葉のシーズンに多くの観光客で賑わっています。
混雑を避けるためには、午前中が比較的静かな時間帯とされています。
「瑠璃の庭」は、格式のある書院の前に広がる主要な庭園で、特定の気象条件下では美しい瑠璃色の世界を表現しているとも言われています。
この庭園は数十種の苔で覆われ、カエデなどが点在し、清らかなせせらぎが流れています。
ちなみに、この苔は庭師が7年かけて育てたものと言われています。庭園は特に書院の2階からの眺めが素晴らしいとされています。
さらに、「瑠璃光院」には「臥龍の庭(がりょうのにわ)」もあります。
漆塗りは、ウルシ科ウルシ属の落葉高木から取られた樹液を使用したもので、主成分はウルシオールで、自然の樹脂塗料や接着剤として広く使われています。
この漆は、縄文時代以前から接着剤として利用されていた歴史的な素材です。
瑠璃光院へのアクセス
【場所】
京都府京都市左京区上高野東山55
【電車】
・叡山電車叡山本線「八瀬比叡山口駅」から徒歩で約5分
・比叡山ケーブル「八瀬駅」から徒歩5分
【バス】
京都バス10・16・17・18・19系統「八瀬駅前」で下車後、徒歩で約7分
駐車場はあるの?
残念ながら、瑠璃光院の専用駐車場はありません。