尾ノ内沢は、両神山を源流とし、500メートルにわたるパイプを使用して作成された人工的な氷柱地点です。
この氷柱の規模は約250メートルの周囲に広がり、高さは60メートルに達し、今では小鹿野で冬の観光スポットとして知られています。
地元の住民たちは、心を込めた売店を出し、期間中には甘酒の無料サービスや美味しい郷土料理が提供されており、多くの人々に喜ばれています。
さらに、1月中旬から2月下旬にかけて行われる氷柱のライトアップイベントも大変人気があります。
尾ノ内氷柱の読み方
念のために正式名称と読み方の確認です。
尾ノ内百景氷柱の読み方は
オノウチヒャッケイヒョウチュウ
となります。
尾ノ内氷柱2024いつから?開催時期など基本情報
開催期間などは以下の通りとなります。
【開催期間】
2024年1月7日(日)~2月25日(日)
【時間】
午前8時から午後4時(ライトアップ開催日を除く)
尾ノ内氷柱2024料金はいくら?
入場料と言いますか、環境整備協力金として以下の金額が必要になります。
中学生以上:500円
尾ノ内氷柱2024ライトアップについて
ライトアップについては、以下の日程で土日祝日のみの開催です。
【ライトアップ期間】
2024年1月27日(土)~2月12日(月祝)の土曜日、日曜日、祝日のみ開催
【ライトアップ時間】
日没から午後8時
週末や祝日にのみ、夕方から夜8時まで続く幻想的な風景を作り出すのが、光による氷柱と吊り橋のライトアップです。
この特別な照明は、昨年完成した「尾ノ内渓谷マイクロ水力発電所」からのエコライトアップ電力を利用しています。
尾ノ内氷柱2024アクセス
【場所】
尾ノ内氷柱
〒368-0113 埼玉県秩父郡小鹿野町河原沢
【電車】
西武秩父線「西武秩父」駅から西武バス「小鹿野車庫」行きで約35分
小鹿野役場で「坂本行」西武バスへ乗り換え、約30分で「尾ノ内渓谷入口」バス停 尾ノ内渓谷入口を下車後、徒歩約20分
【車】
関越道花園インターから国道140号経由国道299号を群馬県方面へ 約50km約100分
カーナビゲーションをご利用の方は、下記住所で検索してください。
埼玉県秩父郡小鹿野町河原沢996-1
尾ノ内氷柱2024駐車場
駐車場は約50台停められる無料のスペースが用意されています。
他にも、林道の途中と、渓谷の入り口にある龍頭神社(氷柱まで1.2㎞林道を歩く)などにもあります。
ライトアップ期間中は混雑するので、係員の誘導に従いましょう。
尾ノ内氷柱2024屋台などの露店の出店ある?
尾ノ内氷柱2024の期間中、地元の住民たちが運営するブースが設けられます。
そこでは、温かい郷土料理や、ジャガイモを使ったオリジナル料理「パターテ」などを楽しむことができ、甘酒や地元の方が手作りしたお漬物なども無料で提供されます。
これらのサービスは、寒い日に訪れた方々にとって非常に嬉しいものです。
尾ノ内氷柱2024見どころや魅力
埼玉県西部の秩父郡に位置する、日本百名山に数えられる霊峰・両神山(りょうかみさん)の麓に広がる美しい自然エリア、それが尾ノ内渓谷です。
この地域は「西武自然公園特別地域」として指定されており、手つかずの原生林が残り、ニホンカモシカやクロサンショウオなどの天然記念物が生息しています。
尾ノ内渓谷には、「尾ノ内(おのうち)氷柱」と呼ばれる人工の氷柱があります。
この氷柱は、尾ノ内沢から500メートルもの長さのパイプを使って作られ、地元の人々による手作りのもので、2010年から一般に公開されています。
見頃になると、尾ノ内氷柱は周囲150メートルに広がり、高さ60メートルに達し、その壮大さは訪れる人々を圧倒します。
尾ノ内渓谷周辺の小鹿野町の職人は、水の量や形を調整しながら氷柱を作り上げ、まさに芸術的な作品を創り出しています。
彼らはこの技術を「三十槌(みそつち)の氷柱」や「あしがくぼの氷柱」の地域にも伝え、秩父の冬の三大名所の一部を形成しました。
尾ノ内渓谷の氷柱は、両神山を源流とする尾ノ内渓谷のつり橋の隣にあり、美しい氷の景観が広がっています。
氷柱を見る際には、つり橋を渡ることをおすすめします。
つり橋を渡ると、巨大な氷柱を間近で見ることができ、氷柱と滝の壮大な景色を楽しむことができます。
夜間には、尾ノ内渓谷の氷柱がライトアップされ、幻想的な光景が広がります。
ライトアップはシーズン中の土日に限られており、地元の若者たちが企画から実施まで手がけ、照明を工夫しています。
氷の厚みや形に応じて、光の反射が変化し、幻想的な雰囲気が楽しめます。
昼間とは異なる表情を見せ、ライトアップの美しい色彩が幽玄の世界を演出します。
さらに詳細については、尾ノ内氷柱の公式サイトで確認が出来ます。
尾ノ内氷柱の公式サイトへ>>