大山一帯の秋の美しさは、通常、10月下旬から11月初旬に最高潮に達します。
今年の気温が高かった影響で、秋の葉がどのように彩られるか楽しみです。
中国地方にある大山は、その標高の高さで知られ、秋の紅葉スポットとしても広く評判です。紅葉の見頃には、特別な「大山秋色週間」というイベントが催され、大山寺本堂では「秋のご縁日」や、大山寺山門のライトアップなどが楽しめます。
大山環状道路の紅葉の美しさは有名ですね。それでは、大山の紅葉について詳しく解説していきます
大山秋色週間について
鳥取県の大山（だいせん）では、紅葉シーズンになると大山秋色週間が以下の日程で開催されます。
2023年10月20日～11月5日
国立公園･大山の紅葉シーズンに合わせて行われる紅葉祭り。
期間中の土日は夕方から大山寺山門のライトアップや絵灯篭の献灯があり、夜間も楽しめるほか、大山の旅館や食堂では期間限定料理も提供される。
なお、メイン日の10月24日開催の「秋のご縁日」があります。
例年は、秋のご縁日として以下のようなスケジュールでイベントが開催されています。
日時：10月24日
場所：大山寺本堂
●施餓鬼（大山寺観音堂前） 午前10時00分～
護摩法要の施餓鬼として『大山なめこ汁』を参拝者に振る舞います。
●大山僧兵太鼓（大山寺本堂前） 午前10時10分～
大山寺本堂前で、大山僧兵太鼓保存会による大山僧兵太鼓の奉納を行います。
●採灯大護摩法要（大山寺境内） 午前10時40分～
大山寺境内に祭壇を設け、古札を焚き上げ、家内安全・交通安全・商売繁盛等の所願成就の祈願を行います。
大山の紅葉の見ごろ
例年は10月下旬から11月上旬頃になります。ただ、こればかりは天候によって左右されてしますのでベストは五日と言うとかなり難しいですね。 でも、11月上旬であれば美しい紅葉を見ることは出来ますよ。
大山の紅葉ライブカメラ
実は、大山にはライブカメラがあります。なので、大山に紅葉を見に行く前に確認すると良いと思います。
大山のライブカメラへ＞＞
大山の紅葉の穴場スポット
大山は西日本で際立つブナの森林が広がり、その景観は印象的です。
この地域には神社や寺院が点在し、パワースポットとしても人気を博しています。
さらに、国の重要文化財や世界遺産に指定された観光スポットも多く存在しており、紅葉狩りのついでに訪れる価値があります。
西日本の紅葉を楽しむ旅行者にとって、ぜひ大山を訪れて、美しい山の風景を堪能してください。
大野池
鳥取県西伯郡大山町鈑戸
大山で見逃せないのは、大野池という美しいスポットです。
秋の季節には、池の表面が鏡のようになり、多彩な色の葉がその中に映り込みます。
湖畔には展望台や遊歩道があり、そこからは壮大な景色が広がっています。
また、大山レークホテルのティールームからも、大野池の美しい景色を楽しむことができます。
大山寺
鳥取県西伯郡大山町大山９
鳥取にある「大山さん」として知られる大山寺は、鎌倉時代から室町時代の「大山栄華」の象徴と言われています。
大山寺の参道には、カエデ、ブナ、ナラなどの落葉樹が植えられており、10月中旬になると木々の葉が鮮やかな色に変わり、美しい紅葉を楽しむことができます。
金門
鳥取県西伯郡大山町大山９
金門は、大山寺から大神山神社の奥宮へ向かう道路から分かれた場所に位置し、岸壁として知られています。
金門の地はかつて南光院谷派の僧院が存在し、ここで川を切り開いた結果、美しい岸壁が誕生しました。
この岸壁の上には木々が茂り、秋の季節には多彩な色の紅葉が楽しめます。白い岸壁と鮮やかな黄色や赤の葉とのコントラストが魅力的です。
博労座
鳥取県西伯郡大山町大山
江戸時代から昭和12年まで、牛馬の交易が行われていた場所が博労座です。
この地は日本遺産に登録されており、現在は駐車場として利用されています。
大山への登山の出発点ともされ、博労座からは大山の壮大な景色を一望できます。
特に紅葉の季節には山の麓が美しい色に染まる光景が楽しめ、絶景スポットとして知られています。
大神山神社奥宮
鳥取県西伯郡大山町大山１
大神山神社奥宮は、日本最大級の権現造りの神社で、国の重要文化財に指定されています。
大山寺の奥に位置し、神仏習合の様式を保持しています。長廊は両側で50mにも及びます。
大山寺から奥宮へ続く道は、自然石で舗装され、周りには豊かな植物が茂っています。また、神門は特に逆さ門として知られ、その独自の特徴も多くの人々に魅力とされています。
大神山神社奥宮は、参道や神社周辺で美しい紅葉を楽しむことができるスポットとしても知られています。
混雑状況はどうなの？
大人気の紅葉スポットなので、紅葉シーズン中は混雑します。特に、休日はかなりですね。
その中でも、渋滞が発生しやすいスポットを解説します。注意ポイントとして参考にしてください。
鍵掛峠
大山の中でも特に人気のある紅葉スポット、鍵掛峠は、大山を訪れる際に外せない観光名所の一つです。
しかし、多くの人々が車を道路脇に停めているため、鍵掛峠内の道路が混雑することがよくあります。
大山寺橋付近
この場所も知られた紅葉の名所で、鍵掛峠とは異なり、歩きながら紅葉を楽しむことができる特徴を持っています。
ただし、多くの人々が訪れ、上り下りの車の通行が頻繁にあるため、交通渋滞が発生することがよくあります。
おすすめとして、この寺院の近くにある博労座の駐車場を利用することをお勧めします。
みるくの里周辺
この場所は、海、砂浜、そして紅葉を同時に楽しむことができる絶景スポットで、紅葉だけでなく大山の美しさも感じることができます。
ただし、多くの人々が道路脇に車を停めているため、交通渋滞が頻発します。
鳥取県大山へのアクセス
鳥取県西伯郡大山町大山
JR米子駅 バス 50分
大山寺 徒歩
米子道米子IC 車 20分 鍵掛峠方面へは更に20分程度
駐車場はあるの？
あります。3つほどあるので紹介しておきます。
大山博労座駐車場
〒689-3318 鳥取県西伯郡大山町大山 字博労座40-1外
大山立体駐車場
〒689-3318 鳥取県西伯郡大山町大山３６-３
大山槙原駐車場
〒689-3319 鳥取県西伯郡大山町赤松 字 上 槙原 568-2
