弘前公園内では、豊かな景色が広がっています。
公園内には紅葉が約1,100本の楓と約2,600本の桜で彩られ、その美しい色彩が一際輝いています。
鮮やかな彩りが広がるお城で、弘前城菊と紅葉まつりが毎年開催されています。
この祭りは、紅葉を楽しみながら、菊の育成に情熱を注ぐ人々が集い、菊の展示会などが行われています。
この祭りは、昭和37年(1962年)に「菊ともみじまつり」として始まり、その歴史は長いものです。
現在では、弘前城植物園が中心となり、フラワーアートの展示や市民による菊の花展などが開催され、古城の美しい秋が演出されています。
夜には、特別なライトアップイベントが行われ、昼間とは異なる幻想的な表情を楽しむことができます。
その他にも、弘前公園内には見どころが多く点在しており、訪れる人々に深い秋の魅力を感じさせてくれます。
そんな素敵な弘前公園内で開催される弘前城菊と紅葉まつり2023について詳しく説明をしていきたいともいます。
弘前城菊と紅葉まつり2023はいつから?期間は?基本情報
【期間】
2023年10月27日(金)~11月5日(日)
【時間】
午前9時~午後8時(入場は、午後7時30分まで)
※紅葉特別ライトアップ:16:00~21:00
【開催場所】
弘前公園(メイン会場:弘前城植物園)
【入園料】
紅葉自体は無料で楽しむことが出来ます。有料エリアがあるので以下に記載します。 【弘前城植物園】
■個人
大人(高校生以上):¥320、小人(小・中学生):¥100
■団体 (※10名以上)
大人(高校生以上):¥250、小人(小・中学生):¥80
【共通入園券】
(弘前城植物園/本丸・北の郭/藤田記念庭園)
■個人
大人(高校生以上):¥520、小人(小・中学生):¥160
■団体 (※10名以上)
大人(高校生以上):¥470、小人(小・中学生):¥130
弘前城の紅葉の見頃
基本的に、10月中旬から11月上旬が紅葉の見ごろになります。
約1100本の楓の葉は、古い城の松の深い緑と対比を成す美しい色合いを持ち、寒冷な北国の恵まれた気候の影響で特に鮮やかです。
約2600本の桜は、通常10月下旬に見頃を迎え、その美しさを引き立てるために一部がライトで照らされます。
推定樹齢400年と言われる銀杏の木は、津軽の冬の訪れを告げる存在で、11月上旬から最も美しい状態を迎えます。
ちなみに最新の紅葉の見ごろ情報は、弘前公園の公式X(旧ツイッタ―)アカウントで更新されているので、参考にしてみてください。
弘前公園公式アカウント>>
弘前城菊と紅葉まつり歴史
毎年、10月末から11月にかけて、弘前城では「弘前城菊と紅葉まつり」が開催されます。
1000本の楓と2600本の桜が一斉に彩り豊かになる光景は、見事な壮観であり、桜の季節にも引けを取らない美しさです。
美しい紅葉が広がるお城で行われる「弘前城菊と紅葉まつり」は、観楓会というグループがお互いの育てた菊を競い合う品評会などを開催していたものが、昭和37年(1962年)に「菊ともみじまつり」として発展しました。
現在では、弘前城植物園をメイン会場に、壮大な菊人形やユニークな菊のトピアリー、香り高い大輪や中輪、懸崖などが見事に展示され、古城の秋の美を彩ります。細部にまでこだわった菊人形は園内に点在し、紅葉と多彩な菊が同時に楽しめます。
夜には公園の一部がライトアップされ、紅葉が夜空で幻想的に輝きます。
その他にも、弘前公園には樹齢300年の根上がりイチョウなど、美しい紅葉の名所が点在しており、訪れる人々に深い秋の感動を与えます。
弘前城菊と紅葉まつりの見どころ
毎年11月初旬に開催される秋のイベントは、「弘前城菊と紅葉まつり」と呼ばれています。このイベントは、観楓会と呼ばれるグループが育てた菊を競い合う品評会などを通じて成長し、昭和37年(1962年)に「菊ともみじまつり」として始まりました。
この祭りは現在も続いており、毎年弘前公園内で行われます。 弘前公園には約1000本の楓と2600本の桜があり、これらが秋に色づく様子は圧巻です。桜の季節には劣らない美しさで、華やかな景色を楽しむことができます。
期間中、弘前公園と弘前城植物園の様々な場所には菊人形や寄せ植えが展示され、紅葉の美しさを一層際立たせています。 古い城の堀は、秋になると桜の葉が次第に美しい色に変わります。特に外堀は色づきが早く、トンネルのような桜紅葉の通路ができます。
これは春の桜が咲く頃には淡いピンク色のトンネルとして知られる場所です。 桜の美しさを保つために丹精込めて手入れされた桜が、秋には鮮やかなオレンジ色を水面に映し出し、美しい景色を作り出します。
季節ごとに異なる風景を楽しむことができるのも特徴です。 紅葉が多彩な色で彩られ、赤やオレンジ、黄色が交差する様子は、弘前公園ならではの魅力です。一歩一歩歩くたびに景色が変わり、その美しさに心が引き込まれます。
弘前公園内には200年から500年の大きな木が点在しており、中でも300年以上の大きな黄色いイチョウは特に目を引きます。このイチョウは「根上がりイチョウ」として知られ、地上に露出した根から名前を得ています。
この木は長い歴史を持ち、その存在は重みと温かみを感じさせます。 「菊と紅葉まつり」の期間中、弘前城の建物や門、塔などがライトアップされ、さらにカエデと桜の紅葉も特別にライトで照らされます。
夜には紅葉が異なる魅力を放つ姿を楽しむことができます。また、和紙を使用した燈籠が夜道を柔らかい光で照らし、紅葉とともに日本の風情を楽しむことができます。
弘前城へのアクセス
【開催場所】
弘前公園(メイン会場:弘前城植物園)
青森県弘前市下白銀町1
【お問い合わせ】
0172-37-5501
【電車】
JR・弘南鉄道弘前駅よりバス約15分、市役所前下車徒歩約4分
【車】
東北自動車道大鰐弘前ICより約25分
弘前城菊と紅葉まつりの駐車場
弘前公園の近くには主に4つほど駐車場があるので紹介したいと思います。
市立観光館
追手門広場内にあります。
【住所】
青森県弘前市下白銀町2-1 (地下に駐車場があります)
弘前文化センター
弘前公園東門のすぐそばにあります。
【住所】
弘前市大字下白銀町19-4
津軽藩ねぷた村
【住所】
弘前市亀甲町61
弘前市役所
追手門広場のすぐ近くにあります。
【住所】
弘前市上白銀町1-1